tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

師走も、残すところ1週間「春待つ心、早すぎ?」。

2017年12月23日 | 季節の便り(北陸、福井)

この寒さ、せめて「設えでも、春待つ気持ち」。

 本当に寒い日が続いています。

まだ冬に入ったばかりの思いですが、寒い。

「一気に春が待ちどおしい」

旧藩主の七言絶句。

 

一堆新雪暁寒加 」

このお軸、勝山藩主(八代)、「小笠原長守候」直筆、掛け軸。

藩士のかたわれであったご先祖が、

殿様からいただいた書です。

大切にしているものの一つです。

「化堂」は、旧勝山藩主(八代)、小笠原長守候の号。

筆運びが独特。

 「一堆新雪暁寒加  (一かたまりの新雪、暁に寒さ加う)

何料早逢春物嘉   (何料らん、春ものに早く逢うよろこび)

若無酬謝驚人句   (こんな喜びに価値が無ければ、人は驚くだろう)

奈此天魁数点花    (すべての場所に、あまたの雪のような花を点ぜん)

   峰恵さんにお礼として、早春に、絶句(四行詩)を添えんとす。」

気持ち、春待つ心。

 

コメント
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