恒例だが、大晦日なので、2017年に発売されたAKBグループの楽曲からがベスト12を選定してみた。
実は2017年に発売されて、CDまたは配信で購入したものの聴き込めていない楽曲も多い。例えば『11月のアンクレット』『ワロタピーポー』『明日できるから今日できる』、それから山本彩のセカンドアルバム。欅坂やNMBのアルバム曲も充分聴き込めていない。ブログ記事も1週間に1本ペースを下回った。
そんな中でも、区切りとして今年特に気に入った曲を選んでみた。
1位『青春時計』(NGT48)。
NGT48のデビュー曲。初めて聴いた時は衝撃を受けた。斬新なのに王道。新グループのデビュー曲にふさわしい瑞々しさもある。文句なしの今年のナンバーワン。
2位『不協和音』(欅坂46)。
『サイレントマジョリティー』の世界観を継ぐ作品。立憲民主党の枝野氏がカラオケで歌いたいとつぶやいたことで有名になった。何かと忖度や同調がはびこる世の中に求められた曲だろう。
3位『逃げ水』(乃木坂46)。
曲の途中にいきなりドビュッシーという斬新なアレンジ。過ぎ去っていく青春への諦観と抵抗、大人の複雑な心情を歌っていて、聴き込むにつれ味わいが分かって来る曲だ。
4位『みどりと森の運動公園』(NGT48)。
インターハイの県大会会場で1年ぶりに再会する男女高校生の歌。遠い日の記憶を呼び起こしてくれるような楽曲だ。紅白対抗歌合戦でのNegiccoとのコラボもよかった。
5位『恋するRibbon』(HKT48)。
田中奈津美の歌詞が素晴らしい。少女漫画雑誌を楽しみにしている夢見る少女が、自分自身はアイドルとして他の少年少女に夢を届けているという重層構造。アップテンポな曲調もいい。
6位『抱きつこうか』(AKB48研究生)。
シンプルな曲調。アルバイトの最終日、気になる先輩に会えなくなるのが寂しくて「抱きつこうか」という大胆な歌詞。研究生の若さが眩しい。
7位『天使はどこにいる?』(fairy wink)。
今年のじゃんけんCDも大当たり。4曲とも素晴らしい作品だ。その中でもやはり表題曲は秀逸。本家のwinkを彷彿とさせる「二次創作」でありながらオリジナルな魅力ある作品になっている。
8位『11月のアンクレット』(AKB48)。
この曲についてまだ記事を書けていない。元カノに呼び出され、新しい彼氏ができたらしい気配に未練たっぷりだけど、やり直そうとも言い出せず、煮え切らない男の歌だ。AKBらしいと言えばらしい世界観。卒業する渡辺麻友を引き留めたいけど引き留められないファンの心情とシンクロしている。
9位『当たり障りのない話』(乃木坂46)。
学生時代の片思いの相手に偶然会ったけど、当たり障りのない話をして別れるという出来事の、ときめきとせつなさを表現しきった楽曲。アイドルポップの伝統を感じる。
10位『人生を考えたくなる』(乃木坂46)。
文学を感じる作品だ。静かな曲調で心に染み入るような佳曲だ。
9位、10位はレコード大賞曲『インフルエンサー』のカップリング曲。粒ぞろいのCDだ。
11位『夏よ、急げ!』(SKE48)。
SKE48のアルバムの1曲目。テレビでも歌っていた。夏を待ちきれない感じがあふれ出ている素晴らしい楽曲だと思う。
12位『コイントス』(岡田奈々)。
地道な努力でついに主力メンバーとしての地位を確固とした岡田奈々。アルバム『サムネイル』で唯一のソロ曲を与えられた。ベタな言葉遊びと初期中森明菜風のサウンドだが、聴くほどにクセになる。
次点『僕たちの地球』(kissの天ぷら)。
じゃんけんCDからもう1曲。宮崎、北原、大家というベテランメンバーが楽しそうに歌っていて幸せな気持ちになる。「あの場所に連れて行け」のあの場所とはどこだろう。
今年も坂道グループの楽曲の良さが目立った。AKB48は渡辺麻友の卒業で1つの時代が終わる。
これからも、聴きたい曲を聴き、感じたことをなるべく伝わるように記事にする。そのスタンスだけは変わらず続けていきたい。
2016年のベスト12はこちら。
2015年のベスト12はこちら。
2014年のベスト12はこちら。
