たけじいの気まぐれブログ

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民謡をたずねて・その25

2024年06月12日 19時54分53秒 | 懐かしいあの曲

先日、不要雑物整理廃棄処分中に、記憶から完全に喪失していた小冊子2冊が出てきた。
表題は、「日本縦断お国ぶり・民謡文庫」
何時頃、入手したものやら、ページを開いてみても、まるっきり記憶が無く、巻末を見ると、
制作・発行は NHKサービスセンターで、1981、1982、(無断転記禁ず)となっている。
どうも非売品のようで、表紙には、「朝日新聞」と印刷されていることから、何かの進呈品だったのかも知れない。

                  

「民謡」・・・、最近は、とんと聴く機会が無くなってしまっているが、子供の頃は、よくラジオ等から流れていて、NHKの素人のど自慢等でも、盛んに民謡が歌われていたような気がする。
子供のこととて、しっかり覚えるようなことは無かったが、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡が、かなり有り、懐かしくもなる。
昭和20年代後半から30年代、小学生、中学生の内から、民謡が好きだった祖母と一緒になってNHKラジオ第1放送の夜8時台の放送番組、「民謡はこころのふるさと・・・・♫」のナレーションで始まる「民謡をたずねて」という番組をなんとなく聴いていたこともあって、どちらかというと、民謡に親しみを感ずる人間になっている気がする。
昔のことを懐かしがるのは、老人のもっとも老人たるところだが、
この冊子のページを捲りながら、
ボチボチと ランダムに、
日本全国の「民謡をたずねて」・・・、
ブログ・カテゴリ-「懐かしいあの曲」に、書き留め置こう等と、思い込んだところだ。


民謡をたずねて・その25
「最上川舟唄(もがみがわふなうた)」
(山形県)

やはり、NHKの「あなたが選ぶ民謡ベスト100」等で、常に上位にランクインされる民謡のひとつに「最上川舟唄」が有る。曲調、歌詞共、難しい?民謡ではあるが、掛け声の、
「ヨーイサノ マカンショ、エーンヤコラマーカセー、・・・」は、
子供の頃から、脳裏に焼き付き、なんとなく、好みの民謡になっている気がする。

今更になってネット等で調べてみると
「最上川舟唄」は、山形県西村山郡大江町左沢(あてらざわ)で生まれた民謡だった。
江戸時代、「最上川」は、米沢と酒田を結ぶ舟運が盛んで、その中流に位置した左沢は、上流と下流の積替え、船着き場で、米沢藩の舟陣屋、米蔵、塩蔵が置かれて、賑ったのだそうだ。
「最上川舟唄」の原曲は、やはり、信濃、越後等から酒田に伝わった「追分」だったと言われているが、最上川の船頭達に歌われ、テンポ、歌詞、掛声等が、大きく変化し、「最上川舟唄」になったのだという。

「最上川舟唄 」  (YouTubeから共有)


(参考・参照)
👇️
山形県大江町ホームページ・「最上川舟唄」


 


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