おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

芸術の秋

2015年11月20日 | 美術館
相変わらず、バタバタの日々。

上野では気になる美術展が目白押し。
行きたいけど時間がないと目が回りそうなスケジュール帖を見ながら、
それでも、何とか隙間に入れ込んだ。
新宿御苑で秋の写真を撮りに行く日に、上野まで足を延ばすことに。
具合が悪くならなければいいけど。。。


お天気が心配された日だったけど、温かな写真日和。

新宿御苑。



黄色い風景がいっぱいでした~







立派なイチョウの木は見上げました。



地面は黄色いじゅうたん。光が差し込んで美しい。




上野も秋色。



秋空も爽快~



まずは東京国立博物館の大兵馬俑展へ。
始皇帝の壮大な夢の片りんに触れました。



写真撮影OKの場所あり。
兵馬俑の表情がとても豊か。



同時開催中のブルガリ展。
こちらもきらびやかな夢の世界でした。
目がくらむようなゴージャスさにうっとり。




パッション千秋楽

2015年11月09日 | 井上芳雄君

11月に入り、新国立劇場もクリスマスバージョン。
本当に時間のたつのは早い〜

様々な意見のあった「パッション」も東京公演の千秋楽。
芳友のKさんのお蔭で3回目の観劇は楽日となりました。
ありがとう~


そして、千秋楽にしてやっと自分なりの「パッション」の意味を。

「愛は与えるもの」と歌っていたジョルジオが
「与え続けるのが愛ではなく、求めるのが愛」と最後には歌った。
あーこれが「パッション」なのかなぁと。

育った家庭でも、和音美桜さん演じるクララとの不倫の関係でも、「自分が愛される」という実感のないジョルジオが、
恐いくらいのフォスカの愛し方に、初めて「愛される」ということを味わって、
愛に目覚めていったのではないだろうか。。。。


1回目の観劇ではシルビアグラブさん演じるフォスカがあまりに重すぎて、つらかったけど、
2回、3回と観ていくうちにだいぶこの物語に入り込めるようになった。

ソンドハイムの曲は韻を踏んでいるとか、同じ曲の中でも変調しているとか、伏線があるとかパンフには書いてあって、
音楽センスの全くない私には未知の世界だけれども、理屈なしに曲を味わおうと臨んだ。

そうすると作品を美しく感じられるようになり、2幕の和音さんと井上君のデェットや井上君のソロなんてうっとり。

フォスカの愛し方がもう少し謙虚であれば、もっと共感できたかもしれないけど、
新国立劇場らしい演目でした。

カテコでも井上君が新国立劇場でしかできないだろうと言ってたっけ。

井上君、お疲れさまでした。

次はひょっこりひょうたん島。
こちらはほっと一息つけそう。

その次はまた重い「夜と霧」
覚悟が必要。
自分が試されるなぁ。。。