AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

7/15(金)NMB48.チームB2「逆上がり」公演 感想 (ピーナッツ)

2016-07-21 08:00:00 | AKB48
【前半4曲】
『掌』→『逆上がり』→『否定のレクイエム』→『その汗は嘘をつかない』
お客さんに届く初めての肉声が、この『掌』。そして、この曲には、イントロ前にセリフがあったりする。全員朗読だ。中原中也の詩…
″汚れちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れちまった悲しみにる 今日も風さえ吹きすぎる
汚れちまった悲しみは
・・・・・・・・・・″…
正直、″汚れちまった悲しみ″関係 以外は、何言うてるか?分かりませんでした。それだけ、そろっていない。比較して、差がある…ということ。
おそらく、全20行ぐらい?の詩になるのかな? そこをバシッ!そして、イントロ突入!さらに、歌…″おおっ!″ってね、心の中で言わせなさいよ。
でも、あれは、あの出来の差は、さすがにメンバー全員が、気づいていると思う。
たぶん、地味な作業には…なる。だけど、このあたりがさ、このチームの課題なんだろうなぁ~?…ま、そんなことを考えながら…僕の気持ち、公演に入っていったのでした。
とにかく、″も、も、もったいねぇ~!″という想いが…残ったよね。
そして、2曲、3曲…。次に思ったのが、
″なんか、このチーム、身長そろってんな…というか、あんま、高い子いない…いないんだな~″と。
もちろん、小学生の子(1人?)は、ハナから抜いてる意識とかがあるので、そこは、気持ち的にも切って…と、でも、全員がスゴく″似てるな…″という印象を持った。
ただ、3曲目、4曲目…。それって、意外に、そういった見ため的なことだけではなく、ダンス,歌 等々の実力…も似てる? そんな 差がない…というか? あんま、突出した子いないな…ってね、思ってきたりもして…。
でも、だから…って、ダメって言っている訳ではない。それは、やりようによっては…ってことが、あったりするからね。
で、結構あったかな…そういう印象も。わりといい面として出てたと思うよ、この日。いや、出てた、出てた。
特には、(全体としての)腰の高さが変わらないトコロ。それは、客席から見た並行,同じだけのズレ方,一定の肩ライン,同じ高さから出てくる右腕、左腕…。
ま、全体としての表現… 見やすさ、見心地のやすさ…だよね。
感覚的に言うとね、駅前にある「ようこそ!○ ○ へ!」とか書かれた記念モニュメントが、″お昼をお知らせします!″ってな感じで、パカッ!っと割れて、 おもちゃダンサーの一連パフォーマンス…あの感じに よく似てる。パッケージとして、見やすい感じ…。
ただ、今後の のびしろのこととかを考えると、″これでいいのかな? いいことなのかな?″とも思った。だって、このチームの課題の1つは、明らかにダイナミクス!だと思えるんでね。まー、そこは、物足りない部分だわ。
でも、このチームは、(全体として見た)ターン…キレイやからね~。特に、時計回りの方は、9.95 付けてもいい。で、その源は、ステップ時にも あまり上下に ブレないことだし、ライン保持への無意識意識だろうし…。いいところは、いいところとして残したい!
でもなぁ~、やっぱ、僕は、1回、狂犬…放ちたい!とかも思ってしまうんだよなぁ~。
小さな世界と大きな世界、枠内意識と額縁外の印象獲得・・・ 成長。

【自己紹介MC】
1列目、2列目、3列目…。徐々に「幼稚園のお姉さんごっこ」が、浸透していく、流行っていく。
口調もいつもとは変えて、
″みんなー!今日は、来てくれてありがとー!今からお姉さんが自己紹介するからね、みんなも大きな声で返すんだよー! はい!・・・″
3列目、特に、ラストの2人は、ちょっとかわいそうでもあったな。だって、オチ…つけなきゃなんない状況になっちゃうからね。結局は、おばあさん風(口調)に逃げた?みたいやね。ただ、裏目に出てたね。でも、ナイスファイト!
ま、変化があって、次々と(恥ずかしがることもない)トークのリレー… スピード感もあって、とても良かったと思う。

