別に、これ…『「歌手」と「俳優」の両立が 難しい理由』でも良かったんだけどね。ま、ま、ね…。
さてさて、AKB48とは、「歌手」である。「アイドル歌手」である。「グループアイドル歌手」なんだ。
でも、″女優やりたいです!″…これって、将来、なっかなかの苦労をするだろうなぁ~とか思っている部分があってね…。とりあえずは、2つやね。
しっかし、「女優」ね~。
【リズムが、″合ってしまう″という弱点】
僕が、このことを考えるようになったのは、たぶん、あれ…世界の歌姫・マドンナの主演映画を観た時、あれキッカケ。あそこからだ。
″なんだろう? この味気ない感じ…。別に、演技力が?ってことでもないような…、でも、なんでしょう? このサラッと進んじゃった2時間の感じは~?″ ってさ。
でも、それは、それとして、しばらくは 忘れていたんだよ。
だけど、それから、もう ずいぶんの月日が経ってからの ある日、突然、思ったんだ…
″そういえば、今現在、ハリウッドでトップを張っている人(役者さん)で、歌手として、まあ…活動していた人,今、両立している人とか…いないな~って。ウィル・スミスぐらい…か?″ってね。
それから、またまたの 時間の経過…
″今やったら、ビヨンセ???″ って感じ…。
僕は、この頃、思ったんだな…
″それは、歌手 及び…歌手出身の役者さんが、本物の…というか、なかなか大成しないのは、しにくいのは、
もしかしたら「(役者してる時とかでも)リズムが合い過ぎてしまっているからなんじゃないのかな?」と。
だから、あの時…あの時のマドンナって、そんな悪くないのに、妙にサラッと、でも、退屈~に感じたんだ~″ってね、一人解決。
でも、人って、そんなに音楽的,リズム的に生きてない(生活してない)からね…実は。
ラップのビートが 芯にある2時間とかは、もう そればっかだと、さすがに疲れる(というか、だれる & 飽きる)よな~、と。
そして、当然、AKBの子たちにもあると思ってるよ、そういう兆しがさ。だって、彼女たちも歌手なんだ。
正直、″今回は、この役だー!″…って、もう 初顔合わせ & 台本の初読み合わせの時点で、本人以外は分かってると思うな…
″あ、なんか…俺(私)が 気をつけよ″…と。
ただ、芝居にリズムが出過ぎてしまう…これって、いいこともあったりする。
例えば、志村(けん)さんが、ずっと言ってるように、
″歌手の方は、返しのリズムがいいから、コント…やりやすいんですよ″…とか、
松ちゃん(ダウンタウン)が、この前、言ってたように、
″アーティストの方って、みんな…短い時間やったら・・・トークのテンポというか、リズムいいでしょ。だから、『HEY HEY HEY』の時、テロップ出してもうたんや。あれは、面白ポイントの提示としては、成功やったと思うわ″…とかね。
″リズムが合う″、いや、″リズムが揃い過ぎる″といった方がいいのかな? とにかく、
″短い時間だったら持つ″… それが、本業と同時進行で、今現在、俳優活動をしている歌手の方の99%だと、僕は、思っているんだ。
″じゃ、2時間の本編では どうよ?″ってことだよね~。なっかなかの一握り。
まあ、手っ取り早い方法としては、多くのアイドルがやっているように、リズムだらけの現場の中に、職人さんのような俳優さんを数名…仕込むことだよね。錯覚させるためにね…バレないためにね。
だから、特に、アイドルの場合は、さあ!卒業しました!と、それ直後の1発目だよね…大事なのは。そして、本当を知るのはさ。
まあ、99%の人が 諦めて、残りの1%の人が なっかなかの苦労をしながら、自分なりのスタイルを創り上げていくのだと思うな~。
芝居…″合い過ぎるリズム″の(中の)2時間って、結構、気持ち悪いもんだよ…実は。
【表現方法の違い】
「歌」ってさ、例えば、悲しい歌の時は…
悲しい詩を、悲しいメロディー,悲しいバックサウンド、それを 悲しい表情( + 最近は、悲しい感じのダンス)にのせて 表現すると、これ…それっぽく見える(聞こえる)もんだ(もちろん、レベルの違いは ある)。
