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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

高い場所

2012年05月30日 | お出かけ

なんとかと煙は高いところに行きたがる~って、言うけど、高いところは大好き。
回りに壁があって囲まれていればの話だけど。

山から見下ろす眼下の景色も格別だけど、人間の営みがぎっしり詰った街の様子を一気に見下ろすのも爽快。
街がミニチュアみたいで楽しい~


3ヶ月だけの仕事のつもりが、今年いっぱい働くことになった職場の歓送迎会が桜木町のホテルであった。
こんな時間にこの辺りにいるのなんてめったにないからと立ち寄ったみなとみらいの夜景。


さらに折角だからと職場の若い女の子(娘と同じくらい)とランドマークタワー70Fのラウンジへ。
世界一高い電波塔のスカイツリーには当分行けそうにないけど、こちらは日本一高いビル~

ジャズの生演奏を聴きながら、乙女心をくすぐる目にも楽しいカクテルを飲みながら、外に広がる夜景にうっとり。
地上273mの夜景です。






そしてもう一つ、先週は高いところへ。

友人が住む神楽坂の高層高級マンションのミーティングルームからの景色。
神楽坂のにぎあっているところからすぐのところ。


彼女の部屋からは東京駅方面の景色が見えるそうで、夜景もきれいなんだって。
あこがれのシティライフだ~

そのマンションから見たスカイツリーと東京タワー



今年の薔薇

2012年05月29日 | ガーデニング

今年は例年よりも大きくてたくさんの花が咲いたような気がする。
いつもよりは手を加えているからかしら・・・

サマースノーはゾウムシに蕾をいくつもやられちゃったけど、豪華に咲き誇り、


レオナルド・ダ・ヴィンチは手のかからない子ですが、例年より大ぶりな気がする。
でも、色が悪いような・・・・
雨が多かったからか、気温のせいか、手入れのまずさか。





この2つは10年選手だけど、今年のお正月に植えた新入りの薔薇たちはまだまだ。


薔薇を育てるには手抜きだらけ、なまけものだけど咲いてくれるとやっぱり嬉しい~






美術展はしご

2012年05月27日 | 美術館

この時期、行きたい美術展が目白押し。
行きたいと思いつつもばたばたしているところに、友人からサントリー美術館の「毛利家の至宝」展の招待状があるからとお誘いが。

この美術館のあるミッドタウンはもともと毛利のお屋敷があったところ。
東京ドーム2個分の広さの下屋敷だったという。(ちなみに上屋敷は日比谷公園だって)
あーこの辺りが大広間の入り口ねなんて遠い昔に想いを馳せながら、ぶらたもり風に歩いてみた。

3本の矢の逸話で有名な毛利元就の書をはじめ、文化レベルの高かった毛利家のお宝が展示。
数百年ぶりにお里帰りしたお宝もあり、不思議な縁を思う。
初見の雪舟の「四季山水図」は迫力あり。
筆致の力強さと緩急をつけながら、線の伸びやかさなど見入ってしまう。
さすが国宝ね~

写真は毛利家の庭のなごり。
当時は江戸城を向こうに見て、景色のいい庭との評判だったそう。




そして、もう一つ。
新国立美術館の「セザンヌ」展をはしご。

たくさんのセザンヌの作品をまとめて見るのは初めてかも。
サント=ビクトワール山や静物画の絵の印象が強く、インパクトある青色のイメージだったけど、
淡い色のきれいな色を使っての風景画などもたくさん描いていたことも知る。
ゴッホのような繊細な感じの人と思っていたけれど、だいぶ人物像が変わったわ。
セザンヌの心の葛藤と画風の変遷がよく判る美術展でした。

