山小屋だより

街歩きや山歩きで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、ご一緒に歩きましょう。

後立山・種池山荘から扇沢(その2)

2016-11-06 05:00:00 | 北アルプス
※このシリーズの最終回です。



この駅とは扇沢駅を指すようです。



下をみると扇沢が見えています。
立山アルペンルートの発着駅です。
朝が早いので、車が少ないです。




かなり荒れた登山道です。



テンニンソウが咲いていました。
花は下から上に向かって咲いて行きます。



登山口に着きました。
種池山荘を出発してから丁度3時間でした。



このルートは一般に「柏原新道」と呼ばれています。
左には「遭難事故多発 知って備えて 安全登山」という幟旗が立っています。
登山届を出しましょう!というスローガンです。


こんな車道を約15分歩きます。



途中にハナウドが咲いていました。
シシウドとの違いは外側の花が一段と大きいことです。



扇沢駅に着いたら、タクシーが1台待っていました。
本当はバスに乗る予定でしたが、少しでも早く温泉に入りたかったので、
迷わずタクシーでこの温泉に運んで貰いました。
大町温泉郷にある「薬師の湯」です。
夜行バスを含めると5日振りの温泉でした。



温泉でスッキリしたあとは、ここからバスで信濃大町駅まで行きます。




そばの花がきれいでした。



稲も刈り入れを待つばかりでした。


信濃大町駅です。




ここからこの各駅停車で松本にでます。
松本からは特急で新宿に向かいました。



ここはもう稲刈りが終わっていました。
有明山も雲の中でした。



一面に広がるそば畑です。
新そばが食べられるのはもう少し経ってからのようです。




我が家に帰る途中で居酒屋の寄りました。
新サンマの塩焼きが美味しかったです。




家路に着く途中で西の空にこんな現象が現れました。
ブルーの光りがまっすぐに伸びています。
これも光芒という現象のようです。



少し引いてみました。
真っ黒な雲も異様でした。
僅か数分でこの現象は消えてしまいました。

※自然は時として不思議な現象を提供してくれます。
最後まで楽しめた「後立山の山行」でした。



後立山・種池山荘から扇沢(その1)

2016-11-05 05:00:00 | 北アルプス

朝食前に山荘の外にでてみました。
東の空は厚い雲に覆われていました。
やや左に見える灯は冷池山荘です。



山荘の朝食です。
ご飯と味噌汁はお代わり自由でした。



大きく雲が流れています。



種池山荘の奥に見える爺ヶ岳も雲の中でした。



一瞬、東の空が赤くなりました。
冷池山荘もよく見えています。
この後、すぐに見えなくなりました。



雨雲が低く垂れこめています。
下界は晴れているようです。



身支度を整えて出発しました。
この日は扇沢まで下るだけです。



気温は10℃くらいでひんやりしていました。



タテヤマアザミです。
花が少し下を向いています。
葉っぱのトゲも鋭くありません。



こんな案内板がありました。
ここから富士山が見えるようです。



この日、見えたのは富士山によく似た山でした。




タテヤマアザミの群生です。




針ノ木岳に向かう尾根です。
雲が深く垂れこめています。
もしかしたら、雨が降っているかも知れません。



ここにもタテヤマアザミが群生していました。



ゴゼンタチバナの実です。
葉っぱが4枚の時には花が咲きません。



左に「石のベンチ」があります。



ナナカマドが少し紅葉しています。



石がゴロゴロした登山道です。
濡れていると滑りやすいです。



種池山荘が見えています。
まだまだ下ります。


※昨日、「大菩薩嶺登山」としましたが、今日でした。
天気もよさそうなので、楽しんできます。

後立山・キレット小屋から種池山荘(その5)

