![](http://www.cineplex.co.jp/cineconmovies/wait_work/2005/img/lorelei.jpg)
(映画の詳細はココ)
小説を映画化するときに、アニメにするか実写にするか迷うという事例があると思います。この映画は、観る者がその選択をどう評価するかに尽きると思います。
私は、この映画を観ることで日本の特撮技術が3、40年前のウルトラマンから大して進歩していないと確信し、結構ショックをうけてしまいました。また、あのシステムのSF性があまりにも周囲の雰囲気(敗戦目前の絶望感のようなもの)と噛み合わず、シリアスな台詞もどこか軽いような気がして感情移入することもできませんでした。
そもそも私、この映画に対する情報を全然得ておらず、シリアスものだと思って観にいったので、映画の途中で自分の大きな間違いに気付き、頭を切り替えるのが大変でした。
特に、ラスト。かの「ダイハード2」のラストを髣髴させるあり得なさ。あれ、当たらないですよねぇ?普通。
多分、アニメで作ってもう少し大作にしたら、全編に漲る妙な違和感も消え、乗組員の内面の描き分けもできたろうに、と少し残念な気もします。多分原作は面白いでしょうから。
ただ、堤真一さんは良かったですよ。
お気に入り度:★
優れた作品の特徴でしょうか?
あんまり、劇場映画は観ない方なんですが
すご~く感動しました。
あんまり、意味合いとか
深く考えずに
楽しめましたね。
マサでした。
その後、ちょこっと調べてみたのですが結構皆さん高評価なのですね。私、変な方向に感性が曲がっているのかなと思いました。
でも、わかったんですよ。「ガンダム」と「ヤマト」。これが入ってるんですね。原作者さんも言っているくらいですから。
それで、私は凄く違和感を感じたのだろうと思います。