映画「忍道」菊池あやか出演(ナッキー)
映画忍道 HP(音声がでます)を見てきました。
しのびどう と読みます。アイドルファンなら、しのぶ(中山忍)と読んでしまいそうですが、しのび=忍者の映画です。
主演の佐津川愛美。昔マイナーな映画で見た記憶があり。ネットで調べたところ、
海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィール 2006年9月上映、私が秋葉原のシアターに通い始める約1年前。
当時は、アイドルに分類できる女優の映画は、くまなく見ていましたが、今では、AKBメンバーの出る映画しか見なくなりました。堕落した気分。
佐津川愛美はホリプロ所属ですが、女優として修業をつんで、主役を堂々と演じる。このような成功例を見てしまうと、
「女優になりたい」というAKB48メンバーは多いが、AKB48でダンスをしているのは、女優になるには遠回りでしかない、と言われると反論できないと思いました。
主演の役どころは、忍者撲滅集団を探りに、佐津川愛美が街に潜入して、飲み屋でバイトする。つまり、忍者の衣装ではなく、庶民の衣装。これが似合っていて、アイドルらしかったです。6年前は演技下手だなあ(4人とも)という印象がありましたが、「忍道」の主役は、池脇千鶴みたいな感じの演技。
忍者映画だけど、アクションシーンは最後にまとめて殺し合いが出てくるだけ。江戸の庶民生活がテーマなのだと解釈。
菊池あやかは、街に出てきて、敵をおびき寄せる役。一回目は成功して敵を倒すが、二回目は敵に囲まれて敗れる。
倒された菊池あやかが、戦った場から、伝えたい相手の近くに(映画では、路地に)うずくまり、佐津川愛美に知らせるシーンは、「伊賀の影丸 闇一族」で、村雨右門が影丸に最後の言葉をかわすシーンと構図が同じでした。専門的すぎるコメント申し訳ありません。
舞台設定が江戸時代ながら、現代の心情が反映されていて、そこが変だけど、変にしないと映画がつまらなくなる。
主人公の女忍者が、敵地に忍び込んで、相手の親分に恋愛感情をいだいてしまうところ。
女忍者なのに、菊池あやかは、村から街にでて人生を楽しみたいという夢をもっているという設定。
最後に、映画の中の菊池あやかは、可愛く、そして、格好よかった。
体型がスマートで、動きがいかにも忍者。特撮の場面もあるのだが、演じる本人の運動神経のよさが・・・
そう、「48現象」という本で、チームBの官房長官こと平嶋夏海が、「きくぢは、運動神経が抜群」と評していたことを思いしました。
ナッキー