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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

リトルプリンス

2022年01月23日 | ミュージカル・舞台


「リトルプリンス」
シアタークリエ w/娘
19列センターブロックより

今年初の観劇。

FBで購入せず、オケピにてゲット。
行動が遅かったせいで、土居王子で見たかったがチケットが取れず、
もう一人のりりか王子で観劇。

星の王子様はとても哲学的で読んでもさっぱり共感できない作品という記憶があって、
ということもあり、このミュージカルも見るのをどうしようかなと躊躇する気持ちが、チケット購入を遅らせた。
しかし、一度は見ておこうと、オケピでチケットを購入したわけで。
ところが、見てみたら、
とてもいいじゃないですか!
大変気に入りました。
きれいな配色の絵本を見ているような感覚。
舞台はシンプルなので、登場人物が映える、映える。

井上君は飛行士とキツネ役。
キツネはとてもかわいかった~💛

花總マリさんの花。
美しく花があり、歌も最高。

リリカ王子は動きも軽快で
話す声も歌声もころころとすずが鳴るような音を響かせて、
元気で真っ直ぐな少年としてキラキラしている。
それを観て聴いてるととても気持ちがいい。

キャスト

王子:加藤梨里香(Wキャスト)
飛行士 / キツネ:井上芳雄
ヘビ:大野幸人
花:花總まり

桜咲彩花、加藤さや香、木暮真一郎、縄田晋 / 荒川湧太、塩川ちひろ、中西彩加、本田大河、森田有希、安井聡、山花玲美






アナ雪

2021年09月04日 | ミュージカル・舞台
劇団四季の「アナと雪の女王」観劇。
新しい劇場「春」にて、16列下手サブブロック。w/HM

チケット購入が困難で、見られるのは来年かなと思っていたところに友人からのお誘い。
ありがたき!

四季らしく、こじんまりとした劇場で、どの席になってもそんなに見にくくないのだろうと思われる。
この箱で1,500人収容とか。
思ったよりは入るのね。

人気の舞台はこのコロナ禍でも満席。
皆マスクして、会話厳禁という縛りはあるが、
生のオケにお芝居が見られるというのは幸せだわ。

四季の舞台は本当に久しぶり。
あの歯切れのいい発音に違和感を少し感じつつも、
歌もダンスもお芝居も最高のものを届けようとする意気込みは素晴らしい。
プロジェクトマッピングにLEDパネルを使っての演出。
いやいや、本当によくできていました!

トナカイのスヴェンの動きはトナカイにしか見えず、
あの中に人が入っているとは信じがたい。
オラフはパペットで人が操作しているけど、こちらの動きも素晴らしい。

ちょうど、この日の「世界一受けたい授業」でアナ雪の舞台裏をエルザの父親役の阿久津陽一郎さんが解説してくれていたので、
印象も記憶もより深まった。

リピしたい作品だわ。





THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE

2020年08月24日 | ミュージカル・舞台
ついに、生舞台!
数か月ぶりの帝劇!

なんとか取れたチケットは「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」のProgram C。
2階席の下手端。
左右前後の席は空いていて、密を避ける配席となっており、劇場内のスタッフからのいつもの注意事項もパネルで表示。
退席するときも案内によって順番に、といった工夫がなされていた。入場のチケットのもぎりもセルフ。

MCの井上君が舞台に現れた瞬間の高揚ったら、久しぶりの感覚。
オーケストラの生音、照明、スポットライトの熱、演者のさっそうとした姿に「あ~エンタメが戻ってきた!」とうるっとしてしまいました。
劇場ならではの空気感はやはりオンラインでは味わえないもの。
やっぱりナマはいい。

この「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」は、東宝ミュージカルの70年の歴史をたどるといったもので、
江利チエミさんや森繁久彌さんなどのかつてのミュージカルスターの映像とともに、朝夏まなとさん、石井一孝さん、一路真輝さん、佐藤隆紀さん、島田歌穂さん、瀬奈じゅんさん、ソニンさん、田代万里生君、平野綾さん、ゲストとしての大地真央さんらが東宝ミュージカルの数々の名曲を歌うというコンサート。

