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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

ルドルフ三度

2012年07月28日 | 井上芳雄君
オリンピックの毎日の感動にすっかり観劇ブログがアップできず。

結局、行ってしまいました。3度目のルドルフ。





もう一度観たいと思っていたら、タイムリーなお知らせメール。
ルドルフのチケットの土曜日のディスカウント情報。
S席も安くなっていたけど、A席なんて4000円だって!
このチケットをゲットして。

うふふ・・・行って良かった~
もう、ずっと観ていたいと思わせる舞台です。
観れば観るほど好きになっていく。

2階席でしたが、センター近くで悪くない♪
舞台全体がよくみえて、気にいっている盆やカーテンの使い方、人の動きなどよーくわかりました。
演出家のデビッド・ルヴォー曰く、「リアリズムという名の雑念を全て剥ぎ取り、集中してもらいたいために必要不可欠なものだけを置いた、赤い箱をイメージしたセット」とのこと。

パンフレットの出演者のコメントにルヴォー氏との出会いや指導の仕方や印象的な言葉などを挙げている人が多くて、このルヴォー氏の演出はかなり刺激的だったことがわかる。
彼は日本での仕事も多いようで、いつか観たシアターコクーンでの「人形の家」も彼の演出だった。
その時も、舞台はプロレスのリングのように客席のど真ん中に作られた斬新なものだった。

楽曲もいいので、CD化されないかな。




愛しのルドルフ~

2012年07月24日 | 井上芳雄君

ルドルフが生きていたならば、第一次世界大戦は起こらなかったかもしれないそう。

ウィーンミュージカルを観るようになって、ヨーロッパの歴史に関心がいくようになったけど難しい。
違う人なのに同じ名前の人が時代を超えて出てきたり、国を超えたりしてややこしい。
それでも、ハプスブルグ家に関しては少し、詳しくなったかな。
マリアテレジア、マリーアントワネットにエリザベートなど有名どころも多い。
ハプスブルグ家って、強い力を持っていたのね~
ヨーロッパのかなりの領土を支配していた時期もあるみたい。


そのハプスブルグ家の後継者だった「ルドルフ」って不倫男。
案外、早めに収束した(マスコミが騒がない)橋下大阪市長と同じ。
しかも、失楽園のように愛人と心中。

一番、男として許せないんだけど、ルドルフって井上君のデビューの役。
何かと、彼に縁のある役柄だから、肩入れしてしまう。

「うたかたの恋」っていう演目もあったりするから、ルドルフは魅力的なお人だったのかもしれない。
今回は、なぜ、マリーとの恋に命をかけたかがかなり強調されていて、「まぁ、仕方なかった」なんて擁護の気持ちもうまれる。
母のエリザベートからの愛情は不足していたし、父との確執は閉塞感いっぱい。


さて、友人と出かけた2回目もたいそう良かった♪

舞台の盆回しや、カーテンの使い方などじっくり観察。
暗転を使わず、スムーズに場面転換がなされていて、緩急つけての人々の動きも良かった。
動きのある舞台を作るために、今回はスケートの場面は必要だったのかな。

この演目はワールドホーンの名曲が多いけど、一番のお気に入りは「未来への道」(以前は未来への階段ってタイトル)。
気持ちが晴々するけど、ルドルフの未来を考えると切なくもある。

それから、マリーとのデェット曲がすばらしい。
和音美桜さんの歌唱力もさることながら、二人の声の相性がいいのか、ぞくぞくさせるナンバー。

そして、今も耳から離れないのが、妻のステファニー役吉沢梨絵さんの歌。
女としてルドルフに自分の方を向いてと欲しいという気持ちに、皇太子の妻として立場を守らなくてはならないプライドが混ざり合って、感情を込めた歌は大変、印象深い。

もう1回行きたいけど、無理だろうなぁ




夏の恵み

2012年07月15日 | ガーデニング

梅雨明けしました。
毎日、元気な太陽を恨めしく思いながら、汗だくの通勤でありますが、
この太陽のおかげで、我が家のいい加減オーナーのプランターの野菜は元気です♪


今年はちょっと奮発して、サントリーの苗を購入。
2種類のミニトマト。
皮は硬いけど、甘くてトマトの味がしっかりとして、おいしい。


そして、今年も挑戦中のグリーンカーテン。
ゴーヤを育てています。


去年は摘芯するのを忘れちゃって実がほとんどつかなかったのを反省して、今年はセオリーどおりに育てています。
ただ、1階のテラスの工事をするかもしれないので、今年は2階の寝室前のテラスに設置。

水やりが大変ですが、実がたくさんついています。
グリーンカーテンの役目を果たしているかどうか?
日中、ほとんどいないので不明(笑)

ただ、朝、カーテンを開けた時に緑が目に入るのは涼しげなのは気持ちはいい~





お誕生日

2012年07月15日 | 家族・家庭

今年はお誕生日当日に届いた井上君からのバースディカード
もう、にこにこの私に、「毎年、同じ字だね」って、家族評。

当たり前~
本人の直筆なのだから。
家族は事務所の人が書いているって、本人直筆をまだ信用していない。
公演中の忙しい中、本当にありがとー って、今度の出待ちでは伝えよう♪

