AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

佐伯美香さんが笑った 8月5日公演

2008-08-05 23:26:45 | 佐伯美香
今日の佐伯さんは公演開始当初からいつになく明るかった。対して米沢さんは若干お疲れの様子でした。 米沢さん、笑顔はいつも通りチャーミングで相変わらずの目で殺すは威力ありましたが顔に少々疲れが見えてました。 3回公演お疲れさまです。他にも心労とかあるのかも知れませんが。米沢さん、応援してます。

佐伯さん、「初日」はいつも通りに思うのですが明らかにいつもより美しい。「必殺テレポート」では相変わらずウルトラビームが鮮やかに決まり、「ご機嫌ななめなマーメイド」はお休みするけど「2人乗りの自転車」では来た来た、下手袖からちょこっと。これが見たくて下手、左端の椅子席に陣取りました。このポジションだと「てもでもの涙」も良く見れる。でも佐伯さんが上手に行った時は残念。 目を細めた柏木さんを観察。

ちょっと戻りますがMCでは1日支配人が田名部さんに激しく声援を、タナミン推しかな? そう言えば仲川さんも公演中、「ワッショイB!」の時に1日支配人に流し目してました。多田さんも笑いかけてました。かなりの常連と見ました。アンコールも上手でした。
佐伯さんの自己紹介が始まると美香ちぃ声援が凄い事。佐伯さんは中西さんの着ボイスが欲しいとか軽く流してましたがその後衝撃の暴露が。米沢さんはファンの「米チャーン」と言う声援の着ボイスが欲しい、メンバーでは「米沢さんかいわれ大根如何ですか」と言う美香ちぃの着ボイスが希望とか。(佐伯さん、カイワレダイコン育ててるのですか。渋い趣味ですね。)中西優香さんの自己紹介では美香ちぃの「優ちゃん雷怖いよ、美香でべそだからおへそ取られちゃうよ」と抱きつかれたとか。そう言えば佐伯さんの携帯でのメールブログ、雷怖いって入ってきましたね。あれは営業トークではなかったのですね。

「Two years later」も難しい歌い廻しを聴かせてくれますし「命の使い道」での出だし、何度聴いても見事です。早くCD出して下さい。 お願いします。

「僕の桜」では上手から出てくる佐伯さんは今日のポジションでは見えませんが歌の中盤から下手側に来るので嬉しい。と、ここで佐伯さんが珍しく下手の客先に流し目をするではないですか。そしてフッと笑いました。 確かに笑いました。私にではないです。 断じてYシャツにサスペンダーの私を見て笑ったのでは無いですが多分、あまり客席を見ない佐伯さんが今日は珍しく客席を見て照れ笑いをしたのだと思います。目が合った訳ではないですが凄く嬉しかった一瞬でした。 また次の公演でもこの辺に座ろう。

しかし今日はいつになく佐伯さんファンが多く最後まで美香ちぃ、美香ちぃ、と言う声援が飛び交ってました。あんな大きな声で応援出来る人達がうらやましい。 私は公演中も振りのマネもしませんし静かに聴いて曲が終わると拍手するだけです。

最後に柏木さんが仁藤萌乃さんのチームB昇格を発表しましたがこれは他のブログで詳しく紹介されるでしょうから敢えて触れませんが発表の時に佐伯さんが涙ぐんでいたような。自分が昇格した時の事を思い出していたかな。
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我が心の師匠よりの寄稿

2008-08-05 00:20:46 | ときめき研究家
AKB48チームKの2ndアルバム「青春ガールズ」を聴きこんでいる。チームBの1stステージは、DVDで見ることができる。

正統的アイドルポップと言えるバラエティに富んだ名曲ぞろいで、繰り返し聴いても飽きない。

また、それぞれの曲に過去のアイドルポップの名曲への本歌取り、オマージュが散りばめられており、それを読み解いていくのもシニアのファンには楽しみである。

とりわけ2曲目『ビーチサンダル』では、点呼盛りの本歌取りが楽しめた。

まず全体として、オールディズ調の曲調、「タンタンタン、タンタタタン」という印象的なリズムは、少女隊の『Bey-Beyガール』を思い出させる。『Bey-Beyガール』も作詞は秋元康。歌い出しは「窓辺のラジオから流れるオールディズ」。「ビーチサンダル」の歌い出しは「ラジオから流れてるあの夏のfavorite-song」だから、これは意図的な本歌取りに違いない。

去年の夏、バス停で時刻を見ている時に不意にキスされたという状況は、ありがちな状況だが、私は松田聖子『ひまわりの丘』(アルバム「ハイナップル」より、作詞は松本隆)を思い出す。「バスの時刻表を調べてるあなたの背中に抱きついては困らせたわね」。この曲の冒頭にもラジオが登場する。「黒い小さなラジオ耳に当てて歩く」。

その後『ビーチサンダル』の二人は恋人になったが、台風が近づいた夜に彼女が最後の一線を越えられず、そのまま気まずく別れて、今年の夏に後悔している。「(バス停でキスせずに)友達のままでバスに乗ってたら今年も一緒にあの海に行けた」のにという設定だが、これと対照的な設定なのが酒井法子『友情キッス』(アルバム「ホワイトガール」より、作詞は原真弓)。「もし私あの夜にソファでイアリングはずしたら 大切なこの友情なかったのね」と歌い、他の友達と一緒にシャトルバスに乗り込んでパーティに出かけていくという歌。そんなに簡単に体を求める男はロクなものじゃないが、全てを許さなかったから友情は残ったという設定。なお、台風が近づいた夜という設定からは、工藤夕貴や大西結花が出演していた映画『台風クラブ』(相米慎二監督)を思い出す。台風は多感な若者の情緒を不安定にするのか。

エンディング近くで、しまっていた去年のビーチサンダルから砂がこぼれるシーンは、松田聖子『マイアミ午前5時』(アルバム「ユートピア」より、作詞は松本隆)の「靴の底には砂が詰まって痛いから 逆さに振れば二人だけの夏がこぼれるわ」を鮮明に想起させられる。サンダルには砂は溜まらない無理を承知でこのフレーズを持ってきたのは、やはりあまりに有名なこのシーンを踏まえてのことと思う。

本歌取り、オマージュと言っても、作り手が意図しているもの、していないものの両方があるだろう。しかしそれは聴き手にとってはどちらでもいいことである。聴き手自身が、過去の作品との繋がりを感じ取ることができたら、それは実際に繋がっているのである。

日本の四季という枠組みの中で心象の機微を歌う和歌の世界が、膨大な過去の作品の集積の中で作り手と鑑賞者に共通の基盤を成立させているのと同様、若い女性の日常と心象の機微を歌うアイドルポップにも同様の基盤が成立している。その基盤の上で、過去の作品への理解が深いほど、現在の作品の創作と鑑賞を豊かたらしめている構図も同様だ。基盤の継続年数と基盤への参加者の数は、若干異なってはいるが。

秋元氏をはじめとするAKB48の作り手には(もちろん歌い手たちも含んでいるが)、そうしたアイドルポップの基盤をより強固にし、参加者を広げようという意欲を感じる。

因みに1曲目『青春ガールズ』の「おじさんだってちょっと青春 おばさんだって今青春・・・」の列挙のくだりは、『LOVEマシーン』(作詞はつんく♂)の「あんたも私wo wo wo wo、みんなも社長さんもwo wo
wo wo」を連想する。「wo wo wo wo」は、チームAサードアルバムの『夏が行っちゃった』にも登場している。
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