「歌い手」は、どこか…″自分自身であること″が 求められているものだと思う。もちろん、″今、歌っている…その歌詞の主人公に対する想い″…そこにありったけの感情を投入しては いるだろう…けどね。
これは、例えば、五木ひろし新春公演にて、
第1部…「歌謡ショー」
第2部…「清水の次郎長」。
でも、お客さんは、確実に、「″五木ひろしの″ 清水の次郎長」を観に来てる。
大切なのは、″五木ひろしが ″かっこよかった!んだってこと。 要するに、″五木ひろしが どうした?″ …なんだよね…お客さんは。だから、応えねばー!という独特な世界があるんよね…「歌手」には。
AKBも おんなじだよ。
それに、例えば、歌手、特に、AKBの場合。ん~ そうだなぁ~、今度は怒るシーンにしよか。付き合っている彼氏が浮気して、それが徐々にバレ出していくシーンだとしよう。
「怒る」→「もっと怒る」→「もっともっと怒る」→「もっともっともっと怒る」→「もっともっともっと怒る + よく見たら、右手のグーが やたらと強めの握りになってきてるな~」・・・ 。
歌手、特に、アイドルって、このパターン…多いのよね。1つしかない!って。
でも、歌手を経験しないで(あるいは、そこは、もう完全に断ち切ったカタチで、俳優業に専念!ってな人は)例えば、これ…同じシーンとかでも、
「怒る」→「ゆっくりめに怒る」→「笑う」→「半笑いで怒る」→「黙る」→「無視する」・・・ → 「敬語で話し始める」・・・ とかね、そういうこと。
つまり、「歌」を本業とする人って、″怒り″を ″笑い″で 表現すること、″悲しみ″を ″笑って″ 演じること、″喜び″を ″涙″で表すこと…は、ちょっとだけ出来る人いるな? でも、あんまり、そういうのに慣れていない…っていうのがある。
アイドル…特に、そういう(真っ直ぐ & 真っ白な)年代は、演技パターンが、非常にワンパターンなりやすいという下地があるってのもあるな~。
ま、『会いたかった』を怒りの表情で歌ってみる…みたいな訓練もしてないだろうしね。『軽蔑していた愛情』を笑いながら歌ってみる…とかもやったことないだろうしね…。
本当に、アイドル…現場で、″すいませーん!今度は違うパターンでお願いしますー!″、
もし、これ 言われたら(俳優同士の現場では、監督と話しながら…でも、わりとよくある 普通のこと)おそらく、パニック起こすと思う。でも、ケツカッチン…。アイドルは、それで 助かってるか? だって、妥協してくれるからね。
ただ、″今の2時間…あの子、ずっと、全部、驚きの場面で、目ぇむいてなかったか? (1個しかないんだ~)″…そういうのは、確実に、確実に、人の印象に残る。
だから、両立って、難しいよ~。もしくは、「歌」時期と「俳優」時期、「アイドル歌手」やってる期間と「女優」やってる期間とか…そこを完全ハッキリと分けることだ。いや、分けた方がいい。まだ、なんとかなる。
でも、「アイドル」やってる間は、無理なんだろうなぁ~?
福山雅治,織田裕二,松たか子みたいなんが、理想やね。
でも、なんか 手を打っとかないと、若い頃のそれって、結構…本当に1個しか できなくなってる、気づいたら…の可能性が 大やからね。
あ、そういや、こないだ、美輪(明宏)さんは こう言ってたな…
″歌,舞台,映像…もう全部やったらいいのよ。日本は、そういう俳優が少なすぎるのよ! オーホッホッホッ…″って。
でも、これって、よくよく考えてみたら、それを高いレベルで出来てるのって、美輪さん自身だな…と。おまけに、この人、声優とバラエティーもやってて、やっぱ、バケモノだな…と。
でも、これ、さっき挙げた3人にも言えることだけど、けっして ″上手い!″ってことじゃない。
押し通すというか、貫き通すというか、とにかく、″強い″俳優なんだと思う。
″強さは あるか?″…結局は、そこなんだと思う。
サプライズ…とかで、いちいち戻っているようじゃあ…ダメダメ。ほど遠いわな~。
「アイドル」と「女優」の両立は、不可能に限りなく近く…難しいことだと思う。ま、周りの大人たちは、その時、褒めてくれるだろうけどね、持ち上げてくれるだろうけどね。
それでも、″私、女優になりたいです!″…この想いを持って、AKBで、今、頑張るんだ!って子は、″できるだけ多くの板の上を経験するぞ!今は!″…そう割りきった方がいいと思う。
