おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

座頭市 THE LAST

2010年05月31日 | 映画


慎吾ちゃん大ファンの友人から、舞台挨拶付きのチケットが2枚あるのだけれど要らない?と、嬉しいメールが。
六本木とダブって取ってしまったそう。
急いで仕事を調整して、大学時代の友人に一緒に行かない?とメールをしたら、
「きゃー、行く行く!!!」と、あっという間に話しが整って、初日の舞台挨拶付きの上映会へと銀座まで出かけたのでした。

ナマ慎吾ちゃんにももちろん魅力はありますが、
私と友人のお目当ては阪本監督の方。
何しろ、大学時代の友人なのです。

「僕は映画監督になる」と言って、大学中退を選択した阪本君が、
その夢を堂々と果たしている姿に、ほろりと。

この映画のために慣れない番宣も積極的にこなしているので、
このところブラウン管でも見かけます。
スマスマのビストロSMAPにも出演していて、びっくり!

やさしい、穏やかな雰囲気は昔と変わらず、
舞台挨拶をする様子も、いい感じで年を重ねていて、
「役者さんの気持ちを大事にする、信頼ある監督さん」との評に、
大学時代の阪本君をちゃんと重ねることができます。

その穏やかな性格とは違って、男らしい作風の映画は、私たちにはなかなか見ることができず、
アカデミー監督賞を受賞をした「亡国のイージス」が初めて見た映画であり、
衝撃的な「闇の子供たち」では、阪本君の才能に驚いたのでした。

そして、この座頭市。
またまた男っぽい、仁侠映画。
阪本君の作った慎吾ちゃんの映画という要素がなければ、絶対見に行かないテーマです。

抗争シーンも多く、荒々しい部分も、厳しい場面もあり、今風ではないけれど、
座頭市の「愛」が全体に優しく漂っていて、男の色気たっぷりの、美しい映画でした。
画面の切り取り方や、アングルがセンスよく、
何しろ慎吾君の、全編目を閉じての迫真の演技がすばらしかった!
慎吾君のこの作品に向き合う、真摯な姿勢は、スタッフたちにも感動を与えたとパンフにもかかれていましたが、
香取座頭市は見る価値ありです。
優しくて、謙虚で、強い、香取座頭市!!

天才子役の清史郎君の演技はこの映画でも涙を誘い、
石原さとみ、仲代達矢、反町隆史、倍賞千恵子、工藤夕貴、寺島進、高岡蒼甫などの脇もしっかりしていて、
内容的には好き嫌いがあるとは思うものの、映画としての出来はすばらしいと思います。


2月に「TALK LIKE SINKING」のミュージカルでナマ慎吾君を見ているのだけれど、
昨日、舞台挨拶で現れた慎吾君は、スタイルよく、きれいで、本当にかっこよくて~
これは驚き!
コメントの端々には、性格の良さも垣間見えて、友人が15年来もファンでいることを納得。

1年以上も前に撮影したこの映画、満を持しての登場。
是非とも、ヒットして欲しいわ。




台湾料理 龍王門@たまプラーザ

2010年05月24日 | 食べ歩き
土曜日に仕事から帰ったら、夫が中華料理を食べに行きたいと言う。

家族全員出かけて、一人残された夫は私が録画していた月9の「月の恋人を」を見たらしい@@
そしたら、中華料理が食べたくなったそうで。
短絡的ね~と思いながら、
夫の誕生日お祝い食事会ということで、外出中のみんなを招集して、出かけた先が、最近お気に入りの「龍王門」

ちょっとレトロな雰囲気の店内は台湾にいるよう(実際行ったことが無いけど)



お勧めのシジミの醤油漬け。初めて食べたけど、おいしかった



それから、娘と必ず頼む「おこげ」



アツアツのあんかけをテーブルでサーブしてくれて、ジャーという音が食欲をそそります。

食道楽の難波の血が流れるわが家族(私以外ね)は、まぁ、よく食べます。
ふかひれ餃子や小龍包子、レタスいために、スペアリブ、チャーハンにビーフンなどなど、それぞれ、思いっきり注文します。

ちょっと、待て!と調整するのは私。
息子におかあさんはケチだ!と言われちゃうけど、最後、ムリして食べたりすることもあるからネ!!

