AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

SKE48『12月のカンガルー』とカップリング曲。やや不満。(ときめき研究家)

2015-01-09 06:00:00 | ときめき研究家
1月になってしまったが、カップリング曲も含めた感想を記す。

『12月のカンガルー』。
カンガルーと言えば、架空のグループMINTの幻の楽曲『沈黙のカンガルー』を思い出す。MINTのメンバーで残ったのは松井咲子だけで、前田敦子、河西智美、片山陽加、仁藤萌乃は卒業してしまった。もはや新曲が出ることはない。
それにしても、『12月のカンガルー』のあまりの内容のなさには驚愕する。
イントロから、「カンガールー イエィ」とファンに叫ばせる作為が鼻につく。大声でコールが叫べて、ダンスが派手な曲なら喜ぶだろうといった安易な曲作りに思えてならない。
歌詞も、バス停でバカップルがいちゃついているだけの歌で、何のヒネリもない。男のコートの中にすっぽり女を包んでいる状態をカンガルーに見立てているが、無理がある。むしろ二人羽織だろう。何より照れ臭さとか奥ゆかしさが全くなく、電車の中で化粧をしている女子高生のようだ。
バカップルの歌といえば、『好き 好き 好き』(チームB)を思い出すが、そちらは奥ゆかしさはあり、雲泥の差がある。

『青春カレーライス』(チームE)。
今回の楽曲の中では一番好きな曲だ。
ノスタルジックな思い出を歌った曲で、『逆上がり』(チームK)に雰囲気が似ている。
1番では子供時代に暗くなるまで遊んで帰った後、実家で食べたカレーのことを歌っているが、2番が抽象的だ。「ちゃんと食べなきゃだめだよ」という母の助言はいいとして、一人暮らしの現在、どんな状況でカレーを食べているのかが見えない。一人で自炊したのか、友達と一緒なのか、恋人が淡路島産のタマネギで作ってくれたのか、何か具体的な歌詞があるとよかった。
歌い方は腕白坊主のような歌い方で、曲の雰囲気に合っている。

『DA DA マシンガン』(チームKⅡ)。
バイト先で出会った女の子に恋する歌。何より、歌われている彼女が魅力的だ。ショートヘアですっぴん、色気がないのはタイプだ。それで休憩時間にトイレ掃除などしていたら、そりゃあ一発で惚れる。
曲調もポップで楽しい曲だ。
銃器で好きな異性を狙う歌としては、『バズーカ砲発射』(SKE48)、『砂浜でピストル』(NMB48)、『ロマンス拳銃』(AKB48)など一通り揃っている。『投げキッスで撃ち落とせ』(AKB48)もそうだろうか。

『愛のルール』(フォーカード)。
大場美奈、佐藤すみれ、高柳明音、古川愛李の4人のユニットが歌う。中堅メンバーに与えられたチャンスということか。
歌詞は『美しい稲妻』(SKE48)、『君のために僕は』(AKB48)に通じるような世界観だ。「この愛こそ正義」「最後は必ず勝つ」という盲目的で独りよがりのヒロイズムを振りかざしていてどうにも好きになれない。若者は共感するのかもしれないが、最近の若者はもっと現実的で醒めているようにも思う。
作り物の世界、フィクションだからそれもまたいいのだろうが、こんな男について行って大丈夫かと、彼女はきっと不安になるだろう。
「パンドラを開ける」という歌詞にも違和感がある。「パブロフが涎を垂らす」「もしクレオパトラが1センチ低かったら」と同様、言いたいことは分かるが省略してはいけない類の表現ではないか。字数は合わないが、正しく「パンドラの匣を開ける」と言うべきだろう。

『I Love AICHI』(愛知トヨタ選抜)。
これはストレートな郷土賛歌。他県の人にはいまひとつ響かないのではないか。

『消せない炎』(チームS)。
どうして各グループの筆頭チームはこのような大人っぽくてスタイリッシュな曲を歌うのだろうか。AKB48のチームAにもこんな曲が多い。あまり好きになれないタイプの歌だ。
HKT48のチームHにはこのような曲は与えて欲しくない。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 指原莉乃はアイドルか(ナッ... | トップ | スキャンダルでも、指原莉乃... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ナッキー)
2015-01-09 22:26:16
パンドラの匣、岩崎宏美のアルバムタイトルに、あったような。
シンデレラ・ハネムーンか、万華鏡のころ


 (ネットでチェックした結果、パンドラの小箱 そして 万華鏡 は入っていない。シングルは1曲もなし。)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ときめき研究家」カテゴリの最新記事