ここでは同時に「エルミタージュ展」も開催中。
さすがに3つのはしごはきついので次回に。チケットのみ購入。


国立博物館で開催中の「ボストン美術館」展にも行きたい~

負傷者16人 千秋楽

2012年05月23日 | 井上芳雄君


あー 終わってしまった~~

井上君の「負傷者16人」
本日は千秋楽でした。
パン屋さんが舞台なだけにパンでかたどった千秋楽の文字。
井上君がパレスチナのお祈りの「アザーン」を唱える声がまだ耳に残っている。
歌っているようないい方にはうっとり~だが、
日本人には遠い世界の中東問題に取り組んだ戯曲は、どうしたら解決できるのか途方に暮れるようなヒューマンドラマ。
1回目より、より切実で、私に迫って来た。
なんとかしてよ!って。
でも、結局この結末?!みたいな・・・・


今日の益岡徹さんも凄かった。
ひざまずかないユダヤ人の国民の誇りを捨てて、マフムードのために「アザーン」をひざまずいて唱える場面なんて、観ている方がつらくなる。
ホロコーストの生き残りとして、ずっと呵責の念に耐えてきた人物としての演技は迫力あり。
井上君もそんな役者に育ってほしいわ。

重たい苦しい話だったから、演じる役者さんたちも半端なく疲れたことでしょう~
それなのに、それでも、出待ちのファンにいつものように応じてくれる井上君。
こんな誠実な人だから、応援したくなっちゃうのよね~

握手してくれる井上君はいつもと違ってかなりお疲れなお顔でした。


伸びやかに歌いあげる井上君の声を聞きたくなりました。

金環日食

2012年05月22日 | 家族・家庭

今日は大勢の人たちが空を見上げた日でしたね~

じっくり観ていたいけど、仕事に出かける用意もしなくてはとほんとばたばたした朝。
おかげで今日はお弁当が作れなかった^^(自分の)

家族5人でわいわい言いながら、世紀の金環日食を観察。
家の玄関からちょうどいい具合に眺められたのが幸い。
前が道路で、その向こうは空き地が広がっていて太陽をさえぎるものがなくかっこうの観測場所となったのでした。


日食が始まった頃はかなりの雲がたち込めていて、これはダメか?と思ったけれど、雲の流れも速くて、いい感じで太陽をのぞかせてくれました。
逆にうす雲がかかっていて、肉眼での観察もOK、というか日食メガネでは真っ暗で何も見えず。
カメラ撮影もしちゃいました。




時々、厚い雲の中に太陽が隠されながら、肝心なところでは太陽が現れて・・・
なんて、キセキなの!!~~と思ったけれど、それ以上に月と太陽の大きさの比と、地球からのそれぞれの距離の比が同じというキセキに感動!!!!
ましてや、月の軌道が微妙に楕円であるがために生じる金環日食は、さらにいくつかの偶然が重なっているわけで。
宇宙の神秘やで!
国立天文台の人が、「将来、もし宇宙人とコミュニケーションがとれた時には日食のことを自慢したらいい」って言ってたわ。
選ばれた星「地球」っていう特別感。



このイベントのどさくさで忘れてしまいそうになったけど、この日は夫の55歳の誕生日だった。
私がこの金環日食でハイになっていたら、ポツリと宣言されてしまった。「もう55歳だ」って。
おめでとう~
家族が一斉に晩ご飯を食べれない平日だから、ケーキはホールでなく、バラで購入。
で、愛情を込めて、夫が選んだガトーショコラに55のろうそくを立ててあげました♪


忘れられないお誕生日となったね♪

遅ればせながら、GW日記その1

2012年05月19日 | お出かけ
久しぶりに夫と2日~6日まで、近場の長野近辺へ。
ついでに飛騨高山や郡上八幡にも寄れたら、行く?って感じの適当なきまぐれ旅行。
子どもたちは忙しいと同行せず。
ちょこっと寂しいもんだ。

さて、今回の旅は"The和"

