子どもたちも大きくなり、ましてや浪人生のいる我が家はクリスマスムードではないが、一応クリスマスケーキは用意。
アンプチパケのケーキを予約し忘れて、家族にバッシングを受けたのだけれど、当日分を意地でゲットよ。
息子の帰宅を待って、家族全員でいただいたのは、クリスマスももうすぐ終わるという時。(これだから太るね)
さて、私は、イブの夜に、娘とポルノグラフティのライブに出かけた。
なぜ、こんなロマンティックな夜に母子で行く?
娘が一緒に行く予定だった友人(女子よ)のピンチヒッター。
時が時なだけに、私以外に見つからず、悲しきかな、彼氏もいない。
浪人の息子に気を遣って、井上君のディナーショーを諦めたのに~と思いながら、出かけたライブ会場は幕張メッセ。遠いぜ!
会場に着いてみれば、たくさんのパイプいすが並べられただった広いフラットなところ。
ドンだけの人が入っているの?
会場の広さもつかめない。薄暗いし、煙っているし。
私たちのDブロックの席は、ちょうど半分の位置だったけれど、ステージは遙か彼方。
ステージ上の人たちは、豆粒にしか見えない。
最後尾ののHブロックの人たちなんて見えるの?
今回の観客数15000人だって!
すごすぎる~
体育館のようと感じていた帝劇でさえ2,000人規模だから、その7倍の人が詰まった会場は人の熱気でむんむん。
歌い出しから、皆総立ちで、振りをつけてダンシング。
とりあえず、私もスポーツクラブのエクササイズのつもりで、ポルノグラフティのTシャツを着て、タオルを首にかけ(ライブのスタイルよー)まねてみたけど。
で、思ったこと。
恋に落ちていないとだめだってこと。
ポルノグラフティはいい曲も結構あるし、ギターのテクニックもほれぼれするものだけれど、
アドレナリンが吹き出してくるようなむねきゅんな感じは全くない。
あまりに遠くて見えないからそうかもしれないが、
曲をあまり知らないからそうかもしれないが、
一番は、彼らに恋していないから。
あまりに広い会場なので、サイドにいくつかお立ち台があって、そこにポルノグラフティのどちらかがやってきてくれるという演出もあり、私たちの席では晴一がすぐ近くで見れた。
周りは卒倒しそうなぐらいにきゃーーーーと大興奮。
みなさん、恋に落ちているからなのね~
「いろいろ大変なことがあるだろうが、非日常を味わって元気になって帰って欲しい」というポルノの思い通りに、CGや光を使った会場全体が宇宙にいるような演出にはときめく。
青いLEDを使った天の川とか、雪が降っているようなきらきらした演出はクリスマスにふさわしい。
スペシーウム光線のように光が会場全体を走り、ミラーボールのような光が回り、ロック調の音楽と相まって、まさに非日常な空間。
そこに、恋をしている多くの人たちとまぁそうでない人たちとで、曲に合わせた振りとかけ声を出すことで生まれる一体感が、娘にいわせるといいそうで。
まぁ、野球の観戦を東京ドームの自由席でしている感じね。
ということで、今年最後のエンタメでした~