そんな家族で、ついつい私も食べ過ぎてしまいます(いいわけです@@)

風街ガラコンサート@オーチャードホール

2010年05月20日 | 井上芳雄君
松本隆の作詞活動40周年を記念してのコンサートが、「おはら祭」で賑わった16日に渋谷で開催。

2500曲もの作詞を手がけてこられたとか・・・
すごいなぁ~
詩があふれるように湧きだしてきて、あっという間に作れるんだそうで。

そのジャンルはロック、ポップスにとどまらず、
シャンソンやミュージカル、オペラなどまで多岐に及んでいるとのこと。

ということで、その記念すべきコンサートに出演したのは
青山テルマ・大人モード・持田香織・鈴木茂(ハッピーエンド)・太田裕美・斎藤由貴になどに加え、
クミコや小林沙羅(オペラ歌手)、そして井上芳雄くん

井上君は自分のアルバムにも納めている「瑠璃色の地球」と「内心 Thank You!」を熱唱。
「灯台で海を見つめる二人が、宇宙にまで思いをはせる壮大な曲に、僕は菩薩のような心になってしまう」と笑いを誘うコメントはさすが!(ファンびいきでなんでも褒める@_@)
「瑠璃色ってどんな色か知らないけど、今日来ているようなシャツの色だろうか?(青いシャツ着用)
歌いながらいろんな色に変わっていくのが、松本隆の詩の世界でしょう~」と上手くまとめたことに自我自賛のコメントにも会場から笑いが。

普段着っぽいポピュラー曲の人たちが真面目なコメントをし、正装っぽいお堅いクラッシクばたけの井上君が笑いをとるコメントをするというギャップに、
ファンとしてはたまらない魅力を感じるわ~(すみませんまたまたファンびいきの感想で)

このコンサート、井上君の魅力だけではなく、とてもいいものでした。
懐かしい記憶が呼び戻されるというか・・・

とくに太田裕美の「木綿のハンカチーフ」は、確か高校生のころ流行っていた曲で、
大学進学で横浜に出ることになった私に、友人がこの詩を書いてプレゼントしてくれたことがキュンと思い出されたり。
「都会の絵の具に染まらないで帰って~」の詩がありがたくて。
あれから、30年あまり・・・アハハ

ついさっき、おはら祭で高校の同級生に会ったばかりだったから、余計にこの曲は胸にしみました。


さらに、サプライズも。

先日ショパン・ピアノソロ全166曲を全曲暗譜で演奏し、ギネスに登録された、あのピアニストの「横山幸雄」さんもピアノ伴奏で出演されていて。

そして、ラジオを聞きながらいつもどんな人かなぁと興味深々だった秀島史香が司会(登場するまで知らなかった@@)
ラジオ番組の相方のピストン鈴木?の無茶ぶりや下ネタエロトークを上手にかわしながらまとめていく才能に感心していたから、
司会として登場して来た時には、お、おっ~と声をあげてしまいました。



とても温かな気持ちになれた、いいコンサートでした。
はなまるね~


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渋谷おはら祭

2010年05月17日 | お出かけ
渋谷の駅を降りたら、「おはら節」が聞こえてきて、うるっと。

なんと、渋谷の街で我がふるさとの一番大きなお祭「おはら祭」が行なわれました。
今年で13回目というから本格的に渋谷に根付いている行事だわ。

しかし、何故渋谷で?
そのなぞは「渋谷と鹿児島の歴史の関わり」というサイトで解けました~




ホームから地上に出るとひと、ひと、ひと~
109をはさむV字の道玄坂を通行止めにして、50あまりの踊りの「連」(1900人ぐらい)が練り歩く様は圧巻。
知らないで渋谷に来た人にはびっくりな光景でしょうね~
そこだけ、鹿児島~!







