新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

八王子の古本屋

2014年10月19日 | 日記

 先週末は八王子の西放射線道路で開かれた古本まつりを見てきた。食指を動かすほどの本がなかったので、文字どおり見てきただけになった。 
 八王子駅前に2軒の古本屋ががんばっている。「がんばっている」という表現が適切かどうかは分からないが、駅前の一等地にありながら、他の業種に場所をあけわたすことなく、昔からずっと営業を続けていることに敬意を表したい。それにはそれだけの理由がある。店主、経営者の本を見る目が肥えている。せまい間口から奥にはいると、奥も広くはないが、見応えのある古書がずらりと並んでいる。コミック、アダルト本にあまりのスペース(すこしはあるが)をとらせることなく、堂々と各種の専門書をそろえている。せまい店ながら一度入店すると、背表紙をブラウズするだけでもゆうに30分ぐらいを費やしてしまう。
 先日はそのうちの1軒で金星堂版の単行本「ポルトガル文」を見つけた。これはめずらしい。筑摩の文学全集の眼が痛くなるほど小さな活字をおう必要がなくなった。

 きょうは自宅の濡れ縁の補修がすすんだ。インパクト・ドライバーの使い方をMさんに教えていただいたおかげで、先日とはうってかわってあっという間に作業を終えることができた。やはりインパクト・ドライバーは便利だ。



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