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インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

事例研究会に参加

2007年12月17日 | 記事
12月5日、鶴見区の汐田ヘルスクリニックにて、
精神障害の方の就労支援に関する事例勉強会。
この病院とつながりのある機関も集まり、
クリニックが出す事例について、話し合った。

この会はまだ3回目なのだが、
今後も事例勉強会として、
事例と場所を持ち回りでやることとなった。

半ば公的なネットワークの他にも、
こうした独自の活動がそこかしこで展開されている。
その自主性を尊重しつつ、
いいところは他とも連携できるようにしたい。

就労支援センター連絡会

2007年12月17日 | 記事
12月3日、市内の7就労支援センターの連絡会。
各センターとさまざまな論点について意見交換した。
場所も、会議室をとらず、ふれあいショップという、
市有地に障害のあるかたが働く喫茶店の店内を
パーテーションで区切って、お茶を飲みながら話す。

論点は例えば、
・市内の各地域でのネットワークの状況
・支援方法の共有
・企業情報の共有
・精神障害者への対応
など。
2時間ではとても足りない。

少しずつではあるが、腹を割って話せる関係が相互に
できつつある。
1月に新設予定の運営法人のかたもこういう場に
積極的に参加し、溶け込もうとしている。

横浜の就労支援機関はみな法人も違い、
性格も異なるが、それがいい刺激になっていると思う。

金沢から新橋へ

2007年12月02日 | 記事
11月30日。
金沢区役所に行く。
「監査」というのが建前だが、
福祉事務所の書類を見たりワーカーと話をしたりして
現場の状況を教えてもらうのが目的。

障害福祉の世界は、支援費制度、自立支援法という
変革変革の波に揉まれている。
福祉事務所も例外ではない。
その疲弊をどうしたらいいのか、悩むところだ。

昼間には、区庁舎を抜け出し「ごのご」という作業所へ。
ここは弁当配達をやっていて、一日何百食と売っている。
顔を出すと、生涯学習講座で会う人が二人もいた。
二人とも、講座での態度と全然違う。
普段の働いているところに訪ねて行ったせいか、
ものすごく照れていたが、暖かく迎えてくれた。

「監査」が終わった後は、電車に乗って
金沢区の地域活動ホームへ。
普段どんな相談があるかなど聞かせていただく。

それから一旦役所に戻って仕事を片付け、新橋へ。
昨年に受講した、社会起業家の講座の同窓会。
普段はまったく異なる仕事をしているので、
話題はとても刺激的だ。
障害についての話もさせてもらった。

食事も美味しくて、忙しかったウィークデーを
楽しく締めくくれた。

経済の視点

2007年12月02日 | 記事
11月29日、慶應大学の中島教授と意見交換。
先日、講演を聞き、ぜひお話ししたいとお願いして実現。

横浜市のいろいろな事業を説明し、
経済学の視点から有意義なコメントをたくさんいただいた。
ここでは明かせません(笑)。

その夜は、同僚で経済観光局の職員の、
コミュニティビジネス振興の担当者と
ソーシャルベンチャー振興の担当者と食事会。

巨大な役所の中で、各部署に経験も豊富で、
市民から信頼される職員がいる。
それがつながることで、地域に多様な視点ができる。

例えば、障害福祉の支援者や支援機関は、
福祉行政としかつながっていないと、
役所としては福祉の意義しか与えられない。

しかし、実際には地域振興やビジネスの意義もあって、
その視点からその人・団体を支援することで、
大きな効果が生まれるはずだ。

いろいろ

2007年12月02日 | 記事
11月28日。
・日野中央高等養護学校進路担当の先生と打合せ。
・杉並区職員が来庁。知的障害者雇用について意見交換。
・横浜北部就労促進ネットワーク会議。
(自分は参加しなかったが、ある地域の支援機関に呼びかけ、
 何人かが新たに参加したようだ。)
・進路対策研究会南部ブロック@横浜国大附属養護学校。
(終了後、多くの参加者と立ち話。これが会議の重要なところ。)

神奈川のネットワーク

2007年12月02日 | 記事
11月27日、神奈川県が主催する、
就労支援ネットワークの検討会が開かれ、
横浜市役所もオブザーバーとして参加。

これは、国の補助のもと、県が実施する事業で、
県内の就労支援ネットワークを構築しよう、
そのためのホームページを作ろうというもの。

委員それぞれの経験はあまりなく、
我々オブザーバーが睨みを利かしているためか、
活発な議論という雰囲気ではないが、
少なくない公費が使われているので、
横浜市としても積極的に発言して、
横浜の住民にとっても有意義なものにしたい。

