여기저기 한국 ヨギチョギ韓国

韓国のこと いろいろ あれこれ いまむかし

1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

韓国では、自分と異なる意見には自動的に「敵」のレッテルを貼られます

2022-02-10 03:45:25 | 韓国旅行

もともと韓国社会には「中間地帯」「中道」の意見を許容せず、両極端の対立を好む風潮が蔓延していました。

 

地政学的には、厳しい国際関係の中で、急いで一つの結論を出さないといけませんでした。

文化的にも、貴族のための高貴さを大事にする文化と、身分の低い人たちによる低級な文化の「二択」だけ。

宗教や学問的にも、日本のように多様性はなく、政治的にもまた「敵か、味方か」の対立だけ。

 

併合時代には「政権の言いなりか、闘争か」しかなかった・・・・・・そういう両極端はさはやがて「民族性」として内面化され、現代の韓国でも「極右が極左を生む結果」なってしまったのではないでしょうか。

 

結果、ある議論においても、「賛成」か「反対」かの意思表示を強要するだけで、「妥協点を見つけようとする努力は『灰色主義』(どっちつかず)として非難されるようになりました。

 

他人と違う意見を出しても、「返ってくるには討論の相手としての関係ではなく、感情的な敵対関係」。

その社会で置いてけぼりにされないためにも、いつからか、韓国人は、対立している両極端のどちらかを選ぶ民族になったようです。

その間に存在する多様な可能性を、自ら封じたのです。

 

自分側の意見と「異なる意見」を出すと、それはそのまま「敵側と同じ意見」にしかなりません。

白と黒しかないから、白くないのは黒いことになります。

「異なる」が、そのまま「間違っている」になってしまうのです。

 

少し言い方を変えると、「レッテル貼り」が恐ろしい破壊力を持つことになります。

下手に自分の意見を出すと「敵の意見だ」とされます。

そこを利用して、潰したい相手に「あいつは敵だ!」とレッテルを貼って魔女狩りに追い込めば、勝ったも当然です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする