おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

秋色東京散策

2012年11月29日 | お出かけ
久しぶりの息子関係のママ友ランチ。

最近お気に入りの外苑前すぐの「アクアビット」
欧風料理。
コスパよし、味よし、ロケーションよし。

で、ランチの後は今が盛りの外苑前イチョウ並木。
ぎりぎり間に合いました。




そして、ミッドタウンへ。
クリスマスのイルミネーション。




音楽とイルミネーションには毎年、ストーリーがあるそうです。

東京の紅葉

2012年11月25日 | お出かけ
雨降りの金曜日、都内で用事があったので、そのついでに夫と六義園で紅葉狩り。


ちょうどライトアップをしていて、21時まで開園中。

都内屈指の回遊式築山泉水庭園の形の大名庭園。
柳沢吉保ゆかりだそう。



赤や黄色の木々が光に照らされ、それらが水面に映し出されて、線対称の景色に、不思議な感覚に陥る。
水の中に吸い込まれそう。
幻想的な世界にちょっとびっくり。



こんな演出もあって、なかなかのものでした。



入園料300円で、いいスポットかも。

北のカナリアたち

2012年11月20日 | 映画
湊かなえの「往復書簡」
この小説は本当に面白かった~
湊かなえの小説はちょっとえぐい面があるのだけれど、この小説にはそれがなく、
他の事をさておいて一気に読み終えた。
そんな本はこのところ久しぶり。

往復書簡 (幻冬舎文庫)">

その小説の「20年後の宿題」をベースにした阪本順治監督の映画「北のカナリアたち」
原作を生かしつつ、オリジナルな話を盛り込んだ秀作。(多少、友達びいきも含むけど)

号泣。

子どもたちの澄んだ歌声に涙が溢れ、それぞれの想いに胸を打たれる。

湊かなえのお得意のそれぞれの立場からの証言をもとに事実をあぶりだしていく手法。
20年前の事件がいろんな角度から解き明かされていく。

ある島の分校で育った6人の子どもたちと先生の吉永小百合。

小説自体も感情を細やかに表現していて、その気持ちにぐいぐいと引き込まれていったけど、
映画でも一人ひとりの想いが伝わってきて、目が離せなかった。
子役の子たちの歌声は本当にすばらしく、大人になってからの満島ひかり、宮崎あおい、勝地涼、森山未来、小池栄子、松田龍平の演技力は確か。

たんたんとした流れの中で、いろんな感情がわき起こって、北海道の厳しい冬とさわやかな夏の季節。
その自然に子どもたちのきれいなハーモニーが重なる。
そして、みんな、どうしようもない状況でも必死に生きているーーと迫ってくる。
それぞれが自分の人生と向き合って。

想定はしていても、涙が止まらないラストだった。

エンドロールの最後の『監督 阪本順治』の文字に、一緒に行った大学の友人と感激。

ついに正倉院展~

2012年11月16日 | 美術館
恋焦がれての正倉院展。
毎年、新聞での広告を見ては、行きたいと思いを募らせていた展覧会。
念願かなって、今年64回正倉院展に行ってきた~

最後の週末なので混むのも覚悟の上。
京都から1時間の奈良へ向かう。
リサーチ不足で、近鉄乗り場に戸惑うも、親切な大学生(観光ボランティアっぽい学生が京都にはいっぱい)が思いっきり一緒に京都駅を走ってくれた。
目的の電車に乗るために。

カシワラ神宮前辺りから乗車のお隣のおばさまが「正倉院展もいいけど、興福寺の国宝館には日本の国宝の17%の国宝があるから是非ともお行きなさい」と。
例のイケメン阿修羅像もおりますよとの情報をget。
阿修羅像も含めた八武衆や十二神将やらの話に、奈良のお人は皆、仏像に詳しいのかと驚く。
それらのワードって、仏像の本を読んで、最近覚えたものだったから。

「雨の奈良もしっとりとしていいですよ」の言葉に、雨降りを恨めしく思っていた心に元気をもらう。
何気ない一言って大事ね。

近鉄奈良駅から歩くこと10分で到着した正倉院展は想定どおり60分待ち。
でも、上野の博物館で並ぶのは慣れっこだからどうってことない。
鹿もお迎えの正倉院展。


今年の目玉は瑠璃杯(るりのつき)。
教科書にも載っている有名なものだけれど、こんなすてきな杯でどんな美酒をたしなんでいたのかと1250年前を想像する。
きれいなコバルトブルーのガラスに銀細工の脚。
この形では世界最古だとのこと。

その他、当時大流行したとされるすごろくゲームに使われた盤(ばん)である「木画紫檀双六局」や古代ペルシャにルーツをもつ四絃の琵琶「螺鈿紫檀琵琶」などの楽器。
貢物を入れたと思われる箱、巻き物を見るための台など、1250年前の宝物64件が展示。
宝物の多くは貝や宝石、金銀、象牙などの貴重な素材で美しく飾られていて、その細工の細かさ、デザインのセンスのよさに驚く。
さらに、記録の数々。
宝物の詳細がこと細かに記載されていて、きっちり管理されていたことをうかがわせる。
戸籍や、写経の状況などの記録などもあって、当時の人々の様子を知る手がかりとなっているが、その几帳面さに恐れ入り。
いかに宝物をより保存できるかなど、当時の人々のアイディアにも驚嘆し、日本人ってすごいなぁと誇らしく思う。

正倉院展を後にして、何十年ぶりかの東大寺。




堂々と大仏さまは鎮座し、この大仏さまが黄金に輝いていた当時を思う。

併設の東大寺ミュージアムでは、不空羂索観音立像や釈迦誕生仏など国宝級のものがずらり。
贅沢すぎる~
上野で混雑した中で見たものも多数あって、ガイドホンを聞きながらゆっくりと楽しめた。
しあわせ~

さらに、教えてもらった興福寺の国宝館では、イケメンの阿修羅像や八部衆など堪能。
仮金堂も特別公開中。

仏像LOVE~な身にはたまらない。

そのうち、奈良に1週間ぐらい連泊したいなぁ。







紅葉の京都

2012年11月15日 | お出かけ
ご無沙汰しちゃいました~

サボっていた間のイベント数多し。
本もいっぱい読んだし、舞台だって・・・
忘れないうちに書き留めなくては。

さて、夫が先日の土・日に仕事だったので、そして長年の夢の「正倉院展」の開催中。
毎年行きたいと思っている展覧会だから、今年も新聞記事を恨めしく眺めていた。
これはちょうどいいやと、私は京都に行きます!とさっさとホテルの予約をとる。

土曜日は京都の紅葉を楽しもうと、到着ぎりぎりまでその行き先に迷う。
新幹線の中で、ツイッターで情報を集め、高雄行きを決定。
街中の紅葉はもう少し後みたいだったから。
いつかのJR東海のCMの舞台となった「神護寺」を訪れたが・・・・




ここを選んで正解!
燃え盛る紅葉に感動~
赤や黄色や緑がグラデーションに何層も重なり、紅葉の量も半端ない。
仏閣とのコントラストも絶妙で、えもいわれぬ美しさなり。
京都の紅葉はすばらしいという評判は嘘ではなかった。

      

おひとり様旅行だから、誰に気兼ねも無く思う存分カメラのアングルを試し、一眼レフにコンデジ、スマホ撮影と思いっきり写真撮影を楽しむ。
何枚撮ったかな~
自分の気持ちのおもむくまま、好きなように過ごすことが出来る一人旅の醍醐味を久しぶりに味わった~

あまりに高雄で過ごしすぎたので、この日はべたに仁和寺、金閣寺を回って終了。
金閣寺も何年ぶりだろう。
夕日があたっているのかと思うばかりの輝きだった。


旅にはハプニングが付きもの。
荷物を高雄のコインロッカーに入れっぱなしで、帰りのバスに乗ってしまい、また高雄まで戻るハメになるというハプニングも旅のご愛嬌。
そして、荷物を忘れたことにあたふたしている私に、「もう使わないから」とバスの1日周遊券を下さるような親切な方に出会うのも一人旅の醍醐味だわ。