8月13日の研究生公演でアンコールが中止になったという衝撃的な事件について、ネットではステージのスタッフを非難する意見がたくさんありました。確かに不手際はあったでしょう。しかし、私は、AKB48のステージスタッフは、素晴らしいと評価しています。
まず、椅子席の観客が立たないことは素晴らしい。AKB48を見に来ている観客には、「椅子席の観客が立たないのは当たり前でしょう。立ったら後ろの立ち席の人がステージ見られなくなってしまうじゃないの。」と思われるかもしれません。しかし、私は長い間アイドルのコンサートを見続けて、観客が総立ちになって、後ろで見ている人がステージのアイドルをよく見ることができないことに、かねてから不満を持っていました。AKB48のステージをシアターで見て、一番最初に、他のアイドルとは違うと感じたのは、この点でした。
これは、とても、重要な点です。私は、自称AKB48の伝道師として、知り合いを一生懸命シアターに誘って、ステージを見せる努力を続けており、何人かの方は、2度目、3度目を見に来てくれています。そういう方に、私は、同じ質問をします。
「もし、椅子席の観客が立ったとしたら、もう一度コンサートを見たいと思いますか。」
全員が「いいえ。」と答えます。「どんなにステージが素晴らしくても、見えなければ来たくない。」
私は、これを、「 AKB48は、みんなのものコンセプト」 と称しています。
「みんな」とは、特定のファンではない幅広いファン、そしてファンを増やす努力をしているという意味を含みます。女性公演、遠方優先公演は、初めてステージを見てもらうお客を増やそうという努力の一例です。初めてステージを見たお客が嫌気を起こさず何度も見に来て欲しいという努力、総立ちの拒否はその代表例。
アンコール中止事件も、「AKB48は、みんなのものコンセプト」を感じます。
以前は「アンコール」という声をかける人がいて、観客がそれに続いて「アンコール」と応じるというスタイルでした。この事件の後では、観客から自然に拍手が湧き、アンコールコールも自然に発生するようになりました。
以前のスタイルが、結果として一部の常連ファンにステージの進行を託していたのに対して、新しいスタイルは、観客全員でAKB48を応援しているという参加意識が持てるので、私はこちらの方が好きです。
特定の熱心なファンがいて、コールと振りまねで盛り上げること、ステージの進行を助けることを、私は否定しません。自分はそういう応援ができないので、うらやましいとも思います。ステージから客席を見ているメンバーは、自分の名前をコールされたり、観客が参加している(例えば、ワッショイB! の bとこぶしを振り上げるところ)のを見て、励みになっているはずです。メンバーと目が合った時に、そういう応援スタイルができない自分のことをもどかしく感じたりします。
その一方で、もっと大事なことは、おとなしく見ているお客に、「AKB48は良いけど、あの客席の雰囲気はどうも(なじめない)」と思われて、新しいファンを逃さないことです。それを一生懸命防ごうと努力している中で、今回のアンコール中止事件は起きた、と私は思います。
私も知り合いを誘ってステージを見てもらった時に、「見に来てよかった」「また来たい」と思って欲しい。そういうステージを、客席の雰囲気も含め、目指しているのがAKB48だと評価しています。
「AKB48は、みんなのものコンセプト」が続く限り、熱心に、応援し続けたいです。
ilovenacchan
まず、椅子席の観客が立たないことは素晴らしい。AKB48を見に来ている観客には、「椅子席の観客が立たないのは当たり前でしょう。立ったら後ろの立ち席の人がステージ見られなくなってしまうじゃないの。」と思われるかもしれません。しかし、私は長い間アイドルのコンサートを見続けて、観客が総立ちになって、後ろで見ている人がステージのアイドルをよく見ることができないことに、かねてから不満を持っていました。AKB48のステージをシアターで見て、一番最初に、他のアイドルとは違うと感じたのは、この点でした。
これは、とても、重要な点です。私は、自称AKB48の伝道師として、知り合いを一生懸命シアターに誘って、ステージを見せる努力を続けており、何人かの方は、2度目、3度目を見に来てくれています。そういう方に、私は、同じ質問をします。
「もし、椅子席の観客が立ったとしたら、もう一度コンサートを見たいと思いますか。」
全員が「いいえ。」と答えます。「どんなにステージが素晴らしくても、見えなければ来たくない。」
私は、これを、「 AKB48は、みんなのものコンセプト」 と称しています。
「みんな」とは、特定のファンではない幅広いファン、そしてファンを増やす努力をしているという意味を含みます。女性公演、遠方優先公演は、初めてステージを見てもらうお客を増やそうという努力の一例です。初めてステージを見たお客が嫌気を起こさず何度も見に来て欲しいという努力、総立ちの拒否はその代表例。
アンコール中止事件も、「AKB48は、みんなのものコンセプト」を感じます。
以前は「アンコール」という声をかける人がいて、観客がそれに続いて「アンコール」と応じるというスタイルでした。この事件の後では、観客から自然に拍手が湧き、アンコールコールも自然に発生するようになりました。
以前のスタイルが、結果として一部の常連ファンにステージの進行を託していたのに対して、新しいスタイルは、観客全員でAKB48を応援しているという参加意識が持てるので、私はこちらの方が好きです。
特定の熱心なファンがいて、コールと振りまねで盛り上げること、ステージの進行を助けることを、私は否定しません。自分はそういう応援ができないので、うらやましいとも思います。ステージから客席を見ているメンバーは、自分の名前をコールされたり、観客が参加している(例えば、ワッショイB! の bとこぶしを振り上げるところ)のを見て、励みになっているはずです。メンバーと目が合った時に、そういう応援スタイルができない自分のことをもどかしく感じたりします。
その一方で、もっと大事なことは、おとなしく見ているお客に、「AKB48は良いけど、あの客席の雰囲気はどうも(なじめない)」と思われて、新しいファンを逃さないことです。それを一生懸命防ごうと努力している中で、今回のアンコール中止事件は起きた、と私は思います。
私も知り合いを誘ってステージを見てもらった時に、「見に来てよかった」「また来たい」と思って欲しい。そういうステージを、客席の雰囲気も含め、目指しているのがAKB48だと評価しています。
「AKB48は、みんなのものコンセプト」が続く限り、熱心に、応援し続けたいです。
ilovenacchan