新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

サンマ、イワシは炭火焼きで

2016年09月11日 | 日記
    
 サンマは炭火焼きで食べたいものです。手間がかかっても七輪に炭火をおこし、サンマからしたたる油、そのせいで燃えあがる炎を見ていると食欲が倍増します。日本酒の熱燗がつけば申し分ありません。

 木炭を販売しています(写真左)。最高の食材にはクヌギ、コナラなどの高級な炭が似合います。ご利用ください。
 
 ポルトガルではイワシの炭火焼きが名物になっています。ラジオの永六輔がパーソナリティをつとめていた番組で、炭火焼きの話が出たとき、たまたまその番組にゲスト出演していた大橋巨泉が「イワシの炭火焼きの本場は、ポルトガルのなかでもナザレだ」といっていました。さすがによいもの、おいしいものをきちんと知っている人でした。ちなみに大橋巨泉はワインはブルゴーニュの赤を好んでいました(久米宏「最後の晩餐」による)。
 話を戻します。ナザレは大西洋岸にある漁村であり、白砂のビーチを抱える観光地でもあります。写真中は上から海岸線を眺めたものです。ビーチには着替えや休憩用のテントが何列にもわたって張られています。そしてナザレの街を歩くと民家のまえに金属製の七輪がおいてあるのをよく見かけました。レストランでイワシを注文すると、大きなイワシが4尾も出てきます。これが一人前です。ポテトと野菜がついていました。赤ワインをいただきながら、2人で一人前を食べていると、しばらく減退していた私の食欲が回復してきました。イワシ自体の力もさることながら、炭火焼きが食欲増進の効力を発揮したようでした。







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