横浜市自立支援協議会

2007年12月02日 | 記事
11月26日、横浜市障害者自立支援協議会。
夏に設立されて以来の2回目である。

この会議は、横浜市障害者施策推進協議会の
下部的な位置付けであると同時に、
自立支援法に基づき設置されている。

本市の障害者相談やケアマネジメント体制の
あり方などについて協議される。
就労支援センターのスタッフも委員の一人。

今回は、本市の相談支援事業について、
その評価システムをどうするか、という話。
各区に相談体制を敷いたのはいいが、
ではその適切な運営をどう図るか。

また、各区でも開かれている自立支援協議会の
状況も報告された。

国や県のレベルでは、横浜市をもって
一つの障害者福祉保健圏域としているが、
人口も、転出入も多い横浜では、
とても一つの圏域でマネジメントできない。
そこで、18区ごとに協議会を作ろうとしている。

これに就労支援をどう絡ませるかが課題である。

進路対策研究会 北部意見交換会

2007年12月02日 | 記事
横浜市内の養護学校の先生たちが集う進路対策研究会には、
毎年、ブロック別で意見交換会が行われる。
進路対策研究会の事務局は作業所や地域活動ホームなど
日中活動の場をコーディネートしている障害者支援センター。
このセンターが仲介となり、ブロック別に、
養護学校と、作業所などが集まり、意見交換をするのだ。

11月26日、新横浜の総合保健医療センターにて、
北部ブロックの会が開かれた。

自分は同僚と一緒に市役所として参加。
障害者施設の整備状況や就労支援センターの設置状況を説明。

なお今年の意見交換会には、就労支援センターにも知らせ、
参加していただいた。
こうした地域のつなぎ役も我々の務めである。

パワゼミ

2007年11月25日 | 記事
11月23日、港南区上大岡のウィリング横浜にて
知的障害者向け生涯学習講座「パワゼミ」第1回。

健康と運動について学ぼうというテーマ。
参加者は10数人。
講師はウィリング横浜のスポーツジムのインストラクターで、
健康とは何か、運動はなぜ大切なのかをレクチャー。

話はわかりやすく、頻繁に受講者に質問したり、
実際に体力測定をしたり、
受講者の参加意識を高める工夫がうかがえた。

というより自分自身も大いに勉強になった。
運動しなきゃ…

地域は生き物

2007年11月25日 | 記事
11月21日、旭区にある西部就労支援センターにて、
初のネットワーク会議が開かれた。
参加者は、養護学校、福祉事業所、区役所の数人。

それぞれの課題・悩みを出し合い、
今後も定期的に集まって意見交換していこうということに。

こうしたつながりが各地でできていく。
つながりとつながりがつながっていく。
地域が有機的に息づいていく。

戸塚にて座談会

2007年11月25日 | 記事
11月20日、戸塚就労支援センターにて、
障害のあるかたの支援者を対象とした座談会。
働いている様子を撮った映像を見た後、
自由に意見交換をした。

参加者は福祉・教育などの分野から50人以上。
こうした発信により、センターがサロンになり、
地域の人がもっと出入りするようになればいいなと思う。

芝居の体験

2007年11月25日 | 記事
先日、役所の人権講演会で、
精神障害のかたの地域活動センターのかたが登場し、
自主制作の映画を作っているとこのブログで書いた。

この講演会が縁で、自分もこの映画に
出ることとなった。

11月19日、その撮影。
同僚2人と一緒に、それぞれ設定を与えられ、演技。
寒い夜の撮影だったが、初体験はとても楽しかった。
完成が楽しみである。

収穫祭

2007年11月23日 | 記事
11月18日、栃木県足利のココ・ファームで開かれた
ワインの収穫祭に同僚と行く。

ここは50年前、当時障害のある方々が開墾したところ。
障害者施設の型を破り、アメリカから技師を呼び、
ソムリエもうなるワインを作るまでになった。

なんて顛末は関係なく、宴会、宴会。楽しかった。

横浜市社会福祉大会

2007年11月23日 | 記事
11月14日、市と市社協が主催する
横浜市社会福祉大会が開かれ、
横浜で社会福祉に貢献した方々に市長から表彰。

横浜東部就労支援センターの溝呂木さんも表彰された。
障害者の就労支援従事者としての表彰は初めてではないだろうか。
意義深い。

また、慶応大の中島教授が講演していた。
教授は、「障害者の経済学」を著すなど、
障害の問題を経済学から考え、発表されている。
とても興味深かった。