山小屋だより

街歩きや山歩きで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、ご一緒に歩きましょう。

信越トレイル(最終回)

2017-11-15 05:00:00 | 長野の山

前日と同じ「仏ヶ峰登山口」が終点でした。
この日の歩きは丁度6時間でした。

※きれいに刈り払われたスキー場のゲレンデを歩きました。
ふわふわとして気持ちよかったです。



マイクロバスが待っていました。
流れでている水で靴の泥を落とし、雨具を脱いでから車に乗り込みました。




ここで温泉に入ります。





少し温めのアルカリ単純泉でした。



露天風呂もありました。
のんびり温泉に浸って着替えをしてサッパリしました。



帰りも飯山駅からです。




新幹線・はくたか号が入ってきました。
自由席でしたが、空席が多かったです。
下車駅の大宮まで1時間30分の列車の旅でした。


信越トレイル(その9)

2017-11-14 05:00:00 | 長野の山

ランチ後、出発です。



ユキザサの実です。
葉っぱはほとんど枯れていました。



コシアブラの紅葉です。
春の若葉は天ぷらにすると美味しいです。



カエデの紅葉です。
青空が欲しかったです。



紅葉を掻き分けて進みます。



小沢峠に着きました。
終点まであと2.3キロです。



ヤマウルシです。
陽があたるところでは真っ赤に紅葉し、日影ではこのように
黄色く紅葉します。



雲が下から湧いてきています。



ツルアリドウシの実です。
このコースにはたくさんありました。



終点まで0.8キロです。



ブナの木の根っこからエイリアンが顔を出していました。



スキーリフトが見えてきました。



大きなブナの木ともお別れです。



ススキの中を歩きます。
雨はすっかり上がりました。



信越トレイル(その8)

2017-11-13 05:00:00 | 長野の山

雲海が広がっています。



ウリハダカエデが色づいていました。
木の肌がウリの肌のようです。



山全体に紅葉が始まっています。




ふかふかした落ち葉の登山道です。



雲海があっという間に山を隠してしまいました。



ここは少し尾根が痩せていました。
木の根っこに要注意です。



アップダウンを繰り返します。



痩せ尾根が続きます。




ナナカマドの実が雨に濡れていました。



少し広いところにでました。



ブナ林がきれいです。



ガスが少し湧いてきています。



ここでランチにしました。
宿で作って貰ったお弁当です。
おにぎりは1個で十分でした。



すぐ近くの倒木にコケが生えていました。
水滴がきれいでした。



ガスが晴れるとこんな感じのブナ林です。

※このコースは4年前にも歩いています。
ランチを食べた場所もまったく同じでした。




信越トレイル(その7)

2017-11-12 05:00:00 | 長野の山

よく踏まれた登山道です。



久々野峠(くぐのとうげ)に着きました。
長野県側と新潟県側の分岐です。



カエデの紅葉です。



ムシカリの紅葉がきれいです。



米山が雲に隠れるところです。



曲がりくねったブナです。



まるでジャングルのようでした。


歩いてきた方向です。
大雪がこんなブナを造ったようです。




鍋倉山に着きました。
歩き出してからここまで約2時間でした。



頂上はかなり広いところです。
石の祠がありました。




紅葉の中を進みます。




静かな登山道です。



ブナ林がきれいです。




ツクバネソウの実が落ちていました。
真っ赤なガクが残っています。



樹林帯の中を進みます。
雨は少し小降りになりました。



オオイワカガミの花を見つけました。
6月頃咲く花です。



ローアングルで撮ってみました。
花びらが雨に濡れてガラス細工のようです。
こんな時期に出会うとは思いませんでした。







信越トレイル(その6)

