社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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構造改革部っていう部署がある会社へ行きました

2006-02-28 16:56:09 | Weblog
今日、午前中に「取締役 構造改革部部長」という肩書きの方と名刺交換をしました。

「構造改革部って何なさる部署なのですか」
「会社の構造を改革することを主な仕事にしています」

お話によると総務とか経理とか人事とか、そういうセクションがないのだそうです。

推察するに
経理の人の仕事は会計をすることではなく、
会計の結果を踏まえて何処でコスト・ダイエット(とおっしゃいました。普通コスト・カットって最近言いますね。「あの人は凄腕のコストカッターだ」とか)するかを起案し、それを推進する仕事をするのだ、という概念、考え方ですね。

企業変革のリーダーシップを発揮する部門、といっていいでしょうね。

これは現在の、これからの時代の企業には不可欠の概念だと思います。
変革を絶えずする、経営幹部だけがやるのではなく、中堅社員も、新入社員も自分たちの仕事を改善、変革してゆく、そういう時代です。

変革をするには、視点が高くなったり、広くなったりしないといけませんよね。
知識がいるわけです。

ところがその知識がすぐ陳腐化するのが今の世の中。もっと早くなるようになるのでしょうね。

知識の先端にいなければいけない、そして行動力がないといけないのですよね。
それがリーダーシップ。

少し宣伝めきますが、
そのリーダーシップを育てようと言うのが私の会社で運営する大学院大学です。

志の高い人がたくさん集まってくるにことを期待しています。
それでなければリーダーシップは育ちません。
そんな場の中に自分がいるって、すごいと思いませんか?

ともかく、そういう会社があった、見た、というだけで今日は大満足です。

これからはリーダーシップって言うのが大事だといわれていますので
このblogで時々取り上げます。
お付き合いください。

コンサルタントが集まって勉強会をした

2006-02-27 15:54:55 | Weblog
一昨日の話をしましょう。

土曜日15時~19時 東京でコンサルタント7人集まって
ドナルド・N・サル ハーバード大学助教授著『変革へのコミットメント経営』という本の講読会をしました。

本のおおよその内容

経営の幹部は適切なコミットメントをする必要がある

創業期にコミットメントすることと
定着期にコミットメントすることと
変革期にコミットメントするものは変わる

変革の必要があっても「アクティブな惰性」に陥ってしまう
すると企業の成長は止まる

変革期のコミットメントはどのようなものがよいか
戦略フレーム 経営資源 プロセス 利害者との関係 価値観

変革期のコミットメントを成功させるには3つのステップをふむのが良い
第1のステップはアンカーを選ぶ
第2ステップをアンカーを定着する
第3ステップは組織を乗せる

変革期のコミットメントもうまくいかないケース(罠)もいくつか考えられる

こんな感じですね。
これを事例を使って学ぶわけです。

本に載っている事例
タイヤ業界のラジアル・タイヤ普及期の競合事例
アサヒビールの事例
サムスンの事例
等々

参加者が出す事例
ユニクロの事例
韓国の浄水器メーカーの日本進出の事例
等々

コンサルタントが取り組むことは
起きていること
機会と捉えてやったこと
そして自分たちを変えたこと
戦略フレーム 経営資源 プロセス 利害者との関係 価値観
結果のコントロール方法

これらを物語として語り
「これからやること」に情報を送り込む

必要なのは
事象を関連として捉えること
目標から知っている関連を使って手段を考え出すこと
そう、思考する力

わあわあ話し合っていると思考力の高低がわかりますね。
4時間で1冊の本の1/6くらいを残して完了。

今日は小難しくて「面白く」なかったですね。

最後に四行日記
■勉強会に出る
◆疑問が学びを造る
●学べ
★私は積極的に学んでいる人間です。


学校でコーチング

2006-02-26 19:02:58 | Weblog
今日はコーチングをしてもらう日でした。
3~4週間くらいの間に1回、30分コーチングを受けるのです。

テーマはその時々の悩ましい問題にします。
今日は学校でコーチングの年間目標をどうして達成するか?にしてもらいました。

学校でコーチングをする、ということを3年前から取り組み始めました。

その理由は
学校は授業を受けたり、友達を交流したりして、能力を開花させるところですよね。
基礎的な学力を身につけるということもありますね。

それらを全部まとめて「学習をするところ」としますね。

学習が最も効果的に進むのは、どんな状態のときでしょうか?

