tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

雪国の奇祭・「かっちゃま左義長」(前日)

2008年02月22日 | 当地の催事・行事など
いよいよ来ましたね。
櫓のある町内では、早朝から櫓の組み立て、飾りなど準備で忙しそう。
勤め人もこの日は地方祭とかで特別のつく、休日が多いようです。

16基の内、今年は12基が出る。(費用が多く掛かり、幾町内かは交代だとか)

奇祭といわれる由縁は、
「女ものの赤い襦袢で、女装した男衆や法被姿の子供たちが、
独特のおどけた仕草で、太鼓、三味線、笛、鉦に合わせ、
櫓の上の舞台で、左義長ばやしにより浮かれ踊ります。
このようにドント焼きに複合した左義長は、全国でもここだけとか。」
これを自称、雪国の奇祭・「かっちゃま左義長」と呼んでいます
(幕藩時代から約310年も続いている催事です)。

このほか、
1.町内ごとに材料の種類を統一した(例えば、台所用品だけとか、農具だけとか)の「作り物」展示。
2.この日ばかりは、当時の殿より許された世相風刺と絵が添えられた、多くの「行灯」の展示。
3.「押し絵額」の展示
4.各種の露天群
5.「ドント焼き」は、九頭竜川の広場で24日の夜9時過ぎに一斉点火。
正月のしめ縄や古いお札を集める、仮の社が、各町内に設けられるのは、
会場まで行けない人への配慮か?。

 明日を待つ、櫓と仮やしろ、短冊飾り

一年の五穀豊穣を祈る、火の祭りのフィナーレとなります。

ようやく、我が家を含め、全市内の正月しめかざりは、今日で外すことになります。

コメント (2)
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