古い写真から蘇る思い出の山旅・その23(3)
「五竜岳から唐松岳」(2日目)
今から22年前、2000年9月5日~6日に、妻と次男(当時、大学生)と三人で、「五竜岳から唐松岳」を訪ねたことが有った。「ブログ内検索」してみたら、5年前にも、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き込んでいたことが分かったが、なんとなく懐かしくなってしまい、改めて、コピペ・リメイクしてみた。
当時はまだ、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っていなかった頃で、後年になって、アルバムに貼って有った紙焼き写真をスキャナーで取り込んだ写真が外付けHDに残っており、引っ張り出してみた。記憶はどんどん曖昧になってきているが、写真や、当時の記録・メモ等を見ると、あの日、あの場所の情景までが蘇ってくるから不思議なことだと思う。
五竜岳山頂(標高2,814m)を往復後、朝食をとり、
8時頃、五竜山荘を出発したようだ。
唐松岳山頂への高低差の有る稜線歩き、長ーい八方尾根の下り、の長丁場、
大丈夫かな?、一抹の不安と緊張を感じながら・・、エイ、エイ、オー!、
前日踏んだ白岳山頂(標高2,541m)は、富山県側を巻いて通過。
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何度も振り返り見る、どっしり、堂々たる五竜岳の山容、
イイネ!、イイネ!、
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一旦下って登り返す、唐松岳に続く稜線、
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どんどん下る。ここまでは、爽快な稜線歩き。
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早くも、長野県側からは、ガスが吹き上げてきて、五竜岳も見え隠れに・・、
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いよいよ、大黒岳への急峻なガレた岩場、鎖場へ
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大黒岳山頂(標高2,511m)は、富山県側を巻いて通過、
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大黒岳から牛首に向かう稜線上で、
登山道を右へ左へ動き回っていて、まるで逃げる素振り無しの雷鳥の親子と出会う。
雷鳥を、目の前3~4mの距離で見る等、もちろん、その時が、初めてのこと、
感動を押し殺し、そっとしゃがみこんで、しばし、観察。
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かなり厳しい岩稜急登の連続だったが、
登り切ると、唐松岳頂上小屋と唐松岳や白馬岳方面の景観が広がり・・、
ヤッホー!
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10時30分頃、唐松岳頂上小屋(標高2,630m)に、到着したようだ。
山小屋周辺は、建設機械が入って大がかりな整備工事中だったとメモが有る。
小休憩後、ザックをデポさせてもらい、身軽で、唐松岳山頂に向った。
(つづく)