「武士のそろばん」を読んだ時も、数学が出来ると士農工商のあの身分制度とは違う特権階級があって有利なんだぁと思ったけど、この2010年に本屋大賞を取った冲方丁の「天地明察」でも同じように思った。
現代でも理系出身者の方が生涯年収も多いと言うが。
数学が出来るって強みなんだね~
その数学はからっきしダメだけれど、因果関係がスッキリしている事象を好み、理系男子が大好きな私。
この「天地明察」の主人公、暦の編纂をした実在の人物渋川春海には惚れた~
話も囲碁盤から宇宙へ続く壮大な世界観が魅力的で、わくわく。
この本が岡田准一君主演で映画化。
碁盤の宇宙、北極星、数学、暦と天空つながりの面白さが視覚的に分かりやすく、
もう少しひねりが欲しいかなとも思ったけど、暦のあり方や重要性などへぇーって思うことも多くて、なかなか良かった。
岡田君が碁石を指に挟んで天に腕を伸ばしてから、碁盤にかっこよく石を置く辺りなんてかっこよくて。
江戸の末期の戦もない平和な頃、武士たちの趣味や教養で国内の文化が円熟していく様子なども興味深く楽しめた。
特に数学は一種のはやり?だったのかな。
数学塾があって問題の解き合いなどを楽しんだり、解けた喜びを絵馬に感謝をこめて奉納したり、
絵馬に問題を書いて、解答を募ったりしていたようだ。
その解答に「明察」と書き記したらしい。
この数学絵馬に関しては、なんと、今年の春、ぶら渋谷と称して訪れたばかりの金王神社が肝だった!

ここの数学の絵馬を見に行くことから小説は始まる。
本を読む前だったから、こんなに大事な場所なんて知る由も無く、数学絵馬の存在を知らず見逃したことに強い後悔~
是非とも、本物の数学絵馬を見に行かなくては。
現代でも理系出身者の方が生涯年収も多いと言うが。
数学が出来るって強みなんだね~
その数学はからっきしダメだけれど、因果関係がスッキリしている事象を好み、理系男子が大好きな私。
この「天地明察」の主人公、暦の編纂をした実在の人物渋川春海には惚れた~
話も囲碁盤から宇宙へ続く壮大な世界観が魅力的で、わくわく。
この本が岡田准一君主演で映画化。
碁盤の宇宙、北極星、数学、暦と天空つながりの面白さが視覚的に分かりやすく、
もう少しひねりが欲しいかなとも思ったけど、暦のあり方や重要性などへぇーって思うことも多くて、なかなか良かった。
岡田君が碁石を指に挟んで天に腕を伸ばしてから、碁盤にかっこよく石を置く辺りなんてかっこよくて。
江戸の末期の戦もない平和な頃、武士たちの趣味や教養で国内の文化が円熟していく様子なども興味深く楽しめた。
特に数学は一種のはやり?だったのかな。
数学塾があって問題の解き合いなどを楽しんだり、解けた喜びを絵馬に感謝をこめて奉納したり、
絵馬に問題を書いて、解答を募ったりしていたようだ。
その解答に「明察」と書き記したらしい。
この数学絵馬に関しては、なんと、今年の春、ぶら渋谷と称して訪れたばかりの金王神社が肝だった!

ここの数学の絵馬を見に行くことから小説は始まる。
本を読む前だったから、こんなに大事な場所なんて知る由も無く、数学絵馬の存在を知らず見逃したことに強い後悔~
是非とも、本物の数学絵馬を見に行かなくては。