tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「恁麼(いんも)の七事」。

2017年02月20日 | 坐禅会

ここ数日前から、新しい修行く僧(雲水)さんが、

「大本山永平寺」の山門前に整列して、

大声で「入門したい」と呼び、

網代がさに僧衣、草鞋の後ろ姿で待機している姿は、

すでに覚悟が見られる様が放映されました。

すなわち「曹洞宗永平寺」で修行のための入山儀式なのです

責任者は容易に入れない、かなりの時間ののち

仮入山(正式入堂が許されるまで客分扱いとして、「旦過寮」(たんがりょう)詰めとなります)、

それから1週間「坐禅」をしては、ようやく修行僧として

仮受け入れられるようです

今ほぼ毎日これが続き、70名が新しく入山されるとか

 

曹洞宗の奥義はいろいろあるのでしょうけれど、

開祖道元禅師様は「とにかく坐われ(坐禅)」だそうです、

このことが「普勘坐禅儀」と言う奥義書に記されています。

 

その中身、「恁麼(いんも)のこと」、

すなわち仏に近ずこうとするなら、次のことをしなさい。

このことを「恁麼(いんも)の七事」とまとめたもの、

これを、私が通う「早朝坐禅会の禅堂、義宣寺」

老師様からに平成26年2月にいただいたものです。

今年に入り、師のご都合で1・2月は坐禅会は休み。

なんとなくさみしく、

早起きして座っても一人自宅では、40分は座れない、

今朝も、この書、読み干して楽しんでいます。

どなたも読めば、ご理解いただけると思います。

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