そして、ちょうど夫が持ち帰った大きな花束~
あら、ありがとうって思ったけど、この日は夫の異動日でもあったのでお花を持ち帰るだろうとは思っていたから、オドロキはしなかった。
夫が頂いた花束だけど、まぁ、私の誕生日のお花ってことにしてしまおう~


今までは、お誕生日って、自分の誕生をみんなにお祝いしてもらう日って感じだったけど、
最近は「産んでくれてありがとう~」って親に感謝する日なのかなって強く思う。

その当の親、当日に電話をくれたけど、私の誕生日だってことなんてすっかり忘れていたらしく別件の電話でした。
孫の誕生日は覚えているんだけどね~って。


娘はWiiFitをプレゼント。
使わなくっちゃねー
がんばれるか、私!

新幕末純情伝

2012年07月14日 | ミュージカル・舞台
このところ舞台づいております。
想定外に、少しだけど何十年ぶりかにボーナスも頂いたので気も大きく?なって。
そろそろ、老後の蓄えを考えないといけないのに~

今宵は田舎の友人のたっての希望で、今年大学で上京のお嬢さんのお付き合い。
大好きな桐谷美玲ちゃん主演の「新・幕末純情伝」を見たいけど、一人ではどうも・・・っていうので。
舞台好きな私からすれば、仲間が増えるのは大いに嬉しく、ましてや、かわいらしい、素直な女子学生とならば、親戚のおばさん然として、お助けしましょーと相成ったわけで。
自分としても、つかこうへい作品を一度は観てみたいと言う思いもあり。


彼女の初観劇は「新・幕末純情伝」@シアターコクーン
つかこうへい3回忌記念公演です。

主役の桐谷美玲ちゃん。
テレビで観るより、ガリガリよーと友人の目撃談から、舞台栄えを心配したけど、その点はクリア。
ただ、初舞台の上、まだ役者さんとしての経験も少ない?
演技力はまだまだだけど、力いっぱいがんばっていたのは認める。
女性の殺陣ってあんな?
劇団新感線を観たばかりだから、余計に違和感あり。
これが一番残念だったかな。

沖田総司が実は女性だったという奇抜な発想のもと、幕末の新撰組と坂本龍馬とその他いろいろな史実をベースにつかこうへいの世界観は巧み。
下ネタが多いのは好みではないけど、半端ないセリフ量に惹きつけられ、バラバラの史実がそう繋がっていたのかと着地点も面白かった。

生の舞台を観て素直に感動をしてくれた観劇デビューの彼女にもっといい舞台を教えたくなる私です♪



ルドルフ ザ・ラスト・キス

2012年07月07日 | 井上芳雄君
待望の井上君の歌声、堪能しました~

「ルドルフ ザ・ラスト・キス」@帝劇

4年前の「ルドルフ」の再演。
ただし、今回の演出はウィーン版を手がけたイギリス人のデヴィッド・ルヴォー氏。
同じ作品なのに、前回の宮本亜門演出とはだいぶ印象が違う。
演出家で伝えたいことも伝え方もこんなに変わるものかとびっくり。

映画やバレエ、宝塚の舞台にもなった、19世紀末オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフ(井上芳雄くん)と、男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ(和音美桜(かずねみおう)さん)の心中事件をモチーフにした作品だが、色っぽさが増大。
ルヴォー氏の好みね~
「キスシーンが多いですね」ってファンの指摘に「演出家がイギリス人ですから」って井上君も答えていたわ。

前作品はルドルフの苦悩が前面に出てとても息苦しかったのを覚えているけど、今回はマリーへのどうしようもない思いがかなり強調されています。ラブシーンが激しい@@@

が、ルヴォー氏の演出は美しい絵画を見ているよう~
深紅のヴェルヴェットのような背景に、二重盆をうまく利用した動きのある場面、天井からつり下がるドレープたっぷりカーテンがくるくる回り、階段付きの橋の大きなセットが効果的に使われて、とてもスタイリッシュな舞台構成。
ただ、衣装と最後のシーンは宮本亜門演出の方が好みかな。


井上君の歌声はますます伸びやかで、和音美桜さんのきれいな声は安定していて、久しぶりの一路真輝さんの歌声も健在。
父役の村井國夫さんに、オーストリア首相の坂元健児さんなど、皆さん歌の上手い人たちなので安心して楽しめました♪
苦戦していたローラースケートの場面はちょっと緊張してみてしまいましたが、そつなくこなしていて良かった~


そして、この日は井上君のお誕生日。
カテコ2回目の後、幕が閉まって、何もないの?と思っていたら、オケのハッピーバースディのメロディーが流れ、客席全体で合唱。
井上君に「お誕生日おめでとう」と言えた。
あー幸せだ~