何と、初宝塚

大好きなミュージカルのひとつであるにもかかわらず、
女性ばかりの世界で乙女ちっくな空間に
女性が女性にうっとりするということに違和感を感じて、なかなか足を踏み出せないでいたけれど、
知り合いから行かれなくなったからと舞い込んで来たチケットは2列目のセンターブロックというVIP席。
悩殺の流し目にウインク~

間違いなくファンは卒倒しちゃう~

タイトルの「愛のプレリュード」からして笑ってしまうほどのべたさであるが、
お芝居も歌も演技もさすがにすばらしいのだが、べたさは半端でない。
一条ゆかりのまんがのよう。
目の中に星がきらきらしているあの感じ。
ここまでくると、このべたさは一種の芸術。
お星さまきらきらで、お花が散りばめられている夢の世界よ。
それを楽しむのが宝塚なのねー
オトコ役の真飛 聖さんはまつじゅん似の正統派のかっこよさ。
歩き方まで男性、スーツ姿にトレンチコート姿もかっこよすぎ。
並みのオトコじゃ相手になりません。
おけぴの前の銀橋はすぐ目の前で、
目と目がじかに合っちゃう席だったから余計に男役の色気を感じる。
不思議な感覚だー
女性と分かっていてもどきどきしちゃう。
いつも観る東宝のミュージカルとは明らかに違い、なんだろうこの独特の世界は。
軽いカルチャーショックを受ける。
この宝塚のもう一つの楽しみがレビュー
「ル パラディ」とタイトルがついていました。
このショーは観る価値大。
お芝居は前座?って思うぐらい。
ダンスに歌に、構成もすばらしくって。
衣装や全体の色使いなど見る観点がたくさん。
そして、絶対観たかったのは、あの階段と大きな羽をつけた男役トップ。
真っ白なきらきらの衣装に、大きな羽をつけての真飛 聖さん登場には、
「It's 宝塚」と叫びたくなりました~
ヅカファンの友人によると、組によってカラーも違うとか。
その辺りも、また確かめてみたいものです。