2017-11-11 05:00:00 | 長野の山

曲がりくねったブナがたくさんあります。



ぼんやりしていると「肘鉄」を食らいそうです。



筒方峠(どうがたとうげ)です。
ここは新潟県上越市になります。
クマが食べにくるというミズバショウの森がこの先にあります。




歩いてきた登山道です。



突然視界が開けました。
遠くに日本海が見えています。



右下に見えるのは光ヶ原高原と頚城平野です。



雪の重みで傾斜したブナの下を進みます。



オオイワカガミが群生していました。
春の花の頃歩きたいところです。



ツルアリドウシ(別名:イチリョウ)の実です。



よく手入れされた登山道です。




紅葉がきれいでした。



米山が雲海に浮かんでいます。
米山の左下は新潟県の柏崎です。



米山をズーミングしてみました。



正面奥は直江津港でしょうか?
晴れていれば佐渡も見えるようです。



米山もこの後雲に隠れてしまいました。



ここは黒倉山の頂上です。
この標識には標高1242mと表示してあります。



少し離れたところに2つの標識がありました。
石の標識には標高1245m、その奥の標識には標高1247mとあります。
ちなみにガイドブックには標高1242mとありました。








信越トレイル(その5)

2017-11-10 05:00:00 | 長野の山
※10月13日です。
セクション4を歩きます。



宿の朝食です。
ご飯が美味しかったです。



宿の全景です。
この日も朝から雨が降っていました。



マイクロバスで登山口まで送って貰います。



林道を走っています。




ここから出発します。
ここは関田峠というところです。



前日のセクション3は仏ヶ峰登山口で終了しました。
ここから関田峠に向かうと上りが多くなります。
逆コースとして関田峠から仏ヶ峰まで歩きます。




雨具を着けて出発しました。



曲がりくねったブナが行く手を邪魔します。



きれいなブナ林です。




降り替えってみました。
トレイルはよく整備されています。




茶屋池に行ってみます。





倒木の上にかわいい葉っぱが落ちていました。




サワフタギの実がありました。



茶屋池を遠くから眺めました。
雨で煙っています。



再び元の場所に戻って黒倉山に向かいます。
風がなかったので、それほど寒くはありませんでした。





信越トレイル(その4)

2017-11-09 05:00:00 | 長野の山

ヤマウルシの紅葉がきれいでした。



オオイワカガミの花後です。



チゴユリの実もありました。
もっと熟すと真っ黒になります。


終点まであと1.5キロです。




山全体も紅葉が始まっています。



コケの水滴がきれいでした。



ブナ林を歩いています。
雨は上がってきました。




あと200mです。




広場にでました。
ここはスキー場です。




ここが終点でした。
ここまで涌井から6時間15分でした。




スキー場のゲレンデです。



水場がありました。
ここで靴の泥を洗いました。
少し待っていたら、宿のマイクロバスが迎えにきてくれました。



ここが今夜の宿です。
「まろうど」という名前のペンションでした。



食堂です。
鍋が用意されています。



夕食メニューです。



先ずはビールで乾杯でした。



しゃぶしゃぶです。
柔らかいブタ肉でした。
リンゴを食べて育ったそうです。



日本酒をオーダーしました。
なかなか美味しかったです。



部屋は2人で一部屋でした。
この日は我々10名で貸し切りでした。
雨音を聴きながら、静かに休みました。



信越トレイル(その3)

2017-11-08 05:00:00 | 長野の山

オオカメノキ(別名:ムシカリ)が紅葉していました。



アズマ屋がありました。
ここでランチにしました。
ここは黒倉山の頂上です。



アズマ屋は耐雪構造になっています。
このあたりは豪雪地帯として知られています。



ランチ後、出発しました。
雨は相変わらず降っています。




ミヤマアキノキリンソウが咲いていました。
花が頂点に集まって咲きます。



オオイワカガミの葉っぱです。
花は6月頃咲きます。



よく踏まれた登山道です。



左手に熊ノ巣池が見えてきました。
水がきれいでした。



ほぼ水平な登山道です。



ツルアリドウシ・・・
別名:イチリョウ(一両)です。



アキノギンリョウソウです。
ギンリョウソウは6月頃咲きますが、これは9月頃咲きます。
花が終わるとこのように上を向きます。



桂池に着きました。
涌井を出発してから、丁度4時間でした。



ここにはギフチョウが生息しているようです。
こんな注意看板がありました。




仏ヶ峰登山口に向かいます。



オオイタドリが群生していました。
場所によっては3mくらいになる植物です。








信越トレイル(その2)

2017-11-07 05:00:00 | 長野の山

山にはガスがかかっています。



田んぼが見えます。
まだ稲刈りが終わっていないようです。



富倉峠に着きました。
歩き出して丁度1時間でした。




ホウ葉がたくさん落ちています。



サルナシを見つけました。
キュウイの原種といわれています。
女性にプレゼントしました。



大将陣跡です。
上杉謙信が川中島合戦の際、ここで兵を休めた場所だそうです。



登り切ったところに馬頭観音の碑がありました。



ここは謙信も使ったとされる旧富倉峠道(通称、謙信道)です。
現在は整備されていないので、入らないほうが無難です。



大きくカーブしています。




ノブドウがありました。



こちらはヤマブドウです。
実がありましたが、まだ青かったです。



ムラサキシキブです。
園芸種のコムラサキは花柄が葉っぱのすぐ側からでていますが、
これは少し離れています。




両側がきれいに刈り払われていました。



ここは「ソブの池」に向かいます。




ヌルデがきれいに紅葉していました。
ウルシによく似ていますが、茎に翼があるので区別できます。




ブナがでてきました。




フジヅルにでも巻きつかれたのでしょうか?



ホコリタケです。
触ると中から煙のように胞子を発散します。
雨は相変わらず降っています。







信越トレイル(その1)

2017-11-06 05:00:00 | 長野の山
※10月12日〜13日と信越トレイルを歩いてきました。



大宮から北陸新幹線・はくたか号に乗車しました。
指定席を予約しましたが、それほど混んではいませんでした。



高崎駅に近づきましした。
遠くに「高崎観音」が見えました。



少し、ズーミングしてみました。
女性と一緒だと「妬きもつ」を妬くそうです。



軽井沢あたりです。
ガスっていました。



長野あたりでは雨が降っていました。




「まもなく飯山です。」の表示がありました。



飯山駅で下車しました。




駅の広場にこんな飾りがありました。

※「おいこっと」とは長野から新潟県の十日町間を走っている列車の愛称です。
ここが東京の真逆にあたるので、TOKYOを反対をひらがな表記にして名づけたそうです。



飯山駅をでるとマイクロバスが待っていました。
すぐに乗り込んでこの日の登山口まで運んでもらいました。
雨が降っていたので、雨具を着けて出発です。



信越トレイルは長野県の斑尾山から新潟県の松之山までの約80キロあります。
この区間を6つのセクションに分けています。
この日はセクション3の涌井から仏ヶ峰登山口までを歩きます。



ここから富倉峠に向かいます。




今回のメンバーは男性4名、女性6名の合計10名です。



キバナアキギリが咲いていました。



クサギの実です。
かなり遠くでしたが、よく目立っていました。





乗鞍岳(最終回)

2017-08-20 05:00:00 | 長野の山

お花畑から見上げた畳平です。
ガスが切れるとスーッと浮かび上がりました。




鳥取から参加された二人の女性です。
この日は松本に宿泊すると話していました。




ここを登れば畳平です。



右手に大きな雪渓が残っています。



すぐ近くにコバイケイソウに囲まれたショウジョウバカマがありました。
雪の中からやっと目覚めたようです。




約20分の散策を終えてバスに乗ります。



肩の小屋口の登山口です。
バスの車窓からのショットです。




鈴蘭小屋に着きました。
ここで温泉に入って着替えをし、さっぱりしました。



鈴蘭小屋のスタッフの見送りを受けてこれから松本駅に向かいます。



道の駅・風穴の里で休憩しました。




ジャンボニンニクです。



冷たく冷やしたキュウリやトマト・・・
どれも美味しそうでした。




ルドベキアがきれいに咲いていました。

※この後、松本駅まで送って貰って解散しました。
展望はよくありませんでしたが、たくさんの高山植物に出会えた山旅でした。










乗鞍岳(その18)

