AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

KAT-TUNの東京ドームコンサートを観戦。(ときめき研究家)

2012-04-23 06:44:13 | ときめき研究家
娘に付き合って、完全アウェイのKAT-TUNのコンサートに行くこととなった。
一緒に行くはずだったお友達の都合が悪くなったためだが、せっかく行くのだから、来るべきAKB48の東京ドームコンサートの予習と考え、どのように見るべきか、どのような演出ができるのかを観察することとした。何という(微笑みの)ポジティブ・シンキング。

案の定、観客の98%が女性で華やか。年齢層は20台が最も多いが、30台~40台もかなり目立つ。
グランド部分は案外狭く、スタンドが高くそびえている。
バックスクリーンの方にメインステージが組まれ、そこからグランド上に「虫」の字形の廊下がつながる。メンバーの5人は、そこを縦横無尽に走り回る。5m×25mの可動式ステージも大活躍。
また、空間をうまく使ったステージで、クレーンが上がったり、東京タワーを模した櫓状のステージが5本出現。アンコールでは5人が気球に乗って登場。上層階の観客にも「近く」で顔を見せていた。
こういうドーム球場の使い方は、長年培ったジャニーズのノウハウだろう。

何より驚いたのは、生演奏、生歌と思われることだ。少なくともバンドはその場で演奏していた。歌も、録音をかぶせてあるのかもしれないが、現場の声を拾っていた。男女の体力的な違いもあるだろうが、3時間以上、歌い、踊り、走り回って楽しませるパフォーマンスはさすがだと思った。
曲は1曲も知らなかったが、洋楽調の曲が多かった。スクリーンに歌詞が出る曲もあって、それなりに楽しめた。ただ、途中30分以上、悪ガキがふざけ合っているようなMCは、私には辛かったが、ファンにはそれもまた面白いのだろう。

観客の反応もいい。メンバーが手を振ったり、キメポーズをするたびに「キャー」という悲鳴(歓声?)が上がる。それをわかっていて、何度も繰り返す。
アンコールで隣の客と手をつなげという指示にも素直に従う。男女の違いが大きいと思うが、AKBではそうは行かない。

正規の曲が終わると、間髪なくアンコールの拍手と声が沸き起こる。アンコールとは、本来そういうものだろう。終わってしまったが名残惜しい、もう少し聴きたいという自然な気持ちの発露であるべきで、間が空くのは不自然だ。「3分以内に」などというおかしなルールは他では聞いたことがない。2回のアンコールが終わって、退場の誘導が始まっても、まだ諦め悪くアンコールのコールを続けている人が結構いる。女性ならではの粘り強さとも言えるが、まだ満足しないという気持ちの打算なき発露として称賛したくなった。

近い将来開催されるAKB48の東京ドームコンサートが、果たして今日のKAT-TUN同様に素晴らしいものになるだろうか。
チケットの売れ行きやファンの熱狂とは別に、計算された演出や舞台装置、そして十分なリハーサル、メンバーの体調管理、そうしたものを欠かすことがないように願う。
彼女たちの1つの大切な目標だったのだから。

コメント
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