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AKB48 チームBのファンより

複数のメンバーがAKBグループや坂道グループを中心に、古今のアイドルについて自由に語るサイトです。

「GIVE ME FIVE」のPV

2012-02-27 21:23:40 | AKB48
「GIVE ME FIVE」のPVを初めてシアターで観た時は曲演奏の抜粋だったのでこんな物かと思いました。
しかしCDが届いて全編を観た時はさすがに驚きました。

確かに監督は『北の国から』を撮った監督と言うのとPV自体が30分を超える跳んでも無い作品だとは聞いていたが。
先生役に陣内孝則が出て来て「そこまでやるのか」と思っていたら父親役は平田満、ゆきりんの父親はつかこうへいの秘蔵っ子と呼ばれた酒井敏也。

勿論話しの内容も中々見せる出来映えです。
「涙サプライズ!」の頃からAKB48のPVは何処まで行くのかと思っていたけどこのPVはもはや私が知っていたアイドルのPVとは別次元です。
次のシングルCDではもう2時間物の映画にするしか今回のPVを超えられないんじゃないかと思う出来です。

AKB48のPVは金が半端無く使われていると言うのは何となくその出来映えから分かってましたが今回はあきれた。

私が購入したのはTYPE Bで、同梱されているスイート&ビターは本格的なアイドルPVの出来映えでこちらの方が親近感があります。
とても可愛い出来ですが前田さんとペアを組むのは大島さんでは無く指原さんと言うのがちょっと気になります。

一方で「羊飼いの旅」はシアターで何度か見た演出、メンバーが横になって始まり徐々に立ち上がるあの演出。
出番は少ないけど永尾さんの表情が光ってます。
センターの渡辺麻友はさばドルの印象があるのでちょっと笑ってしまうけど良い表情です。

AKB48はシアター公演、外のコンサートでも衣装を頻繁に変える点だけでも他のアイドルグループとは大きく差別化がされています。
その上に他のアイドルグループにはコストを考えるととても出来ない上質のPVを提供して。
この上質なPVがアイドル成功の一つのツールであるとするならば、もう次のアイドルグループにはその背中を追う事がとても難しくなるかも知れません。

そんな事を思いながらTYPE BのPVを鑑賞しました。

テッド
コメント (1)
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『GIVE ME FIVE』その他の3曲のこと。(ときめき研究家)

2012-02-27 08:00:00 | ときめき研究家
『NEW SHIP』。
またしても楽屋落ちだ。新しいメンバー、新しいチームに、恐れず、怯まず、逃げ出さず、船を出すのだと鼓舞している歌だ。同工異曲が悪いとは言わないが、さすがにもう飽きた。ただ、この曲にはJKT48のメロディーさんが参加している1点に、新たな意味合いがある。彼女達は正真正銘の「新人水夫」だ。

歌詞の視点が途中で変わる。
コーラスの前半は「僕たちは恐れない」「今まで何人の先輩がこの胸の高鳴りを覚えたのだろう」と歌っているから、新人水夫の視点である。一方、コーラスの後半は「新人水夫たちよ 仲間を信じろ」「未来を担う者よ」と歌っているから、先輩視点もしくは神の視点だ。これは『走れ!ペンギン』と同じ手法である。
「海図 コンパス 当てにするな」。この曲にも地図が出て来るが、最近特によく使われている。「瘡蓋」も『Glory days』『風は吹いている』に登場する、お気に入りワードだ。

新しい船出というモチーフは、『Everyday、カチューシャ』のPVで、篠田、高橋、板野、大島、前田が若いメンバーのヨットを見送るラストシーンを連想する。偶然だろうが、この5人は『スイート&ビター』の指原以外の5人と一致する。迎える側、見送る側の代表格の位置づけか。
それより、真っ先に思い出すのは、チームB3rd公演の『水夫は嵐に夢を見る』だ。その歌も、夢に向かって船を出す歌だった。そして『NEW SHIP』では、「古い水夫のやり方は真似なんかしなくていい」と歌う。過去を否定している訳ではなく、自分達のやり方を考えろという意味なのは分かっているが、当時のチームBメンバーである平嶋、米沢が去り、リーダーだった浦野がAKBグループから卒業しようとしている今聴くと、悲しくなってくる。

サビのメロディーが『青春のラップタイム』に似ている。ということは、躍動感があり、いい曲だということだ。楽屋落ちだけど、案外気に入ってよく聴いている。

『羊飼いの旅』。
難解な歌だ。本当に羊飼いの人生を歌っているとは思えないので、何かを象徴しているのだろう。夜明けの空の真ん中に三日月が残っていることは科学的にありえないから、これは誰かの心象風景だ。
羊の群れがAKBグループに集まった200名以上のメンバーたちで、羊飼いは秋元康自身のことなのか。1カ所に留まらず、永遠に旅を続けるのが、この集団の定めだと歌っているのだろうか。

『ユングやフロイトの場合』。
ユングやフロイトの夢分析をネタにして、心の奥底は分からない、不思議なものだと歌っている。やや理屈っぽい歌だ。

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