昆虫にも疎い爺さん、数年前までは、まるで興味も関心も無く、しっかりと昆虫の写真を撮るなんてこと等、ほとんど無かったような気がするが、ブログをやるようになってからのこと、散歩・ウオーキングの途中や畑地や猫額庭等で見掛けると、やたら写真を撮るようになっている。もちろん、そのほとんどが、初めて見掛けるような昆虫ばかりで、名前も知らず分からずで、「君の名は?」。帰ってきてから、息子達が子供の頃に使っていた「小学館昆虫の図鑑」で調べたり、ネットで確認したりしている次第。ただ、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。せっかくネット等から得た情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的昆虫図鑑」に 書き留め置こう等と思っているところだ。昆虫に詳しい方からは、「なーんだ、そんな昆虫も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては新知識、新情報。自分のための「備忘録的昆虫図鑑」だと思っている。
先日、相互フォロワー登録しているある方のブログを拝見していて、「アッ!、この昆虫、見たことある!」・・・。
早速、「ブログ内検索」してみると、5年前、2017年10月18日に、畑地で撮っていたことが分かった。やはり、その時、初めて見掛けた昆虫であり、図鑑やネットで調べ、なんとも、舌噛みそうな名、「サトクダマキモドキ」らしい?ことが分かったが、虫名同定に自信がなかったような気がする。
その後は、全く見掛けていないが、どうも、「サトクダマキモドキ」で間違いなさそうであり、また、すっかり忘れてしまわない内に、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的昆虫図鑑」に、書き留め置くことにする。
2017年10月18日に、畑地で撮っていた「サトクダマキモドキ」
サトクダマキモドキ(里擬管巻)
ツユムシ科、クダマキモドキ属、
和名「サトクダマキモドキ」は、里に棲んでいて、
「クツワムシ(別称=クダマキ)に似ていることから付いたもの。
別名「クダマキモドキ」
同じクダマキモドキの仲間「ヤマクダマキモドキ」と混生することが多い。
分布 日本(本州、四国、九州)、
主に 平地から低山の樹上等に生息する。
生態 体長(翅の先端まで) オス 4cm~4.5cm
メス 6cm~7cm
全身、きれいな緑色で、翅は、葉の形をしている。
前脚腿節は、通常緑色だが、黄褐色の個体も有る。触覚は、淡褐色。
「ヤマクダマキモドキ」の前脚腿節は、赤紫色をしている。
飛翔力が高く、樹間を飛び回る。
鳴き声 オス「チリッ、チリッ・・・」
メス「タタタタタ・・、パチパチパチ・・、チッ・・」
成虫が見られる時期 8月頃~11月頃、