2016-11-04 05:00:00 | 北アルプス

冷池山荘が見えてきました。



正面玄関です。
この山荘にも何度か泊まっています。



山荘前でランチにしました。
ランチ後再び出発しました。



ナナカマドが少し色づいています。



ここから登りが始まります。



振り返ってみました。
冷池山荘はガスに包まれてみえなくなりました。



ウラシマツツジの紅葉です。
これが群生しているときれいです。



イワヒバりが突然飛んできました。
「何かあったの?」というような顔でこちらを見ていました。



先がまったく見えません。



ライチョウが目の前にでてきました。
道をあけて欲しかったのですが、なかなか動こうとしませんでした。




目の上が赤いので、オスのようです。



何度もこちらを見ていました。
「ライチョウに会うと天気が崩れる」といわれています。
先を急ぎました。



オンタデが紅葉しています。



ナナカマドの紅葉です。



種池山荘に着きました。
キレット小屋を出発してから約8時間の歩きでした。



種池山荘の玄関です。
山荘に入って宿泊手続きを済ませ、部屋に案内されました。
それから30分もしないうちに土砂降りになりました。


先ずは生ビールで渇いた喉を潤しました。
氷結も2本ほど飲んでやっと落ち着きました。



部屋から外を眺めました。
叩きつけるように雨が降っています。
途中で降られなくてよかったです。



山荘の受付です。
この日の宿泊者は10名くらいでした。



玄関ホールはかなり広いです。
右奥にはテレビもあり、ずっと天気予報を流していました。



我々4人で個室が与えられました。
ゆっくり休めそうです。



夕食です。
ご飯と味噌汁はお代わり自由でした。
食後は特にすることもないので、早々に布団に潜り込みました。




後立山・キレット小屋から種池山荘(その4)

2016-11-03 05:00:00 | 北アルプス

左の尾根に見える小屋が冷池(つめたいけ)山荘、更に稜線をたどると
やや右奥に種池山荘が見えています。
2つの山荘が同時に見えるのは珍しいです。



振り返ってみました。
右が鹿島槍の北峰、更に左に歩いてきた稜線がきれいに見えています。




キレット小屋をズーミングしてみました。
上の画面のどのあたりかおわかりでしょうか?




笑っている立山です。



素晴らしい岩峰の剣岳・・・



ハクサンイチゲの蕾・・・
寝坊したようです。


やっと開いてくれたトウヤクリンドウ・・・
きれいな姿に出会えてよかったです。



ネバリノギランは枯れていました。



かわいいミヤマコゴメグサ・・・
これも遅咲きのようです。



チシマギキョウ・・・
ヒゲが特徴です。



イワベンケイの種(たね)です。




布引山の頂上に着きました。
鹿島槍の南峰から丁度1時間の歩きでした。




日本海と能登半島です。



オヤマリンドウも嬉しそうです。



ガスがでてきました。
ここは夏にはたくさんの花が咲くところです。



ウラジロナナカマドの葉っぱが丸くなっています。
寒さを防ぐ知恵です。



チングルマの穂です。
群生しているときれいです。



ますますガスが濃くなってきました。



ここはキャンプ地です。
この先に冷池山荘があります。



シラタマノキです。
潰すとサロメチールの匂いがします。



ゴゼンタチバナの実です。
葉っぱが4枚だと花が咲きません。
まもなく、冷池山荘に到着します。




後立山・キレット小屋から種池山荘(その3)

2016-11-02 05:00:00 | 北アルプス

頂上の標識と雲海です。



これから歩く稜線がすっかり雲に隠れてしまいました。



北峰を下りてこれから南峰に向かいます。



稜線を流れ落ちる雲を「滝雲」と呼んでいます。



鹿島槍の南峰です。




ヤマハハコが笑顔を見せていました。
花びらが真っ白で貝殻細工のようです。



滝雲がいつまでも流れていました。



歩いてきた稜線です。


今にも落っこちそうな岩です。
「この先に行くな!」というペンキマークがありました。



ミネウスユキソウが咲いていました。
エーデルワイスの仲間です。




イワウメの花後です。


コメバツガザクラの花後です。
この種の花は終わると上を向きます。



岩場をよじ登っています。




イワオウギの種(たね)です。
この時期は種(たね)を見るのも楽しいです。



鹿島槍の南峰の頂上です。
北峰より47m高いです。



ここには三角点がありました。



頂上全体はこんな感じです。
かなり広い頂上でした。



右が剱岳、左が立山です。
立山に笑っている顔が2つ見えました。
「ご苦労さま!」とでもいっているようでした。




後立山・キレット小屋から種池山荘(その2)

