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鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

指原莉乃の ″任せてしまう″ 能力(ピーナッツ)

2015-01-11 12:03:35 | 分析系 メンバー
実は、あの頃(チームB時代)の指原莉乃のトークを1度も面白いと思ったことが ありません。
ていうか、それは、どっちか…ってっと、トークの内容自体っていうか、劇場のトーク技術に関する…そもそものことなんだけどね。
つまりは、お客さんとの関係のことだ。あの頃の指原は、そこが未熟だった…ってことだ。
アマチュアってさ、お客さんの拍手 & 歓声が 完全に収まってから、そのトークを始める…ってなパターンばかりになっちゃいがち だと思う。そういう傾向。
対して、プロってのは、それの収まるか…収まらないか…の絶妙なタイミングで!ってのも(そういう技も)時々 混ぜてくるもんだわさ。いわゆる、一辺倒じゃないトーク…分からないように バレないように。
だけど、当時の指原の場合は、そのどちらでもなかった。それ以前。そこまですら…のレベルではなかったと思っている。
要するに、″お客さんの時間″の途中で喋り始めてしまうんだ。いや、しまっていた。
とにかく、待てない!…このパターンが 非常に多くてね。僕は、″ああ~ この人、トーク…ダメだなぁ~″って思ってたよ。″聞けてないなぁ~ 焦ってんなぁ~″ってさ。
それから、しばらくの月日…。
彼女は、変わったね。いや、大きく変わった。
僕は、それ、「いいとも」が転機だったと思ってるんだ。スタジオアルタでの…あの板の上での数々の経験だよね。
タモリさん、ジュニアさん…あのあたりのメンバーとの絡みが、彼女のトーク力の(もちろん、それだけじゃあ ないんだけど)急成長には、これ デカかった…と。
ま、それまでにも、土田さんと これ 多く絡んでて、その下地が (ある程度)出来てた…ってのもあるんだけどね。
でも、タモリさん、ジュニアさん、土田さん…。いわゆる、「受けの天才」と言われている人たちとの共演が、指原変身のキッカケだったんだと思ってる。
そして、2014年の 指原莉乃…。
僕が思う、その集大成ともいえる彼女のトーク例が、これだ…。
それは、11月頃だったかな? 「痛快TV スカッとジャパン!」(フジ系)での彼女のトーク(技術)…その力。
MC:内村光良
パネラー:(MCに近い方から)関根 勤、千秋、指原莉乃、上地雄輔、陣内智則
「エリカ様のルール」(主演:菜々緒)というショートドラマ…VTR明けの全体トークの時だ。ちなみに、菜々緒は、超悪役 & イヤミな役の設定。

指原:あの…菜々緒さんて・・・・・菜々緒さんて・・・・あれ……あれ…ですよね?!
内村:役! 役なの! 役だから!
関根:(爆笑しながら同意してる)
千秋:分かる分かる…
上地:(納得の…連続うなづき)
(この後、ひとしきり、″菜々緒は、女優さんとしてスゴイ!素晴らしい!悪役がハマってるよねー!″ってな全体トークの一連のくだりがあり…)
陣内:内村さん、こうしましょ! 菜々緒、スタジオ呼んで、みんなで説教しましょ!

これ。
でも、これって、指原…最初のひとことだけで、しかも誰でも言えるでしょ?とか 一瞬思うでしょ? 一見感じるでしょ?
いやいや、言えないんだな、これが!
これが、指原の成長だよ。″(そんなに)トークしない″っていうトーク技術だよ。待つ & 預ける & 任せる…という5歩先のことだ。
あ、最初のひとこと…も少し 細かく表すとね、
″あの(内村を見る)…菜々緒さんて(喋りたいんだけど飲み込んで、喋りたいんだけど飲み込んで)・・・・・菜々緒さんて(内村をガン見。確実に何かを訴えようとしているのが テレビ観てて伝わってくる。まるで、エサを待ってる 池の鯉みたいにパクパク~パクパク~)・・・・あれ(完全に迷ってる顔)……あれ(″内村さんにお任せします!″の目)…ですよね?!(″皆さん助けて下さい!″の目…チョット泣いてる?)″
つまり、指原の本心は、
″菜々緒さんて、実際、(このドラマみたく)性格悪いですよね。きっとそうです!そうだと思います!″
これだ!
でも、もちろん、そんなこと…言えないので、言えるはずないので、
″(内村さん、頼みます!皆さんも助けて下さい!)″…これを トークの間(行間で)… 全力!訴えてた、と。
要するに、″(人に、先輩方に)任せてしまう″ 能力だ。これって、なかなか出来ないよ~。
あの日、「いいとも」で、タモリさんから、ジュニアさんから、もちろん、土田さんから学んだものだよね。花開いてるわ。指原自身が、吸収してきたものだ。そして、今回のウッチャンに対してもね…それが活きた。
″お願いします!内村さん!″
だから、その証拠に、指原は、トークのその最初部分、その最初しか 確かに活躍しては(喋っては)いないんだけど、その後の約1分間の先輩方のトーク…。彼女は、その間じゅう…ず~っと、″そうそう″ & ″そう!″ & ″そうそうそうそう″…これしか言っていない。
あれは、″もう安心…あざーっす!″ の相づちだよ。そして、″このワンコーナーでは、私の役割は これ!″…それが分かっている人の動きだ。
だって、″任せてしまう″って、そういうことやもんね。
で、プロの先輩方ってのは、″皆まで言うな!″と、若干 言いにくいことにも突っ込んでいった この若手の敢闘精神に応えよう…そのバトンを何とかしようとするもんだ。
それが、(外の世界…)プロのトークってもんだ。
で、指原は、もう その一員だよ。そっち側の人間だと思う。
じゃ、指原以外の他…99.9%のアイドルが、あの場面…どういうトークをするか? 実際してるか?っていうと、例えば、
″菜々緒さんの演技…スゴイです″
″菜々緒さんの悪役…ハマってますよね″
″エリカ様…怖すぎます″
″私、エリカ様に腹立ってきました″
″こんな女の人、ホントにいるんですか?″…等々等々だと思う。
ま、簡単にいうと、次の展開(返しの言葉)が、″そうですね″ になってしまうもの…コメントだよね。
ただ、″そうですね″… は、そこで終わっちゃうんだよ~。広がりにくいんだ、次に続かないトークなんだよ~。
指原は、そういうのを 土田 や「いいとも」等から 実戦として学び、吸収し、ものにしていったってこと。
ま、そこには、指原の なかば…見切り発車で行って、困ったら ″(お願いします!)″って、実は、なっかなか根性のいる…元々、そういう素養は あったんだろうけどね…。
ま、彼女の 他のアイドルとは、全っ然違う部分だわ。
ただ、これって、年上限定?
確かに、指原…あの頃と比べたら もう、これは、スゴイ成長…だとは 思うんだけど、彼女には、もう1個…もう一段階 登ってほしい階段があるんだよね。
まあ、それは、また、別の機会かな?
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