【ユニット5曲】
『エンドロール』→『わがままな流れ星』→『愛の色』→『抱きしめられたら』→『虫のバラード』
前半4曲の時と似た感想。さらに、そう思った…って感じかな。
出来としては、『エンドロール』が、1番良かった。ま、クオリティー面だよね。隙がなかった。
続いては、『わがままな流れ星』かな。そのコンビ具合、出てからの中身内容、そして、退場するまで(その幕を通りすぎるまで)…ずっと、″掛け合いすること″に集中! こだわってやってるように感じられた。
『愛の色』『抱きしめられたら』は、結構、メンバーが、入れ替わり立ち替わり…気味のトコロとかあるんでしょうね? 少しだけ…質の面がね。ま、比較して…やね。
『虫のバラード』の上枝さんは、声を ″出す!張る!響かせる!″方面に全神経を集中させてるみたいやけど、僕は、2番の歌い出し部分なんかも含め、もっと、″(さまざまな)幅″にこだわった方が、いいように思ったな。
80~100よりも、40~90の方が強い!より伝わると思うんだな、実はね。そして、その時の90ってのは、100にも感動指数…勝ってたりもするからさ。中森明菜のアルバム…どれでもいいから聴いてみたら?とか言いたい。
全体的に、このチームB2…少しテンポの落ちる曲は、(現時点で)若干…苦手気味なのかな? とか、ちょっと思ったりした。

【MC2】
″今後、どんなロケしたい?″
″バンジーだけは、イヤ!″
″スカイダイビングとか、考えられへん!″
″甲子園関連のことしたい!″…
ってな内容。

【後半3曲】
『フリしてマネして』→『海を渡れ!』→『街角のパーティー』
体力がある。今日イチ!声が出てるよね。逆にいうと、本番15分前から…もっと、しっかりと声出しとか しといてほしいよね。
やれることは、やっといた方がいい。ただし、そこに気付いているのか? もうそれでいい!と思っているのか? そこは、分からない。周りの人に託される部分でもある。どうしたいの?
このチームは、他のチームがやらない部分、地味な部分をちゃんと確実にやって、新たなルートを見つけていくべきだと思うんだ。
個人としては、もちろんのこと、全体としても、他の48グループのチームとは違う(ハズれた)ことをやっていった方がいいような気がする… 当たり前のルーティーンとしてね。
ところで、推し!とまでは、いってないんだけど、「磯」って子は、カワイイな、と。表情がね~。なんか、影のリーダーっぽくもある子やね。

【MC3(前半・後半)】
西澤さんと川上さんは、それぞれ、チームN,チームMから この日、″またぎ(出演)″しているメンバーなのだそう…。
その2人が語る チームB2 及び、各チームの印象だ。
″「N」はね~、大人っぽい。「M」は、クレイジー。公演では、カッコイイとカワイイと、そして、もう1個…その中間がある 感じよね。
で、「B2」はね、とにかく、舞台で遊んでる 感じ。3つともに出て、そう感じるよ。全然違う″
「舞台で遊んでる」、ま、1つの理想型ではあるわな。だから、良し!と捉える部分は、僕、あっていいと思う。だって、ライヴ…やからね。
ソフトバンクの王会長が、移籍してきた内川選手に対し、かけた言葉をちょっと思い出していた。
″練習では、120%やってくれ。試合は、80%ぐらいでいいんだよ。え? あとの20%は?って、それはさ、相手チームに、相手ピッチャーに引き出してもらうんだよ。楽しみだね~″
そして、内川選手は、それを「遊びも大事!」と捉え、その後、チームの中心選手となりましたとさ。
これが、ソフトバンクの「120ー80」理論。それが、伝染に伝染…あんなにいいチーム、強いチームになっちゃった。本番で「80」という意識。
ま、チームB2…「80」には、近くもあるんじゃない。でも、今は、「80ー80」もしくは、ええように言うて「100ー80」だよね。
いや~、この先、「80」(遊び)を肌で知っている強み!ってもんを もっともっと活かせるよう…なっていってほしいもんですな。
B2…関西だけど、内川選手を、福岡ソフトバンク・ホークスを目指してほしいな。

