社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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大人って何(3)

2011-06-12 16:07:06 | Weblog
「他者の信念や価値、好みを尊重して生きてる人」
「利他に生きている人」
「自分で全てに責任を取る人」

ここまでの提示したことです

3番目の経済的な自立
これは簡単に言うと自分の働きで家族を食べさせている人
ということになるけど
それだけでは
大人ではない

仕事って何のためにするか
ということについての
信念の持ち方が問題だと思う

仕事は人に価値あるものを提供する行為だ
がそれは一面の見方に過ぎない

仕事は持って生まれたDNAを生かす行為でもある
それは自分を磨く、
磨きだすことでもある

だから、誠実に仕事に取り組んでいる人
これが大人だと思う

まだいっぱい条件はあるのかもしれない
まずは3つの提示で一旦終えさせてもらいます。

大人ってなに(2)

2011-06-11 11:22:45 | Weblog
大人って
「他者の信念や価値観、好みを尊重して生きている人」
これが前回の提起でした。

他者信頼、他尊

更に進めると
「利他」
これがとっても難しいのです

人間って自分のことを考えてしまう動物なのです
自分の利益をまず考える

そして他人を自分の利益のための使おうとする

だから、この面では多くの大人が大人ではない
かな?

これが「義」だと思うのです
他者の利益に自分を捧げる

二つめの自立
精神的自立
自分で問題を解決している
って先に書きました

自分で決めてるという自覚
これが最初でしょうか
だから全ての事柄は自分で責任を取る

つまり他責にしない
だから自分で問題解決する
他者の問題にも積極的に関わる

それが大人だと思う

大人って何?(1)

2011-06-09 17:48:19 | Weblog
私の関心事は「教育」です。
これがライフワークです。
このことをとても誇りにし、満足もしています。

最近学校の若い先生にお話しすることがあります。

学校の役割は何か?
それは子どもたちが大人(おとな)になることを
支援すること。
だから、
私たちは見本になる大人としてあらねばならないし、
そのようにふるまわなきゃいけない

「大人ってどんな人をいうのですか」
今までそんな質問を受けたことがない。
なぜだろう?

そういうことを聞くのは大人げない、のだろうか?

そこで、大人ってどんな人?について
何日かにわたって考えてみたい。
ご一緒に・・・・。

ただし、ここで大人は
ダイジンではなくオトナ

大人は大きい人という意味ではない
僕より大きな高校生は、たぶ五万といる
中学生だってごまんといるだろう

まず「自立している」人を
挙げよう。

これは高校の体育の先生に聞いた自立
経済的な自立 社会に十分な価値提供ができている
社会的な自立 他者への貢献ができている
精神的な自立 自他の問題解決に取り組んでいる

この中で難しいと思われるのが社会的な自立

15歳くらい、それ以前は
自分と周囲の仲間は同じだと考えている
自他の区別がつかない
自分が好きなものが嫌いなやるがいるということ
これが理解できない
だから、衝突する
猫と同じ
そして相手を変えようとする
シカとする
暴力を振るう
飴をやってみたりもする

今日のところはこの
自分と他人が同じでないといや
というところで終わりにしましょう。

つまり、大人とは
他者の信念や価値観、好みを尊重して生きられる人である。



最善観という信念

2011-06-07 12:21:30 | Weblog
午前中に森信三著「運命を創る」(致知出版社)を読了しました。
この本は有名な「修身教授録」という本の中から選び出された章
10個を一冊の本にしたものです。

「修身教授録」は昭和12年から14年に森信三先生が
大阪天王寺の師範学校で講義された中身を
79章にわたって著された本です。

「運命を創る」の各10章はそれぞれとても強いエネルギーを
発しています。
「人間と生れて」「志学」
「読書」「仕事の処理」
「30年」「下坐行」
「最善観」「世の中は正直」
「敬について」「人生は2度ない」

この中から「最善観」についてふれます。

最善観はライプニッツという哲学者が唱えた説と紹介されています。
オプティミズムの訳された言葉とあります。
今でいえば「楽観主義」でしょうか

神はその考え得るあらゆる世界のうちで、
最上のプランによって作られたのが
この世界である

よって
わが身に降りかかってくる一切の出来事は
自分にとっては絶対必然であると共に
また実に絶対最善である

という信念を
最善観ということになります。

右目の手術に失敗し、
今、多少不自由していますが
これにも肯定的な意味がある
と考える信念です

この歳になって、ようやく最近
この信念が、多少、身についてかなと
思っています。

自分の身の回りに起きる出来事の
一つ一つに
肯定的な意味を見つけようと暮らす生き方
どうでしょうか?

いづれにしてもこの本
絶対お勧めです。


よい学校を調べてみると

2011-06-03 12:00:57 | Weblog
阪大の志水教授の本「学力を育む」の
ノートを作りました
その作業を通して気づき学んだことを
書いてみます。

今、家庭環境が良くない子どもたちの学力が伸びない
ということが問題になっています。
一つのクラスの中で学力の分布を調べてみると
2こぶや3こぶができた状態になっているのだそうです。

そうなると教える側はどこに焦点を当てて授業をすればよいか
迷いますしこまります

そういう問題を乗り越えている学校がある
というのです
それを志水先生はお調べになっています

ここからは私の感覚的な話ですが
そんな学校はまず先生たちの仲が良いらしい
そして、子どもたちの仲間づくりがしっかりとされているらしい

頭が良い、悪いということに注目するのではなく
友達との仲が良いかどうかを
まず問題にする
この視点を私たちも持つことが
子どもたちの健やかな成長のためには
重要なのかな
という気づきです。
いかがでしょうか?

よい本発見!!

2011-06-02 18:03:41 | Weblog
東京方面へ出張して
本屋さんで偶然発見した本
木田知廣著「ほんとうに使える論理思考の技術」中経出版

とても良い本だと思います。
中身がよい、
短時間で読める
この2つが備わっています。
それに最初に大きな体系図までついている。

まず、論理について書いてある
「主張」と「根拠」の関わりを使って書かれている。
「発見」と「事実」の関わりは「学習」の関わり(これは私の蛇足)

「主張」に「サブ主張」という言葉を作り
「領域」を考えさせる。「網羅性」の追及。

次に「4つのパターンの人」を扱う
外部指向と内部指向
前者は「損得勘定」型と「承認欲求」型、
後者は「規範意識」型と「好悪感情」型
人によって話の展開を変えなさいと。

人を動かす心理の法則
小さなコミットメントから
貸しを作る
影響力
比較
限定感
好意とレスペクト

人を動かす5つのテクニック
コロンボ・テクニック
ナンパ話法
相槌のポイント
アイメッセージ
ストーリーはPARL(問題、行動。結果。学び)で
プラス1
敵を作ってチームを動かす

とてもいい本です
繰り返し繰り返し読むと良いと思います。

言葉の意味?
本を買って調べましょう!!