「レ・ミゼラブル」「ルドルフ ザ・ラスト・キス」「モーツァルト!」「エリザベート」などのほか、「風と共に去りぬ」「ローマの休日」といったミュージカルのそうそうたる?ナンバーが披露された。
井上君は「屋根の上のバイオリン弾き」「見果てぬ夢」「明日への道(階段ではなかった)」「私が踊るとき」「塵と灰」などを歌い上げてくれた。井上君の歌声はやはり格別!
一路エリザの時にルドルフだった井上君がトートとして一路さんと「私が踊るとき」を歌う時が来るなんてと感慨無量。

また、こうした時間は東宝が夢と希望を与えてくれるエンタメの世界を作ってくれたからでこそ。
これからも頑張ってこの世界を守っていこうというエンタメ業界の主張でもあるだろう。

井上君は美声を響かせて名曲を歌っていたかと思うと、スムーズな切り替えでMCのトークを挟むという技をも披露してくれた。
そのうえ、時間をきちんと守るということもやればできるじゃん。

不要不急のエンタメですが、生きる上には必要と実感した2時間だった。


レ・ミゼラブル

2015年04月23日 | ミュージカル・舞台
久しぶりのミュージカル。
都内に住む友人が都民だと安いチケットが手に入るということでゲットしてくれた「レ・ミゼラブル」
確かにかなりお得感のあるチケットでした~







さすが、王道のミュージカル。
新演出になり、賛否両論あるけれど楽曲もストーリーもやはり好き。

ストーリー展開が速いので内容を熟知していないと分かりにくいのだけれど、
観劇数回に映画で内容をよく知った身としてはとても楽しめる作品。
何回観ても泣けちゃう。
特に1幕最後のシーンと2幕の学生たちの場面は力強さと悲しさとが入り混じって、何とも言えない感情が押し寄せてくる。


今回は注目すべき役者さんがいなかったせいもあると思うが、演じる役者さんの力量に不満を感じるところもあり。
せっかくいい作品なのに、あ~惜しいなぁと残念に思った。

でも、川口シャベールや原田優一マリウス、磯貝レイナコゼットなどは気持ちよく聴いてられました~


がんばれ!
Jミュージカル~






ラブ・ネバー・ダイ

2013年10月04日 | ミュージカル・舞台
いやー久しぶりにエキサイトした~
「ラブ・ネバー・ダイ」のチケット取り。

あの「オペラ座の怪人」の結末から10年後のファントムを描いたロイド・ウェイバーの書下ろし。

しかもファントムを市村正親と鹿賀武史のWキャストという。

何年か前、市村さんのコンサートで聴いた「music of the night」には鳥肌が立つほど感動したことがあって、
劇団四季で活躍のころを観たかったなぁと思ったことが、今回実現しそうな舞台。

これは是非とも観に行きたいとネットの先行予約に飛びついたが。

まぁ―繋がらない。

予想はしていたけど、これほどとはね。

1時間たっても「ただいま混雑しております」のメッセージ。

出かける用事があったので、あとは用事の合間にスマホでトライし続けるも、つながったのは5時過ぎ。

前半の席はすでに完売だったけど、何とか後ろでもセンター近くに友人分も含め4席を確保。
まぁ、良しとしましょう。


しかし、3月の公演なのになんということでしょう。

これじゃあ、一般販売の時にはチケットが取れないはずだわ。




かもめ@シアターコクーン

2013年10月02日 | ミュージカル・舞台
芸術の秋に読書の秋~

職場の図書館でこんな分厚い本を借りた。



A.チェーホフの全集の1冊。
この中の「かもめ」を読みたくて。

苦手な翻訳ものの上、戯曲とあって、短編だけれど、読み応え有り。
フーフー言いながら読む。

というのも、シアターコクーンで上演中の「かもめ」を見に行くことになっていたからで、その予習。

日本でも人気のケラリーノ・サンドロヴィッチさん演出で、
生田斗真君、野村萬斎さん、蒼井優ちゃん、大竹しのぶさんという豪華キャストのチケットは
プレミアチケットになるのは予想されたけど、今回もいつもの友人が良席を取ってくれたの。
ありがとうございました。

