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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

ペテン師と詐欺師

2008年01月12日 | エンタメ
今年初のミュージカル「ペテン師と詐欺師」



おなかを抱えて笑いました~

知的で落ち着いたイギリス人詐欺師の鹿賀丈史と
コミカルで動きの軽やかなアメリカ人ペテン師市村正親との共演。

2人とも劇団四季の出身とあって、歌も演技もすばらしい。
特に鹿賀丈史の歌声は初めてで新鮮。
張りのあるきれいなテノール。
ただ、市村正親は「モーツァルト」の疲れがまだ残っているのかも知れない。
歌声に精彩がなかったような・・・

しかし、2人の息の合った掛け合いはさすが~
楽しませてくれた。
そしてその脇を固める宝塚出身の愛華ミレと香寿たつき そしてソニンの歌とダンスもインパクトあり。
宝塚の2人は言わずとも、意外だったのがソニン。
この夏の「ミス・サイゴン」のキム役も決定しているし、楽しみなミュージカル俳優となる予感がした。

このミュージカル、私には衝撃的だった。
それは、今まで見たミュージカルとは明らかに感じが違っていたから。

ここ2年ほどは帝劇での「東宝ミュージカル」ばかり見ていた。
(劇団四季の「オペラ座の怪人」を除いて)
ウィーンミュージカルのようなクラッシックなものの観劇が多かった。
重厚で歌もパワフルで、アンサンブルも豪華で・・・
スケールの大きな作品ばかりだった。

今回のはブロードウェイ発のミュージカル。
現代的でコメディタッチ。
話も歌も軽く、娯楽性が強い作品だった。
お芝居を見ているようだったなぁ。

楽しく、笑えるミュージカル。
それでも、質のいい作品に仕上がっているのは、
脚本と演出と演技者の質によるのでしょうか~♪