2016-11-01 05:00:00 | 北アルプス

雲がいい感じです。
まるで天女が舞い降りてきたように見えました。



雲海もいい感じです。



左奥に戸隠山や妙高山が見えてきました。




少しズーミングしてみました。


歩いてきた稜線です。
黄色い板から下は大きく切れ落ちています。



手前に街が見えます。
黒部あたりでしょうか?
その先は海で一番奥に能登半島がうっすらと見えています。




分岐に着きました。
これから鹿島槍の北峰に向かいます。



ピストンするので、ザックは置いて行くことにしました。
一番手前が私のザックです。




雲が左から右に流れています。
右奥の尖っている山が槍ヶ岳です。
手前の稜線の右に小屋がみえますが、この日の宿の種池山荘です。



槍ヶ岳をズーミングしてみました。
種池山荘もよくみえています。



鹿島槍ヶ岳北峰の頂上です。
吊り尾根の分岐から約15分の歩きでした。



種池山荘から右の稜線をたどると正面やや右の高い山が針ノ木岳です。
その左のどっしりとした山が蓮華岳・・・
一番左に槍ヶ岳がその存在感を示しています。



更に右に目をやると薬師岳が姿を見せてくれました。



八ヶ岳と富士山です。




富士山をズーミングしてみました。
頂上に笠雲がかかっています。
笠雲がかかると2〜3日後には雨になるといわれています。



雲がどんどんあがってきて手前の稜線が見えなくなりました。



歩いてきた方向です。
一番奥が唐松岳のようです。
雲が稜線を右から左に滝のように流れています。




空の雲から秋を感じました。
正面奥に八ヶ岳と富士山が見えますが、おわかりでしょうか?
肉眼ではこんな感じに見えました。





後立山・キレット小屋から種池山荘(その1)

2016-10-31 05:00:00 | 北アルプス
※9月5日の朝を迎えました。



朝食です。
目玉焼きがでたのにはビックリしました。
タラコも美味しかったです。



朝食後、外に出てみました。
左に剱岳がみえています。




剱岳をズーミングしてみました。
三の窓までよく見えています。



朝焼けに輝きました。



夜中にかなり雨が降っていましたが、よく晴れてくれました。




キレット小屋のベンチです。
一番奥の建物がトイレです。



身支度を整えて出発しました。
早速雲海が出迎えてくれました。




小屋からすぐに急登が始まります。
少し登ってからキレット小屋を振り返ってみました。
よくぞあんなところに小屋を造ったものだと感心しました。




クサリ場です。



雲海に太陽が浮かんでいました。



左の一番奥が北尾根の頭です。
前の日はこの稜線を歩いてきました。




目の前に浮かぶ雲海です。




ここが「八峰キレット」と呼ばれているところです。
左が大きく切れ落ちています。



こんな岩場の連続です。



滑落注意の標識です。



正面奥が毛勝三山のようです。
積雪がないと登れない山といわれています。



振り返ってみました。
素晴らしい稜線です。



これから向かう尾根です。
よく晴れていました。








後立山・唐松岳からキレット小屋(その6)

2016-10-30 05:00:00 | 北アルプス

また、ガスが湧いてきました。



突然、ライチョウがでてきました。



すぐにハイマツの中に入っていきました。
ライチョウに出会うと雨になるといわれています。




北尾根の頭に着きました。
標高2550mです。



まだまだ登山道は続いています。



岩場の登りです。



右側が大きく切れ落ちています。



歩いてきた方向を振り返ってみました。
遠くの山は雲の中でした。



更に岩場を登ります。




途中にこんな札がありました。



ここはかなり長い岩場でした。




まだ登ります。



あと15分・・・



もう少し・・・・です。




このハシゴもかなり長いです。



やっとキレット小屋が見えてきました。



小屋に到着です。
唐松山荘を出発してから約9時間の歩きでした。



小屋の内部です。



この日の宿泊者は5名でした。



夕食です。
「エビフライ」と奥の小皿は「イカ刺し」でした。




外に出てみたら、土砂降りでした。
もう少し遅かったら、雨にあっていたかも知れません。
やはりライチョウが教えてくれたようです。

後立山・唐松岳からキレット小屋(その5)

2016-10-29 05:00:00 | 北アルプス
※昨夜遅く韓国から帰ってきました。
ブログ、続けます。




少し葉っぱが青いウルップソウがありました。



こんな感じで群生しています。




クサリ場を登ります。



G5を通過します。
ここまで少し時間がかかりました。
この先は大きく下っています。




こんな感じの登山道が続きます。



前からも後ろからもくる登山者はいません。



ペンキマークはガスっている時、よい目印になります。



歩いてきた登山道です。



ガスがなかなか取れません。



ミヤマダイコンソウが少し赤くなっていました。



岩場の尾根歩きです。



トウヤクリンドウが笑っていました。



黙々と歩いています。




この先にハシゴがあるようです。




かなり長いハシゴでした。



上から覗いてみました。




その次に現れたハシゴです。
なかなかキレット小屋が見えません。
そろそろ雨が心配になってきました。

後立山・唐松山荘からキレット小屋(その4)