2017-08-19 05:00:00 | 長野の山

左下に遊歩道が見えます。
木道に沿ってお花畑が広がっています。




畳平の駐車場です。
自転車が気持ちよさそうに通過して行きました。



バスターミナルです。
たくさんの観光客がいました。



これからお花畑を散策します。



早速、クロユリが姿を見せてくれました。



背丈が20cmくらいの低い花です。



カメラを低くしてできるだけきれいに撮ってあげました。



ハクサンイチゲも群生していました。




「♪黒百合は恋の花・・・」
こんな歌を思い出しました。




たくさん群生していました。



分岐にでました。
ここは右に進みます。



2本の木道がきれいに並んでいます。




白い花はすべてハクサンイチゲです。



この花を見るだけでもここにくる価値がありそうです。



雨に濡れてしっとりとしたクロユリです。
恋の花に相応しいと思いました。


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   ◎新聞記事


今回の乗鞍岳の記事が読売新聞の17日(木)の夕刊に掲載されました。
この続きは次の木曜日(24日)の夕刊になるようです。









乗鞍岳(その17)

2017-08-18 05:00:00 | 長野の山

左下に雪渓が見えています。
池との接点がコバルトブルーに輝いています。



この奥が頂上のようです。



富士見岳(標高2818m)の頂上に着きました。
登山口から約40分の登りでした。



少し休憩しただけで下ります。




ガスが流れて鶴ヶ池が見えてきました。
鶴の形をしているそうです。




日本一標高の高いところにあるバス停です。




ライチョウの親子がいました。



ここは長野県と岐阜県の県境です。
自転車レースがあるようで、自転車に乗った人が
何人かいました。



これから畳平に向かいます。



ガスっていますが、登山道はしっかりしています。



畳平が見えてきました。




ここからはほぼ平らです。



ヨツバシオガマです。
4枚の葉っぱが輪生しています。



手前が鶴ヶ池です。
ここからは鶴の姿に見えません。



もうすぐ畳平です。
観光バスがたくさん停車しています。










乗鞍岳(その16)

2017-08-17 05:00:00 | 長野の山

なだらかな登山道です。
雨はすっかり止みました。



大雪渓です。
スキーヤーがたくさんいます。




バスが停車しているところが「肩の小屋登山口」です。
朝、我々が登り出したところです。



乗鞍岳の剣ヶ峰は相変わらず雲の中です。




オンタデの群生です。
御嶽山で最初に発見されたタデの仲間です。



池の中の雪渓の切れ目がきれいでした。



ズーミングしてみました。
コバルトブルーに輝いています。



振り返ってみました。
右奥に自然科学研究機構・乗鞍観測所のドームが見えます。




ここで雨具を脱ぎました。
もう雨の心配はなさそうです。
ここから富士見岳に登ります。



コマクサがかなり登山道の近くに咲いていました。



雨に濡れてしっとりしていました。



柔らかいピンク色です。



大きな株です。



アップでご覧ください。



コマ(駒)の顔に見えるでしょうか?




ミヤマダイコンソウも声をかけていました。




最後にきれいなコマクサが待っていました。

※乗鞍にこれほどコマクサが咲いているとは意外でした。
コマクサは高山植物の女王といわれています。
たくさんの女王に出会えて大満足でした。



乗鞍岳(その15)

2017-08-16 05:00:00 | 長野の山

長い下りが続きます。




イワツメクサがマット状に咲いています。



赤い建物は東大宇宙線観測所です。




肩の小屋が見えてきました。




ハクサンイチゲの大群落です。



1つの茎に1~5個の花をつけます。




これは10個ほどの花をつけていました。




少し低いアングルで撮ってあげました。




肩の小屋に着きました。
剣ヶ峰から約50分の歩きでした。



小屋に入ってランチでした。
カレー、そば、うどんの3種類から選択できました。
私は「そば」をチョイスしました。



ランチをしている途中から土砂降りになりました。
雨具をつけるかどうか迷ったのですが、みんなに従いました。
本当は風がなかったので、傘だけで歩きたかったです。
でも、歩き出したらすぐに小降りになりました。



どうやら通り雨だったようです。
雲が切れていました。




奥が大雪渓です。
遠くに変わった物がみえています。



ズーミングしてみました。
オットセイに見えました。
燕岳には天に向かって飛び出そうとするイルカ岩があります。



イワギキョウです。
雨にも負けず上を向いて咲いています。



ハクサンボウフウです。
これでもせり科の仲間です。