【ラスト曲】
『ファンレター』
1つだけ…
「どんーなとーきもー」ってトコ、あそこの動き…もっとやっていい!って、思った。
それこそ、手紙を…想いを 驚きと迷いの中で(いろんなタイミング、追い越し追い越しフォーメーションで)前に!前に!って引っ張られていく場面でしょ。受け取っていいの?ってな場面でしょ。あそこは、これっ?てな照れとともに、ありがとう!!ってなストレートな感情表現個人戦!の場だと思うんだよな。
このチーム、フリは、あれだけそろっているのにさ、それぞれ、ある程度、自由に任された…演技アドリブ的なものは、弱いな、と。また、その平均点も これ、ちょっと低いかな…と。
客席から見て、BーBーCーCーCーBーCーB…ってな感じよね。で、その間に入ってきたメンバーの中にも…″うわあ!切ない…″は、1人もいなくてね…。とにかく、A,特Aが、いないんだよ。正直、僕の感情は、全然、押し込まれなかった。
もっと やってもいい!と思った。やり過ぎていいと思ったな。いや、やり過ぎて、1回怒られて、そこで初めて修正!それぐらいでもいいかな? このチームの子の場合はさ…。 

【アンコール】
『不義理』→『ハンパなイケメン』→『甘噛み姫』→『フェリー』『イビサガール』(メドレー)→『To be continued.』
このアンコール1曲目の『不義理』が、この日のパフォーマンスの中で、1番良かったんじゃないのかな? 声,動き…それぞれに出来が良かったし、質も高かった。気持ちも乗ってたし、キレもあった。9.975…。
あと、この『不義理』と『ハンパなイケメン』の2曲目は、ストロボ照明を結構…多用するんだよね。
なんか、少し…「8時だヨ!全員集合」のことを思い出したよ。
例えば、舞台センターにいる…剣道の師範(いかりや長介さん)が、ストロボ照明の中、竹刀を持った弟子4人(志村・加藤・仲本・高木)に スローで襲われるシーンだ。
で、以前、志村けんさんが、そのコツのようなものについて語っていたのを思い出してね…
″あれね、4人が、同じ速さで(体も竹刀も)動かし続けることで、しかも、4人とも上下動しないよう意識することで、お客さんからは、コマ送りに見えたりすんの。笑い…獲りやすくなんの。あれ、ちょっとでも ズレたりブレたりすると、笑い弱くなんのよ″…
ってね。
さて、このストロボ照明多用の2曲…所々(2小節単位ぐらいで)、コマ送りに見えたな。つまり、B2…同じスピード、(ステップ中も)一定の高さをラインとして維持出来ている…ってことだよ。等速度と等加速度、そして、全体としての統一性意識…わりとある!ってことだ。
これね、出来てないとね、一瞬たりとも コマ送りに見えないからね。ストロボの衝撃にボロ負け…というか、分離して見えてまうんだよね。ま、そこは、自信持っていいんじゃないの…B2。
そして、あとの3曲は、その勢いで…。だけど、あんまり、前に前に!とか、行き過ぎたことはなく、勢いだけ!という感じの…大きく乱れることは なかった。
実は、ノリだけで 終わってるチームが、多い中、僕は、いいと思ったよ。
ま、あとは、課題を課題として捉えられる能力!だな、このチームはさ。そして、王会長は いるか?ってことも重要。
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