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スーパーTWの話(その2)

2005年04月20日 00時43分52秒 | オーディオ
世の中に2万ヘルツを超える周波数特性を誇るスーパーTWが存在しますが、これは正直意味がないと思います。実際音が変わりますが、それは可聴域の音が変わるからではないでしょうか。通常聴く音量で、例えばアッテネータでTWを20dB絞った場合、その音は余裕で聞き取れますよね。だから能率90dBのTWに70dBのSTWを繋いだってそれが可聴域なら音色の変化は聞き取れてしまいます。

実はうちのC2-12はハイエンドの伸びもレベルもXENONのグラフの内側に入っちゃってるんですよ。もともとそんなにハイが伸びているユニットではないですし。それなのに明らかに違う。一般にスーパーTWを付加する場合、メインSPにローパスフィルターなんて入れませんから、合成和という要素も入っているんだと思います。

私は測定値については参考程度。聴いて良けりゃそれで良しなんです。ただ、貸し出し試聴させてもらうわけでもいかないですし、必然的にカタログスペックと勘が頼りになります。

ところで、こんなユニットも候補に入ってきました。



Focal Utopia Beです。コンパクトで特性も素晴らしい。ただ、“ベリリウム”という文字が余計かなぁ。1.2kHzから全開で使うというのも面白そうです。

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