ここ数日前から、新しい修行く僧(雲水)さんが、
「大本山永平寺」の山門前に整列して、
大声で「入門したい」と呼び、
網代がさに僧衣、草鞋の後ろ姿で待機している姿は、
すでに覚悟が見られる様が放映されました。
すなわち「曹洞宗永平寺」で修行のための入山儀式なのです。
責任者は容易に入れない、かなりの時間ののち
仮入山(正式入堂が許されるまで客分扱いとして、「旦過寮」(たんがりょう)詰めとなります)、
それから1週間「坐禅」をしては、ようやく修行僧として
仮受け入れられるようです
今ほぼ毎日これが続き、70名が新しく入山されるとか。
曹洞宗の奥義はいろいろあるのでしょうけれど、
開祖道元禅師様は「とにかく坐われ(坐禅)」だそうです、
このことが「普勘坐禅儀」と言う奥義書に記されています。
その中身、「恁麼(いんも)のこと」、
すなわち仏に近ずこうとするなら、次のことをしなさい。
このことを「恁麼(いんも)の七事」とまとめたもの、
これを、私が通う「早朝坐禅会の禅堂、義宣寺」
老師様からに平成26年2月にいただいたものです。
今年に入り、師のご都合で1・2月は坐禅会は休み。
なんとなくさみしく、
早起きして座っても一人自宅では、40分は座れない、
今朝も、この書、読み干して楽しんでいます。
どなたも読めば、ご理解いただけると思います。