本の中では言葉や言い回しなどが大変古臭くって、まさに古典と感じていたけれど、
それが舞台になると同じ本の中の言葉なのに、現代風に生きて聞こえるから不思議。
他の「かもめ」を観たことがないので比較はできないけど、とっても素直な舞台だなというのが印象。

初見の生田斗真君は美しかった~
セリフも聞き取りやすく、若々しい演技はとても好感が持てたし、
野村萬斎さんは立居振る舞いがとても美しく、小柄なのに存在感あり。
声の強弱の出し方が素晴らしく、小さい声でもよく通ることに感動。

蒼井優ちゃんは身のこなしが軽いのね~
これは五右衛門ロックでも感じたけど、運動神経がいいのではという動き。
後半部の女優として生きていく信念を話すシーンが印象的だった。

大竹しのぶさんは言わずもがな。
まさに大女優!という貫禄。
エネルギッシュな演技は見ごたえあり。


予習をしていったにも関わらず、
劇中のかもめは何を意図するのか。(タイトルにもなっているから重要なはず)
そして、なぜ主人公は死を選んだのか。
など、??なことも多くって、帰宅後ネットでいろいろ検索するも、明確な答えは得られず。

そしてわかったのは、
「チェーホフは、芸術家の仕事は「問題の正しい提示」であって、その「解決」ではない」と考えていたらしいとのこと。
つまり、自分で答えを見つけなさいってことみたい。

あー、悩める秋だわ。


作:アントン・チェーホフ
上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

アルカジーナ:大竹しのぶ
トレープレフ:生田斗真
ニーナ:蒼井 優
ソーニン:山崎 一
ポリーナ:梅沢昌代
マーシャ:西尾まり
メドヴェジェンコ:中山祐一朗
ドールン:浅野和之
シェムラーエフ:小野武彦
トリゴーリン:野村萬斎






2回目のレミゼ

2013年07月09日 | ミュージカル・舞台


満員御礼の立札!
びっくりだ~

今回は加藤清史郎君のガブローシュを観たいという友人のリクエストもあり、
それならば山崎育三郎君マリウスでいこうとチケットを取った。
この二人の組み合わせの公演は1か月前でもかなり取れにくかったけど、まさか満席とは。
レミゼ公演も終わりに近づいているせいかもしれないが、二人の人気?
レミゼの集客力はすごいね。

レミゼは歌もストーリーもいいからそれなりに感動するけれど、ジャンバルジャンにもジャベールにも今一つ心揺さぶられず。
卒なくこなしてはいるけど、物足りなさが残る・・・

しかし、前半の終わりの方で清史郎ガブローシュが中央に堂々と登場したあたりから、俄然面白くなってきた。
清史郎君の歌がまた、一段とうまくなった気がする。
さらに、育三郎マリウスが登場したら、血が騒ぐ、騒ぐ。
「コーヒープリンス1号店」で初めて観た育三郎君より、俄然いい!
育三郎マリウスにぞっこんLOVE~

キャストで舞台の印象がこんなに変わるものかーと驚く。
単なる役者さんへの思い入れのせいかもしれないが、それはそれで幸せなことだと思う。
井上芳雄君が出演の演目だって、??と思うようなものもあったが、あばたもえくぼ。
応援している人がいるだけで、大したことなくてもときめきが大きい分、人生お得だわね。

中には、思い入れなく観ていて、演技力や歌唱力でおおーと思わせる人たちもいて、
それはそれで素敵な出会いなの~

今回の綿引さやかさんのエポニーヌがそう。
とっても良くて、引き込まれた。
ググったらこの日が彼女の初日だったんだ~
そうとは思えない堂々とした演技っぷり。
何回もチャレンジして勝ち取ったエポニーヌ役のようだから、魂のこもった演技が魅了したのね。






ドレッサー@世田谷パブリックシアター

2013年07月07日 | ミュージカル・舞台


イギリスの劇作家ロナルド・ハーウッドによる戯曲『ドレッサー』を三谷幸喜演出で上演。
立ち見もでるほどの人気演目で、いつもチケットを取ってくれる友人に感謝。

話はナチスの空襲が激しさを増す1942年、イギリス地方の劇場を舞台に、シェイクスピアの四大悲劇『リア王』の227回目の上演前に看板俳優である老座長は突然、舞台に立ちたくないと駄々をこねだした。長年にわたって献身的に座長を支えてきた付き人兼衣装係(ドレッサー)のノーマンは、そんな座長をなんとかなだめすかして舞台に上げようとする。
果たして幕は上がるのか─?!