2013年のベスト12はこちら。
2012年のベスト10はこちら。
実は2017年に発売されて、CDまたは配信で購入したものの聴き込めていない楽曲も多い。例えば『11月のアンクレット』『ワロタピーポー』『明日できるから今日できる』、それから山本彩のセカンドアルバム。欅坂やNMBのアルバム曲も充分聴き込めていない。ブログ記事も1週間に1本ペースを下回った。
そんな中でも、区切りとして今年特に気に入った曲を選んでみた。
1位『青春時計』(NGT48)。
NGT48のデビュー曲。初めて聴いた時は衝撃を受けた。斬新なのに王道。新グループのデビュー曲にふさわしい瑞々しさもある。文句なしの今年のナンバーワン。
2位『不協和音』(欅坂46)。
『サイレントマジョリティー』の世界観を継ぐ作品。立憲民主党の枝野氏がカラオケで歌いたいとつぶやいたことで有名になった。何かと忖度や同調がはびこる世の中に求められた曲だろう。
3位『逃げ水』(乃木坂46)。
曲の途中にいきなりドビュッシーという斬新なアレンジ。過ぎ去っていく青春への諦観と抵抗、大人の複雑な心情を歌っていて、聴き込むにつれ味わいが分かって来る曲だ。
4位『みどりと森の運動公園』(NGT48)。
インターハイの県大会会場で1年ぶりに再会する男女高校生の歌。遠い日の記憶を呼び起こしてくれるような楽曲だ。紅白対抗歌合戦でのNegiccoとのコラボもよかった。
5位『恋するRibbon』(HKT48)。
田中奈津美の歌詞が素晴らしい。少女漫画雑誌を楽しみにしている夢見る少女が、自分自身はアイドルとして他の少年少女に夢を届けているという重層構造。アップテンポな曲調もいい。
6位『抱きつこうか』(AKB48研究生)。
シンプルな曲調。アルバイトの最終日、気になる先輩に会えなくなるのが寂しくて「抱きつこうか」という大胆な歌詞。研究生の若さが眩しい。
7位『天使はどこにいる?』(fairy wink)。
今年のじゃんけんCDも大当たり。4曲とも素晴らしい作品だ。その中でもやはり表題曲は秀逸。本家のwinkを彷彿とさせる「二次創作」でありながらオリジナルな魅力ある作品になっている。
8位『11月のアンクレット』(AKB48)。
この曲についてまだ記事を書けていない。元カノに呼び出され、新しい彼氏ができたらしい気配に未練たっぷりだけど、やり直そうとも言い出せず、煮え切らない男の歌だ。AKBらしいと言えばらしい世界観。卒業する渡辺麻友を引き留めたいけど引き留められないファンの心情とシンクロしている。
9位『当たり障りのない話』(乃木坂46)。
学生時代の片思いの相手に偶然会ったけど、当たり障りのない話をして別れるという出来事の、ときめきとせつなさを表現しきった楽曲。アイドルポップの伝統を感じる。
10位『人生を考えたくなる』(乃木坂46)。
文学を感じる作品だ。静かな曲調で心に染み入るような佳曲だ。
9位、10位はレコード大賞曲『インフルエンサー』のカップリング曲。粒ぞろいのCDだ。
11位『夏よ、急げ!』(SKE48)。
SKE48のアルバムの1曲目。テレビでも歌っていた。夏を待ちきれない感じがあふれ出ている素晴らしい楽曲だと思う。
12位『コイントス』(岡田奈々)。
地道な努力でついに主力メンバーとしての地位を確固とした岡田奈々。アルバム『サムネイル』で唯一のソロ曲を与えられた。ベタな言葉遊びと初期中森明菜風のサウンドだが、聴くほどにクセになる。
次点『僕たちの地球』(kissの天ぷら)。
じゃんけんCDからもう1曲。宮崎、北原、大家というベテランメンバーが楽しそうに歌っていて幸せな気持ちになる。「あの場所に連れて行け」のあの場所とはどこだろう。
今年も坂道グループの楽曲の良さが目立った。AKB48は渡辺麻友の卒業で1つの時代が終わる。
これからも、聴きたい曲を聴き、感じたことをなるべく伝わるように記事にする。そのスタンスだけは変わらず続けていきたい。
2016年のベスト12はこちら。
2015年のベスト12はこちら。
2014年のベスト12はこちら。
2013年のベスト12はこちら。
2012年のベスト10はこちら。