帝国劇場の片隅にそっと置かれている小林一三さんの銅像。

このドラマを観るまでは私にとって全く知らないお人だった。
今までに何回も帝劇に通っていたけど、この銅像の存在に全く気がついていない。
しかし、この方は私の人生に、いえいえ世の中の舞台好きの人たちに彩を与えてくれたとても大事なお人だったのね。
ということを知ったのは、このところ毎週土曜日に放送されている「経世済民の男」
5回シリーズのこの番組は1,2回が高橋是清、3,4回に小林一三、5回目が松永安左ェ門という3人の日本の経済を作った男たちの生涯のドラマ。
小林一三さんの回はあの森下佳子さんの脚本で面白くない筈がない。
期待通り、主演の阿部サダオさんの名演技もあって、とても面白く仕上がっていた。
しかも、一番注目すべきは一三さんの長男役に井上芳雄君が出演しているということ。
しかもゆかりのある、東宝の社長という役柄。
出番は少なかったけど、ドラマ全体のナレーションも担当していて、
大阪弁のイントネーションが微妙に入るこのナレーションが聴きやすく、実に良かった♪
一三さんは阪急電車を作り、阪急デパートを作り、宝塚を作り、東宝を作り、果ては大臣にまでなってしまう。
彼の根本には、美味しいものを食べたい、楽しいものを観たい、良い家に住みたい、とにかく楽しく生きたいという人間の欲が肯定されており、その実現のために粉骨砕身。
奇抜なアイディアを出して形にしていく。
その中に宝塚歌劇団の成立もあったわけです。
周りの人たちも大変ダイナミックで、一三さんの柔軟な思考とパワー溢れる、希望溢れるお話となっていました。

このドラマを観るまでは私にとって全く知らないお人だった。
今までに何回も帝劇に通っていたけど、この銅像の存在に全く気がついていない。
しかし、この方は私の人生に、いえいえ世の中の舞台好きの人たちに彩を与えてくれたとても大事なお人だったのね。
ということを知ったのは、このところ毎週土曜日に放送されている「経世済民の男」
5回シリーズのこの番組は1,2回が高橋是清、3,4回に小林一三、5回目が松永安左ェ門という3人の日本の経済を作った男たちの生涯のドラマ。
小林一三さんの回はあの森下佳子さんの脚本で面白くない筈がない。
期待通り、主演の阿部サダオさんの名演技もあって、とても面白く仕上がっていた。
しかも、一番注目すべきは一三さんの長男役に井上芳雄君が出演しているということ。
しかもゆかりのある、東宝の社長という役柄。
出番は少なかったけど、ドラマ全体のナレーションも担当していて、
大阪弁のイントネーションが微妙に入るこのナレーションが聴きやすく、実に良かった♪
一三さんは阪急電車を作り、阪急デパートを作り、宝塚を作り、東宝を作り、果ては大臣にまでなってしまう。
彼の根本には、美味しいものを食べたい、楽しいものを観たい、良い家に住みたい、とにかく楽しく生きたいという人間の欲が肯定されており、その実現のために粉骨砕身。
奇抜なアイディアを出して形にしていく。
その中に宝塚歌劇団の成立もあったわけです。
周りの人たちも大変ダイナミックで、一三さんの柔軟な思考とパワー溢れる、希望溢れるお話となっていました。