社会人コーチ

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目標を管理する(今月のレター)

2007-03-17 20:46:08 | Weblog
毎月、お客様へ出しているレター
今月は原稿作りが遅くなっています。

作ってみましたので
ご紹介します。


バブル崩壊後、
多くの企業が
アメリカ型の管理方式を導入しました。

その制度の中の一つが「成果主義」です。

そしてこの制度は問題だという意見が
多く出されるようになりました。

成果主義が互助精神を無くした、
全体のモチベーションが下がってしまった、
というのが批判の内容です。

そして成果指導に使われる「目標管理制度」も
問題だという人まで出てきています。

この考察には少し細かな考察が必要です。
2つあります。

一つは
「短期的な成果主義」だけを
追いかける制度を作ると
問題が起きるということです。

短期的な成果だけで報酬が決まることが
問題を引き起こしていることがわかってきています。

ではこれに対してはどう対応するのか。

長期的な成果を問うのです。
それは「体質つくり」を意味します。
今年の長期成果目標は「~の制度を作る」
という設定をするのです。

2つ目は
「自己決定感」が得られる
目標管理制度になっているかが問題です。

ドラッガーは
「Management by objectives & self-control」
といっています。

自律性をはずした制度は
モチベーションを下げることが
既にわかっています。

そして自立性を伴った目標管理制度は
意欲を高め、組織の体質を変え、
組織に属する人達一人ひとりの能力開発には
有効な方式だと考えられます。

正しい目標管理制度を導入され
能力開発と組織風土改善に挑戦する
それが必要な組織が
日本にはまだまだあるように思います。




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