まずは諏訪にて。
何回か行った土地だけれど、こんなところもあったのね~
子どもが一緒じゃないと訪れる先も変わる。

諏訪湖湖畔には大きなホテルや旅館が並ぶも、路地に入ると地方都市の古い温泉街といった風情がレトロ。
その中でも、日本酒「真澄」の蔵元


それから信州味噌の「丸高」


貫禄十分な店構えは、日本人の和心を揺さぶるわ。

そして、お城もあったなんて、知らなかったなぁ。
高島城。


諏訪湖と数条の河川が周囲をめぐり濠の役をつとめ、諏訪湖の波も城壁に迫りあたかも水中から城郭のみが浮き出した形であったので「諏訪の浮城」と呼ばれていたらしい^^


もっともっと面白いところがありそうだ~




宇宙兄弟

2012年05月14日 | 井上芳雄君

このところ井上君がらみのイベントが多いのですが、彼がそれだけ活躍しているってことね。

待望の「宇宙兄弟」を観た。
本当は1人で行きたっかたのに、なぜか、夫と息子も一緒。

Yahooの映画評では、マンガ愛読者からは厳しいコメントが寄せられていたけど、
読んでいないのが幸いしてか、とーっても楽しめました♪

むった役の小栗君のほのぼのさがとてもよくって、こんな役もできるんだって感心。
人のよさそーなボーっとしているけど、実は・・・っていう役どころ。
演技力のあることは劇団新感線の舞台でも感じていたけど、これからが楽しみな役者さんでしょう。
やんちゃな感じの弟のヒビトの岡田君との兄弟愛は押し付けがましくなく、子どもの頃の夢に向かっていく2人は魅力的。
うるっとくる場面も。
このマンガの魅力を姪っ子は、なにげないセリフにジーンとし、行間に漂う思いがとってもいいと言っていたけど、映画の中のセリフもはっとさせられるものが多かった。

井上君はむったと同じ研修生としての真壁ケンジ役。
良識人でインテリで論理派、人をまとめるリーダー的存在で、むったのよき理解者としての役柄は、思ったよりセリフも多くて、よしよし。
髪型が整いすぎて、若干真面目すぎるけど、素の井上君に近いかも。

そして、衝撃的な小栗君とのあのシーン。
きゃぁ~~~~凝視できません。
あんなに露骨に@@@

興奮冷めやらぬ私の事を、夫は息子に「なんとかして、このおばさんを」って。
ひどいじゃないの。

それなのに、息子なんて、観終わって初めて「ヨシオがでてた!」って。
知らなかったのか・・・・

負傷者16人

2012年05月10日 | 井上芳雄君



井上芳雄君が全く歌の無いストレートプレイに挑戦~
「負傷者16人」 新国立劇場小劇場にて。

千秋楽にチケットは取ってあったものの、テーマがテーマだけに1回で理解できるか不安だったことと、
評判もいいので1回ではもったいないかなと、おけぴねっとで安くチケットをゲット。

こじんまりとした劇場はお芝居を見るには最適で、やや後ろだったけどセンターだったから申し分なし。


2004年にブロードウェイで上演された「負傷者16人」
「中東問題」を真っ向から扱ったこの作品はあの9.11からわずか2年後のアメリカにとってはかなり問題作だったようだ。

パレスチナ人マフムード(井上君)とユダヤ人のパン職人ハンス(益岡徹さん)との関係を軸に、
宗教とは、国家とは、個人とはなどを問いかける重たいテーマの作品。

マフムードはユダヤ人をにっくき敵役と思い込んでいるテロリスト。
その彼が、徐々にユダヤ人のハンスに心を開いていく。
なにしろハンスは「人種も宗教も関係ない、俺はパン屋のハンスだ」といういろんな枠を嫌う心広き男で、マフムードを息子のように面倒をみる。

が、それぞれが持つ宿命からはやっぱり逃げられない?
救いのないラストは衝撃的だった。

最終のマフムードとハンスの迫力あるセリフの応酬には、ただ祈るのみだった。
「きっと、何とかなる!」って・・・


益岡徹さんの押さえた演技に、井上君の熱い演技、
ソーニャ役のあめくみちこさん、ノラ役東風万智子さん(=真中瞳にはびっくり^^)の貫禄ある演技力が難しい話にものめり込ませてくれました。


追加チケットを手にしてよかった~
千秋楽も楽しみだ♪