tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

早朝坐禅会は新しい解説「舎利礼文」。

2018年10月27日 | 坐禅会

10月中旬過ぎの今日6時は、未だ明けきらず薄暗い、

禅堂は電燈が付けられたままである。

すでに座り続けていらした老師は、参禅者みんなに

座ると同時に正しい姿勢を望まず、

ゆっくりゆっくりと体を温める時間を取ること。

と言い残し、6時の梵鐘釣鐘へ。

ゴーン梵鐘の音、その間に聞こえる「般若心経」の読経は静かな

禅堂にも伝わり神聖ないい時間である。

戻られた老師は、座を解き立ちあがれと指示。

私の姿勢と息の整え方とついて見なさいと示された

姿勢は法界定印に結んだ手の平に意識を置き、深い静かな息をする、

足を組んだ上に置かれた結んだ手のひらは、

息を吸うと空気が胸に入りお腹が膨らむ、

そしてお腹に力を入れる、吸う・吐くを数回繰り返すと息が整う

同時に正しく吸われていることを認識してい、心をこれに合わせるのです。

丹田前に結んだ手のひらを、足の上に乗せ、足に力を入れる。

ここでは単なる深呼吸でなく、意識された深い息をする、

静かに長く出す息に心がける。

大きな「あくび」をする方法は、手のひらを合わせ3本くらい口深く入れる、

目を開け鼻を開け、口を開く、そして深い深呼吸。

この繰り返しで、各自にとり「深い世界に入ることが出来るよう」

努力しなさい。と

それではと、「小鐘3つ、スタート」である。

沈黙の7分、

坐中の話が始まる、

姿勢が整い息(気)が整ったら、今一つ大切なことが有る。

それはいろいろな表現があるが「舎利礼文(しゃりらいもん)」

と言うお経の教えにある。

簡単に言えば「お釈迦様の骨を拝む」ことである。

お経は

「一心頂礼 萬徳圓満 釋迦如来

真身舎利 本地法身 法界塔婆 

我等礼敬 爲我現身 入我我入 

佛加持故 我證菩提 以佛神力

利益衆生 發菩提心 修菩薩行 

同入圓寂 平等大智 今將頂礼」

老師の解説は、

私と言う小さな我を捨て、お釈迦様の教え大我を、尊ぶものとする、

私たちの日常の動作では、お釈迦様が私たちの体の中に入ってくださり、

私どもの動作は、お釈迦様がやらしてくださっているのです。

相手の身になり、和やかで平和な世界を作ることが

仏陀の願いでもあるのです。

今座っていることの意味は、そんな事を理解し実践するためです、

それぞれの思いのなかで味わい、座り続けてください」と結ばれた。

 

しばらくして「息を吸うときは力を入れよ」とも。

今日の老師のお話しには、難解な語句が多く苦しみました。

 

参考のため専門家の直訳を記しますと

「遺骨の礼拝を通して、釈迦の本質や法、世界全体を礼拝し、如来と一体となって悟りを得、神仏の力によって人々を救済し、悟ろうとする心で修めれば、涅槃にいたり大智が完成される

一心とは「心から」という意味であり、頂礼は「五体投地」の意味で、

釈尊の遺骨の前ですべてを投げ出し礼拝し、最大の敬意を払いますと言う事です

お経は、亡くなった方の為だけに唱えていると思われがちですが、

それぞれの仏様の功徳を表したものであり、多くは釈尊の教えです。

釈尊の教えを今生きる私たちが聞いて、

仏様に帰依する気持ちを持つ事(回向)が大事。」

 

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「恵那」にまだある見どころ「坂折棚田」。

2018年10月27日 | 国内旅行

こんな見どころも満喫「棚田」である。

 

この地域「はしご田」とも、石垣がしっかり作られた珍しい棚田

このため「ぎふ棚田21選」「日本棚田100選」にも指定、

 

稲刈りが済んだ後でしたが、なかなかの景色。

早苗の植えたて、稲穂が実のる黄金の棚田も、

いいだろうな、でした。

 

早朝の「恵那峡の船乗り港」色ずいてきました。

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「柿」2題。

2018年10月27日 | 季節の便り(北陸、福井)

今年は柿が豊作とか、当地の素人天文博士の見解では。

くさい「カメムシ」の多数発生と「柿の豊作年」は、

「大雪」とか、嫌な予想です。

モズの生贄等色々な予想話題は

ありますが、はずれる事期待です。

さて、今年も届きました、本場「奈良の富有柿」、

直径9cm位はあるでしょうか、その大きさはさすが、

そして味も甘すぎず、果糖独特の甘みは美味

娘の御亭主殿の里からの贈り物、この季節にピッタシの物でした、感謝。

 

一方、こんな事初めて「庭の柿も富有柿」、

毎年花が咲き結実するのですが、私の口にできたことはありません。

熟れる前に落花、これは肥料不足と、害虫によるものらしい、

ようやく熟れる頃には「野鳥とカラス」の襲撃を受けます、

ですのに、ですのに、今年は、豊作年か10ケが木に残っているでは有りませんか、

すでに、カラスに半分喰われた物もありましたが、

一つ収穫、奈良のものとは比較になりませんが直径6cm、

大きさより熟れて収穫が出来たことに驚き、

まず一つでしたが、まずまずの味、食べられました。

残りの8つに急いで袋を掛け、鳥から守りましたが、

さて、如何になるものやら・・・・。

山芋の実「ごんご」、雪柳やさつつじの枝に巻きつき

実を発見、

食べるほど収穫はできませんが、口にすると山芋の味。

知人から、黒ゴマ和えにしたものとどけ下さることも。

季節の味です。

 

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