tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

7月1日は「半夏生」、「はげっしょ鯖」食べる日。

2020年07月02日 | 福井のPR大使?

「半夏生(はんげしょう)」は、夏至から数えて11日目、

季節を表す「雑節」の一つ。

当地言葉では「はげっしょ」、

この日は、「丸焼き鯖を食べる日(はげっしょ鯖)」として、

「店頭に鯖焼きのテントが設置される日」でもあります。

朝刊には10枚にもなる多量のチラシ、トップは鯖の広告です。

 

 

この風習は伝承行事、

幕藩時代、福井県大野藩主の計らいで

「丸焼き鯖を食べて体力を作りなさい」とのおすすめ。

大野藩は現在の福井県大野市、

山の中の町ですが、飛び領地として越前海岸に領地を持ち

北帰船を持っていました。

ある年、多くの鯖が獲れ、

農民へのこの時期の栄養源としてふるまった?との伝承。

 

今、大野市の隣町勝山市、福井市から県下全般の行事になっています

ところが今年は何っ、取材に行きましたらテント無い、

スーパー中に少しだけ・・・。

数店で行われていた伝承行事が中止、

やはりコロナ禍のせいか。

おまけに我が家へ届くのは2日の今日のようです

(年末と土用、はげっしょ鯖の御用聞きが来ますので、お付き合いしています)

 

(若狭小浜市の鯖街道からみの伝統行事は異質のもの)

 

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