tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

月例「坐禅会」に参加。

2008年02月17日 | 坐禅会
午前5時30分、ゴム長靴を履いての
参禅会に出発。
この冬4度目の降雪、外気温マイナス4℃、玄関前で40cmの雪、最高の積雪でした。

老禅師の坐禅中の話は、忘れがたい言葉が耳に残ります。
この世界の用語は難解で、初めて聞く言葉が多いものです。
今回は「摂心」でした、「気持ちを集中する」の意味です。
この時間は雑念など多くを考えてはいけない「正身端坐」、
ただ座るだけ「只管打坐」であるべきなのです。

俗人の私は、蝋燭1本の光と、お線香の香りの中だけで、
40分(一柱という)には、いろいろな雑念がよぎります。

坐禅って、どのように座るの。と基本的なことを思うとき、
3つのことが必要と教えられています。
1つめは、正しく身を整える。
 背筋を伸ばし、、両手を組み(法界定印)、足を組む(趺坐)、
 目は閉じてはいけない。
2つ目は、正しく息を整える。
 口を閉じ、鼻からすばやくお腹のへそあたりまで吸い込み、
 できるだけゆっくりと鼻から吐き出す。これの繰り返しである。
3っ目は、
 先の2つがうまくできているか、気持ちをそれに集中するのみである。

ようやく足の痛みを覚えない要領(?)を悟ったのか、振り返ると
もう5年8ヶ月も続いている。

楽しみな坐後の「朝粥」に、黒ゴマ塩をかけ、3種類のお漬物、1杯のお茶を頂き帰参。
この月は、お釈迦様の命日月(2月15日)とか、老師のお話も意義が深い。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桃の節句も近づきました。

2008年02月11日 | 季節の便り(北陸、福井)
我が家の娘は嫁いで、いませんが、3月3日が過ぎると、
行き遅れるとか、ひな類は全部しまうものだそうです。

今朝は、季節ですから虫干しを兼ねて、その日まで
美人画をかけて見ました。
大正時代で京都画壇の木谷千種画伯のものです。


大きい雛は滋賀県の八幡人形(土人形)、
小さい雛は陶磁器のもので土人形ではありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2週間後に迫った「かっちゃま左義長」本番のため

2008年02月10日 | 当地の催事・行事など
23・24日「かっちゃま左義長」の本番を迎えます。
昨日は、市内にひとつだけある保存会30名が、太鼓の叩き方
(正しい伝統のメロディ?)など主要演舞を披露。
その後、歴史と伝統文化での街づくりのテーマでシンポが
あり私も参加してきました。

この祭り、「ドント焼き」に、16基のやぐらと踊りが加わる
規模の大きさに加え
「北陸の奇祭」として400年もの伝統行事です。
祭りの詳細は、当日のレポートとしてがんばります。

が、この祭り、殿(小笠原公)の肝いりで始まった、商人と農民の
癒しの祭りなのでした、町の中心にある私の区域は、武士の屋敷町(元禄区)
であり、武士階級は「一諸に見てるだけ!」。
すなわち写真のような櫓が市内に16基もあるのに、私の町内には無く
子供たちがその上に上がることが出来ず、悲しんでいたものです。

2年前のものです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この冬3度目の積雪

2008年02月05日 | 季節の便り(北陸、福井)
今朝は、玄関で15cmありました。
これだけ積もると車は出せないものです。

今回の雪、都会では大変!積雪3~10cmで多くのけが人が出まして気の毒。

北陸は雪国ですよね。
雪って!考えたことありますか。

クリスマスは、ホワイトがいいですね。雪国には雪景色 両方とも定番の風物詩。
雪が無い北陸は、寂しさを感ずる人も多いものです。

一方、昭和38年・56年の豪雪は大変でした。陸路・鉄道・空路もすべてマヒ。
2階の窓から出入りするのを、始めて見たものです。
豪雪は無くても、平年では、40~50cmはつもる地域です。

この雪、3℃より低い外気で少しでも風があると、雨が雪に変わります。
北陸の雪は、水分を多く含んだ重たい雪なのです。新雪の時の比重は、0.02~0.05、
すなわち1m角、1立方メーターの量で50Kg/m2もあります。30坪の屋根では約1.5トンの重さになるのです。
積もり固まると、その比重は、0.3(300Kg/m2)くらいが普通の雪です。
すごいでしよう。
北海道の雪のような乾燥した、さらさら雪は軽いのです。
北陸地方では、路面融雪は当然ですが、100cm以上積もると、屋根の雪をおろす作業も余技なくされています。

雪が降らないと、冬の四季感がなくなる。今は少なくなったが無公害の水力発電所の渇水期の保留水がなくなる、田畑の害虫の発生防止、もちろんスキーなどアウトスポーツの経営がおかしくなるなど。

でもやっぱり比較的降らない今年は、うれしく有難い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太巻き寿司ガブリ!、寿司の原点は福井、高浜。

2008年02月04日 | ちょつぴりの薀蓄
声を出さずに恵方(南南東とか)に向かって、太巻き寿司を、ガブリ!
これってNoコメント。
でも、寿司は大好き。
いまさらながら、お寿司の発祥の原点は?と思い、web情報を開いても、限定は難しい。

具体的な根拠の話題として、こんな話があります。
寿司の原点は「福井の若狭地方、高浜町東郷地域」とか。
同県人のよしみで・・・。

奈良、平城京宮跡から出土した木簡に「鯛のすしを献上した」と、記されたものがある由。
自称歴史学者の方は、ぜひ確認してみてください。
「寿司の存在を証明した最古のもの」、とは当地ローカル新聞の記事です。
本当なら、すばらしい。
その寿司とは、麹ようの物に漬けられた、醗酵熟れ寿司。

寿司にも、いろいろな種類と歴史ありそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする