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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

天地明察

2012年09月22日 | 映画
「武士のそろばん」を読んだ時も、数学が出来ると士農工商のあの身分制度とは違う特権階級があって有利なんだぁと思ったけど、この2010年に本屋大賞を取った冲方丁の「天地明察」でも同じように思った。
現代でも理系出身者の方が生涯年収も多いと言うが。
数学が出来るって強みなんだね~

その数学はからっきしダメだけれど、因果関係がスッキリしている事象を好み、理系男子が大好きな私。
この「天地明察」の主人公、暦の編纂をした実在の人物渋川春海には惚れた~
話も囲碁盤から宇宙へ続く壮大な世界観が魅力的で、わくわく。

この本が岡田准一君主演で映画化。
碁盤の宇宙、北極星、数学、暦と天空つながりの面白さが視覚的に分かりやすく、
もう少しひねりが欲しいかなとも思ったけど、暦のあり方や重要性などへぇーって思うことも多くて、なかなか良かった。

岡田君が碁石を指に挟んで天に腕を伸ばしてから、碁盤にかっこよく石を置く辺りなんてかっこよくて。


江戸の末期の戦もない平和な頃、武士たちの趣味や教養で国内の文化が円熟していく様子なども興味深く楽しめた。
特に数学は一種のはやり?だったのかな。
数学塾があって問題の解き合いなどを楽しんだり、解けた喜びを絵馬に感謝をこめて奉納したり、
絵馬に問題を書いて、解答を募ったりしていたようだ。
その解答に「明察」と書き記したらしい。
この数学絵馬に関しては、なんと、今年の春、ぶら渋谷と称して訪れたばかりの金王神社が肝だった!


ここの数学の絵馬を見に行くことから小説は始まる。
本を読む前だったから、こんなに大事な場所なんて知る由も無く、数学絵馬の存在を知らず見逃したことに強い後悔~
是非とも、本物の数学絵馬を見に行かなくては。




ダディロングレッグス 千秋楽

2012年09月15日 | 井上芳雄君
「足ながおじさん」のミュージカル?
初めはどうかななんて思っていたけど、原作を読んで面白くて、これはいけると思って取った千秋楽のチケット。
この判断は正解だったようで、連日、満員御礼だったこの舞台。

脚本・演出 ジョン・ケアード
出演 ジルーシャ 坂本真綾 
   ジャーヴィス 井上芳雄

日本では有名な足ながおじさんの話だけれど、アメリカでもイギリスでも知名度のない作品だと言う。
びっくりだわ~
脚本・演出のジョン・ケアードさんは日本人の奥さん(この作品の訳詞を手がけている)からこの作品を教えてもらったそう。


2人芝居、派手な演出も、舞台装置もないシンプルなミュージカルなのに、なぜこんなに惹き付けられる?
話自体も明治の末に書かれたものと思わない新鮮さ。

まずはジルーシャ演じる坂本真綾さん。
透明感ある声質とイメージを膨らませてくれる演技力。
いや、演技と言うよりセリフを聞かせる力?
不幸な生い立ちにめげない、明るくたくましく善意に満ちた利発なジルーシャを見事に演じ、歌も上手いし、井上君の伸びやかな声と妙にマッチして。

井上君はお金だけはある、ちょっと偏屈なアメリカの富豪役。
社会事業として孤児のジルーシャの大学資金を援助する。
毎月送られてくる彼女からのウィットに富んだ明るい前向きな手紙に徐々に彼女に惹かれ始め・・・
冒頭は固めの歌声に渋い表情、それが徐々に変化していくさまが歌声の変化と態度で伝わってくる。

「卒業式」や「チャリティ」という曲など、終演後も頭から離れず。
とっても良質のお芝居をみたという、豊かな気持ちにしてくれたお芝居でした。

で、この日嬉しい発表が。
新年早々の再演が決定したとのこと。
2人芝居だから出来ることって井上君が言ってた。


そして、この公演では、「高いチケットを買っていただいている上に、大変心苦しいですが、東北の震災でも2000人以上の震災孤児が生まれたそうで、皆さんの力を少しお借りできれば」と「あしなが育英会」への募金を、井上君が長い足を強調して呼びかけていて、井上君の頼みとあればと思うファンも多かったでしょう。
私もそうだけど・・・
この日までで540万近くの募金が集まったそう。
3週間弱の公演期間を考えれば凄いことだ~

この日は、足なが育英会の会長さんも客席にいらしていました。


ダディロングレッグス

2012年09月15日 | 井上芳雄君
「足ながおじさん」の原作を読んだ。
改めて読み返すと、あら~面白いじゃない。

ジルーシャの手紙という形だが、情景がありありと浮かび、彼女の心情だけではなく足ながおじさんの心情も伝わってくるのに夢中になった。
子どもの頃には夢見るシンデレラストーリーに思っていたのだが、実はラブロマンス?
足ながおじさんの実態に近づく辺りは推理小説のようだったり。
久しぶりにドキドキ感を味わった。

そして、お芝居。

場面展開も全くない、出演者は井上君と坂本真綾さんのたった2人。
ダンスもなく、歌とセリフのみ。
それもほとんどジルーシャからの手紙の文面のみ。
普通のミュージカルとは趣が違う。

シンプルなだけに小説と同じように想像力が刺激され、
さらに、ジルーシャの手紙を交互に読むことで、2人の想いが重なり合って、共鳴して、奥行きのある舞台になっていた。
これが、この舞台の魅力ね。

