湖東三山の真ん中にある古刹天台宗「金剛輪寺」。
昨日は、庭園だけの拝観だけでも値打ちのある、
境内の一坊「明寿院」をご紹介しましたが、
今回は、その本殿と言うか
本丸である建物のご紹介です。
この寺院の拝観は、かなり歩かなければなりません、
約500mの石畳みと階段なのです、
そのため、最初に本殿と3重塔の有る、最奥迄のぼり、
帰途に明寿院を拝観されるのがよろしいかとも。
山奥だけに、今、まだ紅葉類の「紅葉真っ盛り」、
本堂前の紅葉は真っ赤「血染めの紅葉」と言われている。
境内の建物の大半は、聖武天皇の勅願寺として、
741年(天平13年)建立、
神々しい建物ばかり、ことに国宝本堂(本殿)には、
国の重要文化財14体の仏像が、無造作に並べられ、
この圧巻には唖然。
堂内撮影禁止の張り紙
日本最古の大黒天さま
今回、日本最古の「大黒天」の特別御開帳があり
いい機会ともなりました。
江戸末期に荒廃した三重塔は昭和53年に再改修完成、
境内にたくさんある「石仏」はこの改修に協力した人々の寄進の証とか。
「金剛輪寺」は、湖東三山の雄と言うべきでしょう。
日野菜漬と桜漬け、門前の店に。
文字より絵でご覧ください。