2016-10-28 05:00:00 | 北アルプス

五竜山荘に到着です。
唐松山荘を出発してから約2時間40分でした。
左のシャッターに「武田菱」が描かれています。



女性が静かに音楽を聴いていました。
このシャツは五竜山荘のオリジナルです。



小屋の裏側にザックをデボする棚があります。
ここにザックを置いて五竜岳をピストンする登山者も多いようです。




10分ほど休憩してから出発しました。




岩に刻まれた登山道です。




少しずつ高度を稼いでいます。



かなり厳しいルートです。



狭い岩場を縫って進みます。



この標識には見覚えがありました。



やっと展望が開けました。



ここは分岐です。
頂上はここから更に奥になります。




ここが頂上です。
標高2814m、よく晴れていました。




雲の間から顔を出しているのが、唐松岳です。



これからキレット小屋に向かいます。




これから向かう方向です。
登山道がよく見えています。



ウルップソウが枯れてドライフラワーになっていました。
北アルプスでも限られたところでしか見ることができません。



こちらはトウヤクリンドウです。
やはりなかなか開いた姿を見せてくれない花です。



後立山・唐松山荘からキレット小屋(その3)

2016-10-27 05:00:00 | 北アルプス

太陽がだいぶ高くなってきました。



五竜岳を手のひらに乗せてみました。



ヤマハハコは貝殻細工のようです。



深く切れ落ちた谷です。




また、ガスが湧いてきました。




谷の奥に雪渓が口を開けています。



ハリブキの真っ赤な実・・・
葉っぱにもトゲがあるので、うっかり触るとたいへんです。



五竜岳の雄姿です。
これからあの山の頂上に登ります。
左に登山道が糸のように見えています。



左からガスが流れています。



ミヤマダイコンソウ・・・
葉っぱが真っ赤に紅葉します。



ウラシマツツジ・・・
これも真っ赤に紅葉します。
小さな葉っぱはコメバツガザクラです。
つぼ型の白い花が咲きます。




歩いてきた方向を振り返ってみました。
後ろ姿はこれから唐松山荘に向かうという登山者です。



私の影です。



分岐にでました。
まっすぐ進めば「遠見尾根」です。



五竜山荘が見えてきました。



登山者が登ってきます。



雨水をタンクに溜めています。
山では水が貴重です。








後立山・唐松山荘からキレット小屋(その2)

2016-10-26 05:00:00 | 北アルプス

一瞬、ガスがとれてこれから向かう五竜岳が姿を
見せてくれました。





雲が大きく谷に向かって流れています。




光芒です。
「天使の梯子」とか「天使の階段」などと呼ばれています。



八ヶ岳とその右奥に富士山も姿を見せてくれました。



ここも大きく切れ落ちています。



足元に注意してゆっくり歩きましょう。
濡れていると嫌なところです。



左が剱岳、右が毛勝三山です。
手前に見える白い筋は唐松から富山の祖母谷(ばばだに)温泉に下る登山道です。
10時間以上かかるハードなコースです。




歩いてきた登山道です。
反対側からきた登山者が通り過ぎました。



五竜岳が大きな姿を見せています。



立山と剱岳です。



この少し手前でヘルメットを着用しました。
こんな岩場がまだまだ続きます。




ブロッケンです。
光の輪の中に私が入っています。




チシマギキョウが咲いていました。
花びらにヒゲがたくさんあります。




立山と剱岳です。



五竜岳も大きくなってきました。




剱岳を」ズーミングしてみました。



こちらは立山です。
左下にポツンと白く見えるところが大観峰です。
黒部湖からケーブルで黒部平にあがりそこからロープウェイで大観峰まで上ります。
ここから先は室堂平までトロリーバスが運んでくれます。
いわゆる「立山アルペンルート」のハイライト部分です。








後立山・唐松山荘からキレット小屋(その1)

2016-10-25 05:00:00 | 北アルプス

翌朝(9/4)、外に出てみました。
唐松岳に朝日が当たっています。



朝食です。
水が貴重なので、お茶を何杯もお代わりしました。





食堂はこんな感じです。
窓の外に山が見えています。



正面の尖った山が剱岳、その左が立山です。




剱岳をズーミングしてみました。
雪渓に雪が少ないようです。



こちらは立山です。
左の一番高いところが雄山です。
そこから右に富士ノ折立、真砂岳と続いています。



唐松岳に朝日が射してきました。
頂上にたくさんの人がいます。



ご来光です。
雲海と雲の間から昇ってきました。



立山と剱岳も赤く輝いてきました。




影絵ができています。
これもブロッケン現象の一つのようです。



太陽がガスで真っ白になりました。



ブロッケンです。




これから五竜岳に向かいます。
「この先すぐに牛首のクサリ場」とあります。



クサリ場です。
右下が大きく切れ落ちています。



振り返ってみました。
後ろからきたパーティは仲間の女性が具合悪くなったといって
ここから引き返して行きました。



トウヤクリンドウが咲いていました。
そろそろ終わりのようです。



かなり厳しいクサリ場です。
右側も大きく切れ落ちています。




ガスが濃くて先がどうなっているのか、わかりません。
足元を確認し、慎重に歩きました。


    ◎お知らせ

※今日から韓国の山に出かけます。
3泊して28日の夜、帰ってくる予定です。
ブログは続けますが、みなさんのところにはご訪問できないと思います。
ご容赦ください。

後立山・八方尾根から唐松岳(その5)

2016-10-24 05:00:00 | 北アルプス

山荘が小さくなりました。



イワギキョウです。
チシマギキョウにはヒゲがたくさんありますが、
イワギキョウにはありません。



唐松岳の頂上です。
山荘から丁度1時間の歩きでした。



ここから不帰嶮(かえらずのけん)に向かいます。
クサリ場が幾つもあり、かなり厳しいルートです。





頂上で10分ほど休憩して山荘に戻ります。




コマクサが咲いているところです。




何とか見られる花がありました。
地中に30cm以上根を張っているので、多少の風ではビクともしません。



もう1度唐松岳を振り返ってみました。
帰りは約50分でした。



我々が宿泊する小屋(北館)です。



イワツメクサが咲いていました。
花びらが10枚にみえますが、実際には5枚です。
1枚ずつの花びらが大きく切れ込んでいます。



夕食です。
ご飯と味噌汁はお代わり自由でした。



北館にも登山者がたくさん入ってきました。
この日はかなりの宿泊者があったようです。



水は自動販売機で購入します。
1本¥300は仕方ないですね。
常に3本くらいは持って歩きたいです。


寝る前に外に出てみたら、ガスっていて何も見えませんでした。
翌日に備えて早々に布団に潜りました。




後立山・八方尾根から唐松岳(その4)

2016-10-23 05:00:00 | 北アルプス

丸山ケルンです。




左が不帰嶮・第三峰です。
なかなか厳しい岩峰でした。



ここにはたくさんの登山者が休憩していました。
我々もここでランチでした。




オヤマリンドウが咲いていました。
先日のポーランドの山では大きく口を開けて笑っていました。
日本ではあまり開かないようです。




また、ガスがでてきました。



ここは少し危険なところです。
足元に注意して慎重に歩きましょう。



標高が高いところなので、ミヤマアキノキリンソウです。
全体が丸い形をしているので、黄輪(キリン)です。




やっと小屋が見えてきました。
第一ケルンを出発してから約3時間50分でした。
この日の参加者は男性ばかり4名でした。



分岐にでました。
翌日はここから五竜岳に向かいます。



唐松岳も少しガスっています。



久し振りの唐松山荘です。
ここにザックをデボして唐松岳をピストンする人も多いようです。



山荘の玄関です。
ここで宿泊の手続きをします。



唐松岳が見えてきました。



反対側から見た唐松山荘です。




我々は別館に案内されました。
手前が我々の宿泊する部屋です。
部屋といっても二段ベッドです。



奥までこんな感じです。
一番奥にトイレがあります。




部屋にザックをおいて、唐松岳に向かいます。
途中にコマクサの名残花が咲いていました。
よく見ると種ができています。



深い谷です。
登山道はここから富山県の祖母谷(ばばだに)に向かうルートです。
約10時間くらいかかるロングコースです。