私の母校の同窓会で作る連も出場。

  
学校名に鶴の文字が入っているので、その鶴を形どった法被はとても映えて、
同級生も五人、法被に足袋の粋な姿で、かっこよく、楽しそうに踊っていました~

渋谷の街を大々的に踊り歩くなんて、考えれば凄いことだー
応援組の私たちもいっしょにおはら祭を楽しむことができました♪

なんと!我が母校の連がグランプリ!を獲得。
今まで、入賞には全く縁がなかっただけに、入賞チームのひとつとして名前を呼ばれた時も「えっえー!?」と感じで、
それが、グランプリだなんて!!!
でも、同級生の五人だって、バスケ部のエースにテニスの王子様、今、現在も趣味でサンバやタンゴを極めている人たちだから、
練習は少なくても筋がいいのよね、きっと!

応援に行った甲斐がありましたー♪

参加の皆さん、お疲れ様~







初めての御柱祭

2010年05月12日 | お出かけ
7年ごとに行なわれる長野の諏訪大社の「御柱祭」

長野に行き初めて20年ぐらい経つけど、見たのは初めて。
TVや地元のポスターなどでは目にしていたけど、今までチャンスがなく。
今回も、途中に立ち寄ったドライブインでこのお祭りの情報をキャッチしなければスルーしてしまっていたと思う。

この「御柱祭」は7年ごとに宝殿を新築する事に合わせて、社殿の四隅にあるモミの大木(御柱)を建て替えるらしいのですが、
このもみの巨木を山から切り出すことから始まって、それを人力のみで各神社までの道中を曳いて、最後に社殿を囲むように四隅に建てるまでの一連の作業とのこと。

結構長い期間に渡って、執り行われることにびっくり。
そして、神社への忠誠心?信仰心の気持ちと地元の人たちの強い結びつきに、新鮮な感動。

この御柱はそれぞれ自治会ごとに担当が決まっています。
2006年にこの辺りを大きな水害が襲ったことがありましたが、その時に一人暮らしのお年よりをたくさん救えたのはこの地域の結束のおかげだとの報道を見たことがあります。
その強い結束を作っているのがこのお祭での協力だとの話しでした。
こんな大きなお祭を執り行なうには、地域の協力なくしてはムリだろうなぁと実感です。


さて、諏訪大社は諏訪湖をはさんで、上社と下社があり、私たちが訪れたのは上社の前宮。
神社まで運ばれてきた御柱を建てる段階でした。(里曳きというらしい)


  


ちょうど着いた時に一の柱が立ったところですごい歓声。
境内は身動きもとれないくらいの人たちで熱気びんびん。

 

その後、二の柱が建ち始めました。
その模様がこれ。
かなりの時間をかけて、ゆっくり建ち上がって行きます。


 











リフレッシュ~

2010年05月11日 | お出かけ
長野にも禁断症状が出ていた私。

このGWも行けないだろうなとあきらめていたのだけど、
2日のお昼頃、夫が突然「長野へ行こう~」と言い出し、
ばたばたと夕方から出かけることに。

外出中の息子と娘には「お母さんたちは長野へ行って来るからお留守番よろしくね♪」とメール。
娘は「いいよー。後は任せて」と。
息子からは「ご飯はどうするの!? 高い温泉には入らないでよー」との返事。

その息子の気持ちを汲んで?
途中、高速の岡谷サービスセンター内にある温泉、その名も「ハイウェイ温泉」に。
575円ぽっきり@@@
ほとんど終了時間に駆け込みで入れていただきました。



温泉は小さいものでしたが、湯量もたっぷりなかけ流し。
諏訪湖の夜景もきれい。


今年の長野はまだ緑も少なく、いつもならタラの芽も収穫できるのに、ふきの頭すらまだの状態。


あー空気が美味しい~
山々も美しく、癒されます。




そして、お蕎麦もおいしく。


帰りに、もうひとつ温泉へ。こちらも500円。

かけ流しのお湯と数種類の露天風呂はなかなか企業努力しているなと思わせたのでしたー★



ちょっとスペイン気分

2010年05月09日 | 食べ歩き
レベッカの余韻を引きずりつつ、女3人で銀座方面へ。



切り取った写真だけをみれば、ちょっと外国の街の様。



このこじゃれたスペイン風の建物は、以前から行ってみたいなと思っていた、スペインレストラン「バニュルス」

カウンターと小さなテーブルの並ぶ1階はオープンなバルになっていて、1皿500円の何種類かのタパスを食べながらワインやビールが飲めます。
ランチとディナーの間の中途半端な時、お茶でもなく、食事でもなくちょっとおしゃれにお酒を飲んでみたいと思う時間にぴったり。
17:00まではタパスメニューとなっています。




カウンターに並んで座り、ガーリックとオリーブオイル味のマッシュルームやえび、オリーブやらをつまみながら、
ビールやワイン(ワイングラスではないところがワイルド)を楽しみましたー★




「明日は母の日だし、自分たちでご苦労さん会ね~」と大いに盛り上がり、
この後、ちょっとほろ酔い気分で、新緑の美しい丸の内界隈を散策し、とてもおしゃれな週末となりました~





レベッカ @帝国劇場

2010年05月08日 | エンタメ
GWも過ぎ、しばらくぶりの更新です。



どれだけ首を長くして待っていたことか!
だいぶミュージカルをみていないので、禁断症状が出始めていて(笑)
しかも、初演を見逃して残念に思っていた演目だけに。

そして「レベッカ」の日がついに!
劇場をシアタークリエから帝劇へ移しての再演で、友人2人と共に観劇。
L列のややセンターよりで、席もよかった♪(帝劇って広いので、はずれの席の時もあるから)

すごく、いいミュージカルだった!!

もともと、ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽)のゴールデンペアのヨーロッパミュージカルって、正統派?ぽっくって好きなのですが、
やはり、期待を裏切りませんでした~

このミュージカル、女性陣がすばらしい!!
まずは「わたし」を演じる、主演の大塚ちひろちゃん、上手くなったぁ~
声も伸びやかで、かわいらしく表現豊かで。
5・6年前の「ダンスオブヴァンパイヤ」の時より格段に。
「天使はこの森でバスを降りた」の時もその成長ぶりに驚いたけど、今回はそれを更に上回って。
いよいよ楽しみなミュージカル俳優だわ。


そして!
初見の「ダンヴァース夫人」演じるシルビア・グラブ。
お・・おそろしかった@@@@
いやー迫力ある存在感です。
このミュージカルの成功は彼女?と思わずにいられない。
初演のこの役で、「菊田一夫演劇賞」の受賞はもっともなことでしょー

「レベッカ」というタイトルにもかかわらず、その役どころは不在。
「レベッカ・・・」というエコーのかかったささやきとシルビア・グラブが歌う「れべっか~れべっか~みんなから愛されていた~・・・」という曲で想像をかき立てられる。
この不在なゆえに、嫉妬心と恐怖心にさいなまれる、ちひろちゃん(「わたし」)なのですが。
この歌と黒い衣装のシルビアの登場はとても不気味で、サスペンスの要素の強いミュージカルを色濃くしています。

このちょっと暗めのストーリーに色をさしていたのが、
アメリカ婦人の「ヴァン・ホッパー」を演じる寿ひずる。
弾けた演技はなかなかのもの。
こちらも存在感抜群。
彼女の歌った「アメリカン・ウーマン」はミスサイゴンの「アメリカンドリーム」?っておもうほど、振り付けまで似ていたなぁ・・・

そして、男性陣。
石川禅もやはり上手いし、吉野圭吾も相変わらずエロかっこいいし。

ただー
王様役やヴァンパイヤ役などのダイナミックな役柄しかみたことがなかった山口祐一郎がスーツ姿で普通の男性役を演じるのを初めてみて、新鮮ではあったのだが・・・
歌い方は一緒なのね@@@と残念。
立ち姿もコロラド司教(モーツァルト)を彷彿させるのよね。

しかし、全般的にはとても俳優さんたちのクオリティーが高く、
アンサンブルも素敵で大満足ではありました。

この後、帝劇では、同じくミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽)の「エリザベート」「モーツァルト」を上演予定。
「モーツァルト」は井上君主演だから絶対見に行くとして、「エリザベート」はどうしようかなと思案中。