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ネットワークの大変更

2012年01月09日 00時40分10秒 | オーディオ
明けましておめでとうございます。
昨年はなかなか更新できない1年でしたが、いつも見て下さる方がいらっしゃるので、めげずに続けたいと思います。

”お金が動くBlogが面白い”というのが真実ならば、私のBlogは完全につまらないのですが、なんとか頑張りたいです。

で、私はもともと飽きっぽいので、最近メインスピーカー(改造EOS)の音に飽きてしまい、年明けの休みを利用してネットワークの大変更に取り組みました。音的には音場感がふわっとでるまったり系にシフトしたいというコンセプトです。

後日UPする予定のOFF会での音に刺激をうけたこともあるかもしれません。

新しいネットワークはこちらです。


がちがちのAR-SXOです。AR-SXOは同じユニットで以前に1度挑戦し、音がまとまらずに玉砕しています。けれど、今回はすんなりとうまくいきました。ユニットのエイジングによるものかもしれません。

回路のフィロソフィーはもちろんAcousticRealityさんのFreeページ、および自作スピーカーの大御所HumbleHomemadeHifiさんのPaperHATTを参考にし、定数・極性などは100%耳だけで決めています。

特徴を簡単に書きます。
○TWの低域は並列に接続した0.3mH(0.15mH×2直列)で落としています(コンデンサーレスハイパス)
○本家ではTWを逆相としていますが、聴感上あえて正相にしています
○ウーハーのローパスは1.5mHのみです。中高域のレベルはインピーダンス補正の値で調整しています
○5Ω(7.5と15の並列)の抵抗を使って、TWのレベル落しと低域のインピーダンス上昇抑制を行っています

で、計ってみた周波数特性がこちらです。スピーカーから2.5m離れたリスニングポジションにおける特性です。予想を遥かに超えてフラットです。TWの極性を正相としたことで深いディップができていることを懸念していたのですが、杞憂でした。ただ、少しハイ上がりですね。





音的には目論見どおりになり、音場に奥行き感が出て立体的になったのですが、その代わりセッティングに極めて敏感になってしまいました。1次フィルタの特徴かもしれません。

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