おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

エリザベート 井上トート 千秋楽

2015年08月23日 | 井上芳雄君

ついに、井上トートの千秋楽でした~
残念ながら、チケットが手に入らず、その場にはいられなかったけど、お疲れさまでした。
他の仕事もこなしながら、3カ月の公演、無事に務めあげましたね。
入り待ち、出待ちのファンたちへの対応も丁寧で、いつも感心するのは彼がマスクをしていないこと。
それでも、のどの調子を崩すことなく演じきるというのも実力の一つでしょう。
(夫になんでも褒めるんだねって言われるけど)


東宝のウィーンミュージカルにどっぷりはまり15年。
「エリザベート」に「モーツァルト」、「マリーアントワネット」、「レベッカ」。
そして、「ルドルフ」。
これらへの興味のモチベーションは井上芳雄君の存在が大きいのだけれど。
井上君を追っかけているうちに、ウィーンミュージカルにはまり、ハプスブルグ家に興味がわき、それが高じて昨年は念願のウィーン旅行とあいなった。

この旅行はモーツァルトの再演に合わせたものだったけれど、その直後にエリザベートのトートに井上君就任が決まったというニュースを聞いたときには、このウィーン旅行の意味はさらに大きなものになった。

そして、今年の6月。
待ちに待った井上トート。

正直に言うと、最初の回、井上君の低音の音域と雰囲気の違う役柄にちょっと居心地の悪さを感じた。
それでも、井上君のトートは魅力的であった。
ゴンドラのようなもので降りてきたときの劇場の空気は言葉に表せない。
初めに感じた違和感は、回を増すごとに払拭され、トートの音域もマスターし、さらなる魅力を放っていた。
トートが井上君に乗り移ったようにさえ感じた。
井上君がトートを演じることを楽しんでいることがひしひしと感じ、本当に素晴らしいトートだった。

「エリザベート」は好きな演目なので、再演の度に観ているけれど、
井上トートになったおかげで、今回は深くあの世界に浸ることができた。


それがもう観られないんだとトートロスに陥っていたら、来年の再演決定のニュース!


キャストは未定だけれど井上君はありよね。
が、問題はチケット取り。
帝劇での公演は6月28日~7月26日のたった1ヶ月。
チケット取り困難必至。
今から、チケットが取れるかどうか心配~(笑)
そして、主役のエリザベートのキャスティング!

写真はエリザベートが住んでいた王宮。
シシィミュージアムは「エリザベート」のストーリーそのままに楽しめます。





エリザベート 7/31 マチネ

2015年08月18日 | 井上芳雄君
3回目の観劇。
友人3人と出かける。

取ったチケットの中で一番いい席だわね。
やはり、前の席は見やすく、オープニングの時から、誰が歌っているかよくわかる。
万里生君はやっぱりルドルフに見える。

2カ月近くたって、
出演者の皆さんも役作りが深化してきて、舞台自体が濃厚な仕上がりになってきたなぁと感じた今回。
井上君のトート閣下はますます妖艶さを増し、色っぽく、指先の美しさまで際だって来た~

それなのに。。。。。
ヒドイ。
蘭乃さんのエリザベート。

最初の「パパみたいになりたい」のナンバーからえっ?えっ?
音程が安定しないし、声が裏返る。。。
具合が悪い?
苦手な音域?
たしかに高音のナンバーの方がましだったけど、タイトルコールを背負っているわけだし。
と、ちょっとがっかり。

エリザは一応、安定した人を持ってくるだろうからと、他のキャストでチケットを取り、蘭乃さんのことはリサーチ不足でした。
帰って、ググったら、ネットには書かれ放題。
同情するけど、やっぱりプロの仕事をしてもらいたいです。

私にとっては最後の回も蘭乃エリザだわ。
それまでに上手くなっていて欲しいけど。


クミココンサート「広い河の岸辺~The Water Is Wide~」@東京国際フォーラム

2015年08月18日 | 井上芳雄君
なんてこと~
またまたずいぶんなお久しぶり。

今頃すみません。


寝ても覚めてもエリザの夏ですが、この記事も残しておかなくては。
とても素敵な夜だったのですよー


FCイベントの前の日、東京国際フォーラムにてクミコさんのコンサート。
井上芳雄君がゲスト出演するって言うから、2日続けてのお出かけとなるけど、家族には大目に見てもらおう(笑)

1年前も同じころ、二人の歌声を聴きに金沢まで出かけたなぁ。
2人が揃わないと聴けない「私の青空」と「車輪」
ずーっとリピートして聴き続けたいと思う名曲。
きっと、他のペアでもダメなんだろうなぁ、この2人でないと。

そんなわけで、この曲を聴きたくて出かけたのでした。


クミコさんはシャンソン歌手なので、彼女の持ち歌は大人な雰囲気だけれど、
トークはやたら面白くて、ときどききみまろ風なセリフが入ったりで。
エイジング的な話も多く、親近感溢れるキャラと歌のギャップがまた魅力的なのよね。

井上君が登場すると母親目線でトークが繰り広げられ、井上君はクミコさんを尊敬しつつ、時々ブラックなセリフを。

井上君はソロで2曲、デュエット曲を1曲歌いました。
ソロの1曲目は『ユーレイズミーアップ』を。
この曲を聴くと、井上君の歌が私を引き上げてくれるなぁと勝手に(笑)しみじみ思う。

2曲目は『会いたくて』を披露。
三木たかしさんが亡くなる前に書いた曲だそうで作詞は覚和歌子さん。
しっとりと聴かせてくれました。

そして3曲目は、クミコさんとデュエットで『私は青空』
井上君から歌い始め、うっとり聞き惚れていたら、クミコさんの歌い始めで冒頭の歌詞を間違ってしまい『あら、もう間違えちゃったゎ』と。
そのままスルーして流してくれたらよかったなぁと強く思ったけど、
井上君が「さぁ、ここから気をとりなして」みたいなジェスチャーで、さりげなくフォロー。
さすがね。

最後のあたりで井上君が左の頬を拭ぐうしぐさをしたんだけれど、彼のブログを見て、やっぱり涙を流していたんだと知りました。
「二人で声を合わせた時にしか感じないものが確かにあって、涙を流しました」って。

そう、この2人には特別なものがあるのよね。
それが歌に出るから、どうしても足を向けてしまいます。