今日は島田歌穂さんのコンサート「ONE NIGHT ONLY」へ出かけた。
島田さんにも興味があったが、目的は井上芳雄君。
クミコさんのコンサートに続いてのゲスト出演。
行くかどうか悩んでチケットを取るのが遅れたので、
今日の席は3F。
ステージがずっと下に見えた。
プログラムを見ても井上君がどこで出てくるのかもわからず、
何の曲を歌うのかもわからない。
様子をうかがっていると、メリー・ポピンズメドレーの途中で突然歌いながらの登場。
顔が無意識にほころぶ。キャーという声を発しそうになる。危ない、危ない。
しかし~やはりあの声!!!
歌っている時の井上君は最高なのです。
フルオーケストラをバックにしっかり歌い上げてくれて、本当に嬉しい!!
モーツァルトの「愛していれば~」の歌穂さんとのデェットは最高だったなぁ・・・
今日は、サテンぽい光沢のある生地の薄いベージュ色のスーツ。
ジャケットが長めの3ピース。
このスーツがとても良く似合っていて、手足が長い長身の容姿がステージにとてもよく映える。
歌穂さんのオレンジのドレスともよく調和していたよ。
私は歌穂さんの歌は始めて。
ミュージカルも見たことがない。
声量があり、きれいな歌声は伸びやかで聞きやすい。
井上君との声質とよく似ていて、二人のデェットは聞き応えあった。
2人は初めての競演という。
ミュージカルで活躍の2人なのに、活躍のフィールドが違うのかなぁ・・・
お2人の共演ミュージカルを是非に!!
2人のトークもなかなか面白く、笑いの要素も多かった。
コンサートの構成も趣向が凝らしてあって、1部はフェイバリット・ソングということでミュージカル曲中心のナンバー。
2部は歌穂さんの生い立ちに関する曲あり、ジャズあり、また島健さん率いるフルオーケストラだけの演奏「ピアソラに捧げる組曲」ありの
あっという間の3時間だった。
天才ピアニストが誕生するには3代かかると聞く話だが、
島田歌穂さんはまさに3代目にしてすばらしいミュージカル歌手となったんだなぁと実感。
今日会場に歌穂さんの100歳のおばあ様が見えていた。
モガ(モダンガール)だったというこのおばあ様は若かりし頃、銀座に当時珍しかったジャズバーを開いたとのこと。
そして歌穂さんのお母さんは宝ジェンヌ。
お父さんもジャズピアニスト。
こういう環境で歌穂さんのようなすばらしい歌手が誕生したんだなぁ。
久しぶりに井上君の素敵な歌声を聞けてうっとり


11月のモーツァルト、2月のウェディングシンガー 5月からのルドルフ、8月のミス・サイゴンと楽しみが待っている