さてさて、AKB48とは、「歌手」である。「アイドル歌手」である。「グループアイドル歌手」なんだ。
でも、″女優やりたいです!″…これって、将来、なっかなかの苦労をするだろうなぁ~とか思っている部分があってね…。とりあえずは、2つやね。
しっかし、「女優」ね~。
【リズムが、″合ってしまう″という弱点】
僕が、このことを考えるようになったのは、たぶん、あれ…世界の歌姫・マドンナの主演映画を観た時、あれキッカケ。あそこからだ。
″なんだろう? この味気ない感じ…。別に、演技力が?ってことでもないような…、でも、なんでしょう? このサラッと進んじゃった2時間の感じは~?″ ってさ。
でも、それは、それとして、しばらくは 忘れていたんだよ。
だけど、それから、もう ずいぶんの月日が経ってからの ある日、突然、思ったんだ…
″そういえば、今現在、ハリウッドでトップを張っている人(役者さん)で、歌手として、まあ…活動していた人,今、両立している人とか…いないな~って。ウィル・スミスぐらい…か?″ってね。
それから、またまたの 時間の経過…
″今やったら、ビヨンセ???″ って感じ…。
僕は、この頃、思ったんだな…
″それは、歌手 及び…歌手出身の役者さんが、本物の…というか、なかなか大成しないのは、しにくいのは、
もしかしたら「(役者してる時とかでも)リズムが合い過ぎてしまっているからなんじゃないのかな?」と。
だから、あの時…あの時のマドンナって、そんな悪くないのに、妙にサラッと、でも、退屈~に感じたんだ~″ってね、一人解決。
でも、人って、そんなに音楽的,リズム的に生きてない(生活してない)からね…実は。
ラップのビートが 芯にある2時間とかは、もう そればっかだと、さすがに疲れる(というか、だれる & 飽きる)よな~、と。
そして、当然、AKBの子たちにもあると思ってるよ、そういう兆しがさ。だって、彼女たちも歌手なんだ。
正直、″今回は、この役だー!″…って、もう 初顔合わせ & 台本の初読み合わせの時点で、本人以外は分かってると思うな…
″あ、なんか…俺(私)が 気をつけよ″…と。
ただ、芝居にリズムが出過ぎてしまう…これって、いいこともあったりする。
例えば、志村(けん)さんが、ずっと言ってるように、
″歌手の方は、返しのリズムがいいから、コント…やりやすいんですよ″…とか、
松ちゃん(ダウンタウン)が、この前、言ってたように、
″アーティストの方って、みんな…短い時間やったら・・・トークのテンポというか、リズムいいでしょ。だから、『HEY HEY HEY』の時、テロップ出してもうたんや。あれは、面白ポイントの提示としては、成功やったと思うわ″…とかね。
″リズムが合う″、いや、″リズムが揃い過ぎる″といった方がいいのかな? とにかく、
″短い時間だったら持つ″… それが、本業と同時進行で、今現在、俳優活動をしている歌手の方の99%だと、僕は、思っているんだ。
″じゃ、2時間の本編では どうよ?″ってことだよね~。なっかなかの一握り。
まあ、手っ取り早い方法としては、多くのアイドルがやっているように、リズムだらけの現場の中に、職人さんのような俳優さんを数名…仕込むことだよね。錯覚させるためにね…バレないためにね。
だから、特に、アイドルの場合は、さあ!卒業しました!と、それ直後の1発目だよね…大事なのは。そして、本当を知るのはさ。
まあ、99%の人が 諦めて、残りの1%の人が なっかなかの苦労をしながら、自分なりのスタイルを創り上げていくのだと思うな~。
芝居…″合い過ぎるリズム″の(中の)2時間って、結構、気持ち悪いもんだよ…実は。
【表現方法の違い】
「歌」ってさ、例えば、悲しい歌の時は…
悲しい詩を、悲しいメロディー,悲しいバックサウンド、それを 悲しい表情( + 最近は、悲しい感じのダンス)にのせて 表現すると、これ…それっぽく見える(聞こえる)もんだ(もちろん、レベルの違いは ある)。
「歌い手」は、どこか…″自分自身であること″が 求められているものだと思う。もちろん、″今、歌っている…その歌詞の主人公に対する想い″…そこにありったけの感情を投入しては いるだろう…けどね。
