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「AVATAR」

2010年06月02日 07時32分18秒 | 映画
“AVATAR”という単語はかのアバロンアコースティックから発売された中型スピーカーの名前として最初に覚えた。それからもう10年は経っていると思う。このスピーカーの大きく面取りした細身で美しいデザインと異様なまでに離れたユニット配置が衝撃的だったのを覚えている。
ちなみにアバターとは“精霊の化身”という意味らしい。映画においては“分身”かな。

“侵略者側の主人公が侵略される側の人々に魅了され、いつしか彼らを守る立場につく”という展開はもはや使い古されたものかもしれない。全体の流れや結末も十分に予測できるベタなものだ。

けれど、この映画で凄いのは映像美と世界観。
自宅の42インチディスプレイでは全くの迫力不足だった。

大画面スクリーンを通して美しい惑星パンドラに没入し、主人公達と一緒に森を駆け、空を飛ぶ。三時間、非日常的世界に浸り、俗世を忘れることができたとしたら、最高。

そんな映画だった。
3Dは観たことがないけれど、それが良質ならば適した映画と思う。


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