坂本真綾さんは初見だけれど、みずみずしい澄んだ声質がとてもよかった。
声優さんだけあって、セリフが聞き取りやすく、他の人のセリフを挟んだりする時は声質を変えて、私たちのイメージ作りに手を貸してくれた。
2人のハーモニーもばっちり。

このところ、悲恋が多かったから、井上君のハッピーエンドっの舞台っていい。
ダンディな立ち姿にうっとりし、幸せな気持ちで帰宅できました♪





タッキー&翼 10周年コンサート

2012年09月10日 | エンタメ




ついにジャニーズコンサートに足を踏み入れてしまった!
これは、全くの予期せぬ出来事。

事の発端は、金曜日の深夜に井上君主演の「足ながおじさん」(絶賛上演中)の千秋楽のチケットをおけぴネットで探していたことに始まる。
まずまずの物件?を発見。
その備考には「タキつばの10周年コンサートも良ければ・・・」と。
しかも無料!って書いてある~

早速、交渉を始めるもすでに金曜日の夜更け。
すぐにタキつばのコンサートのある土曜日になってしまったけれど、
親切にも井上君のチケットも含めて、土曜日に東京ドームまで届けてくださるとのこと。
何となく半信半疑で出かけるも丁寧に対応していただき、井上君の千秋楽のチケット+タキつばコンサートのチケット2枚をget。
「足ながおじさん」のチケットのおまけのような立場のタキつばのコンサートチケットだったけれど、その状況にはあまりあるほどのすばらしいコンサート。

もう、オドロキの連続。
アリーナ席は大きな舞台と化していて、スペクタクルな装置がたくさん。
花火は上がるは、噴水は出るは、バイクが走り回るは、気球に、ゴンドラに、フライング。
エンターテイメント性は申し分なし。
演出も飽きさせることなく、アイディアに富んでいて。

友人の何人かが、嵐やSMAPのコンサートをリピする気持ちがよくわかった。
ドーム全体が同じ気持ちで満ちていて、ペンライトの灯りがとてもきれいで、不思議な一体感。
このスペクタクルな空間はやみつきになる潤オ

タッキーも翼も身体を張っての頑張りにプロ意識を見る。
ファンへのサービス精神は半端ない。
ジャニーズの人気の理由はここにありね!

このコンサートにはHey! Say! JUMP、キスマイ、ABCZ、セクシーゾーンなどのグループに中山優馬君、ジュニアの子たちも出演。
ジャニーズファンのブログを読むとこの辺りの出演者のことも詳しくて、なかなか奥が深そうだ。


最後に山ピーまで登場して、私はお気に入りのキスマイの玉森君も見れて(日曜の公演には来なかったらしいから)、とーってもお得感のあるコンサートとなりました。




念願の・・・・

2012年09月07日 | 家族・家庭
構想5年にして、やっと実現。


テラスの上にパーゴラの設置。
日よけになるように、屋根をつけました。

5月のGWから動き出し、ショールームやDIYのお店をめぐり、見積もりをとり、夏になる前に何とかなるはずだったのに、
夫との意見調整に時間がかかり、結局は8月末の完成となった。
最後は私の強行突破みたいになったけど^^

リビングの床と同じ高さにウッドデッキを張って、その上にパーゴラをつけ、リビングとの境界の窓は大きく開く観音開きみたいにして・・・とか、
コンサバートリのようなものをつくりたいとかなんて、いろいろ考えはあったが、
予算の関係や夫の意見も考慮して、落ち着いたのはテラスはそのまま活かし、屋根つきのパーゴラのみを設置。

少し、庭の景色が変わりました。


涼しくなったら、芝をとって、イングリッシュガーデンのようにしたいと思っているところ。

宇宙ステーション

2012年09月06日 | 驚いたこと
人工衛星って見えるんだと、初めて知りました。

現在、星出さんが搭乗中の宇宙ステーションが見られるよって友人からのメール。
HPでぐぐってみると、観察できる日時や方角などを案内してくれていて。

8月29日19時8分
思わず、お隣さんにも声掛けて、夜空を見上げた。


宇宙ステーションがどんな風に見えるかは、皆目、検討もつかなかったが、HPにのっていた時間に西北西の方からそれらしき光が。
それは、明らかに飛行機の動きと違い、きれいな弧を描きながらスムーズな動きで北東の空に消えていった。

なんてことないものだったけど、ちょっと感動。

人工衛星も宇宙ステーションも宇宙の先の遠くのことと思っていたから、私にはあまりなじみもなく。
それが、小さくても実際目にしてみると、がぜん興味の対象に。
次の日の星出さんの船外活動にも、より力を入れて応援。

サッカー場くらいの大きさの物が、地球を1周90分で回っているなんて、恐るべしなことよね。


今年は宇宙関連のことが多くて、感動的な日食に、スーパームーンにブルームーン。
そして、つい先日はペルセウス座流星群。
夜中に娘と夜空を眺め、10分ほどで2この流れ星を見つける。
願い事を唱えるなんて無理な、あっという間の出来事だったけど、こちらも感動。
何十年ぶりかの流れ星だったから。

満天の星空に、海の上にかかる天の川なんて日常の景色というところで育ったから、天空を眺めるのは大好きなんだけど、星のない空に慣れっこになっているわ。

それでも、今年は井上君が「宇宙兄弟」に出演したし、何より、夫が宇宙関連の仕事に異動になり、「宇宙」に縁のある1年になりそう♪


宇宙ステーションの撮影は無理でした。