新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

ふじのやまなみクロスカントリー駅伝競走大会

2017年12月17日 | 日記

   
 藤野の12月の風物詩は、駅伝の練習風景と山道での落ち葉集めだろう。落ち葉は腐葉土をつくるためのもので、道端に落ちている落ち葉なら無料でしかも無尽蔵に集めることができる。
 駅伝はきょうが本番だった。85組が出場し、第3走者と第4走者の中継地点では高校生チームがトップ(写真)を走っていた。やまなみクロスカントリー駅伝という名前がついている。アップダウンの激しいコースが特徴で、とくに第4走者は日向地区の急峻な上り坂を走らなければならない。毎年、日影原の中継地点で応援しているが、この中継地点には5人のチームのなかでも体力にもっとも自信がある人が集まる。第4走者こそがふじの駅伝の華なのだ。
 NPOの薪づくり作業の日だったが、時間になるとみな手を休めて、沿道の応援団に加わった。ナマで競技を観戦するのは、テレビで観るのとまた違った味がある。そしてふじの駅伝の華である第4走者が順番を待っているようす、ウォームアップしているところ、第3走者からたすきを受けつぐ瞬間を目の当たりに観ることができることに、ちょっとした優越感を感じてはいないだろうか。
 かつて箱根駅伝の往路を小田原中継地点で観たことがあった。箱根の上り坂を走る第5走者は箱根駅伝の華だ。あっという間に通り過ぎるが、そこでもやはり、往路5人のなかの最強の選手をそろえているはずの小田原中継地点にいることに優越感を感じたのではなかったか。
 ふじの駅伝の沿道に出ることには、花形選手を観ることよりも知り合いが選手として参加しているかもしれないというわくわく感が加わる。近所のIさんがかつて何度か出場していたが、たいてい日影原でたすきを受けとる役だった。ことしは薪炭クラブでおなじみのWさんが家族総出で出場すると聞いていたが、残念ながらご家族の体調不良やら補欠選手の仕事上の都合で棄権したようだ。来年を期待しよう。

 薪づくり作業では、木を数本切り倒し、運搬機で作業場へ搬入、薪割り機で割っていった(写真)。




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