韓国人、とりわけハングル主義者は、ハングルがあれば、「漢字で書く必要はない」「英語圏は漢字を使用していない」と主張する。
だが、実際問題として現在の韓国人は1970年以前に出版された漢字とハングル交じりの書物が読むことができず、学識者の大半が漢字交じりの歴史的資料を解読することができないという。
漢字を廃したため、知的退廃どころか、文化の“歴史的連続性“が断たれているのである。
しかも、歴史的な語彙の80%を失った韓国人は、いまや、「世界一読書率の低い国」になってしまった。
韓国語の語彙の70%が漢字語である。
したがって、レベルの高い新聞や雑誌、出版物のなかに意味不明の漢字がたくさん出てくることになる。
ハングル専用世代は漢字を読み飛ばす。
ジャーナリズムのほうも、読者に合わせて漢字を使わなくなるという悪循環から、活字メディアに概念語や専門語に乏しい抽象度の高い思考ができなくなっている。
韓国は、反日を叫びながら、“文化果つる国“にむかっているのである。