これは、例えば、五木ひろし新春公演にて、
第1部…「歌謡ショー」
第2部…「清水の次郎長」。
でも、お客さんは、確実に、「″五木ひろしの″ 清水の次郎長」を観に来てる。
大切なのは、″五木ひろしが ″かっこよかった!んだってこと。 要するに、″五木ひろしが どうした?″ …なんだよね…お客さんは。だから、応えねばー!という独特な世界があるんよね…「歌手」には。
AKBも おんなじだよ。
それに、例えば、歌手、特に、AKBの場合。ん~ そうだなぁ~、今度は怒るシーンにしよか。付き合っている彼氏が浮気して、それが徐々にバレ出していくシーンだとしよう。
「怒る」→「もっと怒る」→「もっともっと怒る」→「もっともっともっと怒る」→「もっともっともっと怒る + よく見たら、右手のグーが やたらと強めの握りになってきてるな~」・・・ 。
歌手、特に、アイドルって、このパターン…多いのよね。1つしかない!って。
でも、歌手を経験しないで(あるいは、そこは、もう完全に断ち切ったカタチで、俳優業に専念!ってな人は)例えば、これ…同じシーンとかでも、
「怒る」→「ゆっくりめに怒る」→「笑う」→「半笑いで怒る」→「黙る」→「無視する」・・・ → 「敬語で話し始める」・・・ とかね、そういうこと。
つまり、「歌」を本業とする人って、″怒り″を ″笑い″で 表現すること、″悲しみ″を ″笑って″ 演じること、″喜び″を ″涙″で表すこと…は、ちょっとだけ出来る人いるな? でも、あんまり、そういうのに慣れていない…っていうのがある。
アイドル…特に、そういう(真っ直ぐ & 真っ白な)年代は、演技パターンが、非常にワンパターンなりやすいという下地があるってのもあるな~。
ま、『会いたかった』を怒りの表情で歌ってみる…みたいな訓練もしてないだろうしね。『軽蔑していた愛情』を笑いながら歌ってみる…とかもやったことないだろうしね…。
本当に、アイドル…現場で、″すいませーん!今度は違うパターンでお願いしますー!″、
もし、これ 言われたら(俳優同士の現場では、監督と話しながら…でも、わりとよくある 普通のこと)おそらく、パニック起こすと思う。でも、ケツカッチン…。アイドルは、それで 助かってるか? だって、妥協してくれるからね。
ただ、″今の2時間…あの子、ずっと、全部、驚きの場面で、目ぇむいてなかったか? (1個しかないんだ~)″…そういうのは、確実に、確実に、人の印象に残る。
だから、両立って、難しいよ~。もしくは、「歌」時期と「俳優」時期、「アイドル歌手」やってる期間と「女優」やってる期間とか…そこを完全ハッキリと分けることだ。いや、分けた方がいい。まだ、なんとかなる。
でも、「アイドル」やってる間は、無理なんだろうなぁ~?
福山雅治,織田裕二,松たか子みたいなんが、理想やね。
でも、なんか 手を打っとかないと、若い頃のそれって、結構…本当に1個しか できなくなってる、気づいたら…の可能性が 大やからね。
あ、そういや、こないだ、美輪(明宏)さんは こう言ってたな…
″歌,舞台,映像…もう全部やったらいいのよ。日本は、そういう俳優が少なすぎるのよ! オーホッホッホッ…″って。
でも、これって、よくよく考えてみたら、それを高いレベルで出来てるのって、美輪さん自身だな…と。おまけに、この人、声優とバラエティーもやってて、やっぱ、バケモノだな…と。
でも、これ、さっき挙げた3人にも言えることだけど、けっして ″上手い!″ってことじゃない。
押し通すというか、貫き通すというか、とにかく、″強い″俳優なんだと思う。
″強さは あるか?″…結局は、そこなんだと思う。
サプライズ…とかで、いちいち戻っているようじゃあ…ダメダメ。ほど遠いわな~。
「アイドル」と「女優」の両立は、不可能に限りなく近く…難しいことだと思う。ま、周りの大人たちは、その時、褒めてくれるだろうけどね、持ち上げてくれるだろうけどね。
それでも、″私、女優になりたいです!″…この想いを持って、AKBで、今、頑張るんだ!って子は、″できるだけ多くの板の上を経験するぞ!今は!″…そう割りきった方がいいと思う。