三谷さん大好きな舞台裏の話。
舞台と舞台裏が交差する話の展開が巧みで面白かった~


心神喪失気味の状態に陥っている座長を強弱をつけて演じる橋爪さんの演技力に、ずーっとしゃべり続ける付き人役大泉洋の存在感。
ぐいぐいと言葉の嵐の中に引き込まれて。

コメディー?と思わせる前半部分は三谷流のセリフ?か大泉流のアドリブかはわからないけど、くすっと笑わせるセリフもちらほらと。
それが、後半はシリアスな人間模様となり、
最終場面での付き人「ノーマン」の心中は?
長年仕えてきた彼への救いはどこかにないのか?と思ってストーリーの展開を待ったけど。
結局切ないままに終わった。


帰宅後、この舞台に誘ってくれた友人が朝日新聞の劇評を送ってくれた。
そこで「ノーマン」という名前に込められた意味を知り、やっぱり救いはなかったんだと思い知ることに。

イギリスらしいと言えましょう―






作:ロナルド・ハーウッド
演出:三谷幸喜
翻訳:徐賀世子
出演:
橋爪功
大泉洋
秋山菜津子
平岩紙
梶原善
銀粉蝶
浅野和之





文楽@国立劇場

2013年05月27日 | ミュージカル・舞台


人生初の「文楽」観劇に国立劇場へ。
人形浄瑠璃、大阪発祥ってことぐらいの知識しかなく、ほんとに初めての世界。
「満員御礼」の立札にちょっとびっくり~

舞台には人形が3人の人形師とともに登場。
その登場の仕方も粋なんだけど、人形のお顔(かしら)がドキッとするくらい美しい。
3列目のセンターブロックの良席だったから間近に。
初めは人間の顔が人形のすぐ横にあるので違和感を感じるのだけど、それもだんだん気にならなくなり、人形だけに気持ちが集中してくるから不思議。
人形の表情が変わるわけではないのに、笑ったり、泣いたり、怒ったりなどの感情が見えてくるのよね。
まさに人形に命が吹きこまれた~と感じる。
3人の人形遣いの技もさることながら、セリフを言いまわす太夫と三味線の音もシンプルでいい。
太夫が一人ですべての登場人物の役をこなすのもおもしろい。

この日の演目は「寿式三番叟」と近松門左衛門生誕360年記念「心中天網島」
「心中~」の方はどろどろの失楽園のような話で、江戸時代の人たちの嗜好も今と変わらないのねと感心。
ストーリーに感情移入は出来なかったけど、いいお芝居を観させてもらいました。







新しいレミゼ

2013年05月15日 | ミュージカル・舞台


頭の中は「StarS」でまだまだいっぱいの時だったけど、
新しい演出になった「レ・ミゼラブル」観劇。

このところ舞台三昧で少々気が引けてるけど、これは「母の日」ご褒美ということで。
家族にも今年は何もしてくれなくていい~とあえて宣言。

この日は友人が取ってくれた前から3列目センターブロックの良席。

キャストは


今までレミゼと言えば山口祐一郎さん。
その看板役者の降板という衝撃の幕開けのレミゼで、
その後もジャンバルジャン役のお二人がけがで休業との事態が生じたりで、大丈夫か~と思われたが、
この日はけがも治ったキムさんのジャンバルジャン。
もう少し迫力はほしい気はするが、悪くはない。
おおーーーと思ったのは川口さんのジャベール。
マリウスの田村さんには今後の成長を期待しよう。
エポニーヌの笹本玲奈ちゃんはやっぱりいいなぁ~

その他いろいろ感想はあるけれど、新演出で落ち着かない。
素人目にもだいぶ変わったことが分かる。
いいのか悪いのか、判断はつきかねるけど、映像がかなり凝っているので映画のような仕上がり。
冒頭の部分やジャンバルジャンがマリウスを背負って地下道を歩くところやジャベールが自殺する場面なんて新しい感覚だった。

盆が回らないから、あれっ?と思うところもあったけど、新しい試みとして受け止めたい。