先生の教え方がうまい。
これも大事な要素でしょうね。

上手に教えようとしても「学習する気は無い」という人が相手だと効果ないでしょうね。
やる気のない人を上手く教えるのが「教え上手」なんだ、という意見もあるでしょうね。そんなことを考えていたら先に進みませんから、前へ行きますね。

「やる気を出さして」「上手く教える」この二つを一緒に実現することが大事ではないでしょうか。

では「やる気」はどうすれば出るか?

「アメ」をやるか「ムチ」で打つか?ですね。
ムチで打つ、或いは脅かす、この方法はそのときだけのやる気にしかなりません。
これはもう科学的にわかっています。

そう、科学的に「やる気」はどうしたら出るかということもわかっているのですよね。

「希望が持てるようにする」(俺にもやれるかもしれない)
「期待が寄せられる」(君ならやれるよ、やって見せてよ)
「安心してそこにいられる」(いじめられない、脅かされない)
こんな感じですかね。(感じでは科学にならない!!)

そこで考えるのです。
この3つは「尊重する」ことで生まれるのでは?

学校で尊重された体験ありますか?
あれば、あんたはすごい!!

学校の先生がコーチングをスキルを身につけて
コーチングをやるように生徒に接してくれたら良いだろうな、と思ったのです。
5年位前。
それで、まずは自分がコーチングのスキルを身につけようと、せっせせっせと修練に励みました。

そして3年前「コーチングのスキルを覚えませんか?」と学校に呼びかけ始めたのです。

いろんな方の協力で、1校また1校と増えているのですが今年は今のところ予定があるのは1校だけなのです。

さあどうする?
それでコーチングを受けたのです。
いくつか方策が考え出されました。

訓練のパッケージを新しくする、
広報の機会を新たに増やす、
すでに体験した方々のリンクを作る

こんなのですけど・・・・・・・。
ちょっとづつ進めてゆきます。

あなたもご協力ください。
「田中さん、それをどんなふうにしたいの?」
こんなせりふをたくさん言える先生が増えるって
すごいと思いません?



これは絶対お勧め

2006-02-25 08:09:46 | Weblog
昨日、帰りにすごい本に出会いました。

新井満著『自由訳 般若心経』(朝日新聞社発刊)1050円
絶対お勧めです。

色即是空、空即是色
これです。

長い長い命の連鎖の末の自分
自分が個となり形成される宇宙
宇宙の中の個としての自分

自分が変わると宇宙が変わる
宇宙が変わると自分も変わる

この自覚は「生きなくっちゃ」を生むでしょう

昨日の帰りにもう一冊買った本
船井先生の「アセッション」本を今日は新幹線の中で読みます。
そうです、東京へ日帰りします。

シンクロニシティってあるね

2006-02-24 08:14:34 | Weblog
昨日のはなし。

午前中は自分のオフィスで小さな片付け仕事をしました。
ある人へ書類を送る作業をしていました。

「7枚送れ」とメールがあったのに、実際は6枚。
これでいいのかなあ、と思案していますと電話がなります。

ほんとに久しぶりで、こんな人から電話が来るのかあ、と思う要は人からの電話。
なんと送ろうとしている書類の注意点を伝えるための電話。

すごい。シンクロニシティ?ですかね。
潜在意識のレベルでは、みんなが本当はつながっている、わけですよ。
そうでなければこんなこと起きないよね。

おかげでなぞも解けて無事速達は出発しました。

午後は大阪へ出かけて、某会社の役員会

行き帰りの電車の中で読んだ本
「山田真哉のつまみ食い新会社法」「図解頭がいい人悪い人の話し方」
おもしろいけど頭には何も残らないかな、と思いながら読みました。
というより、見ました。

役員会は2時間の予定が4時間。
中身は内緒。
会社っていろんなことがあります。
そして、いろいろな人がいます。プロの集まりですね、会社って。

シンクロニシティは1回だけでしたね。

忘れてました。
「荒川選手、おめでとう」

ではまた。




営業活動の真髄

2006-02-23 06:54:13 | Weblog
昨日、SFA(営業部隊の自動化システム)のソフトを販売している会社で「営業活動」についての議論をしました。

営業活動とは何か?
顧客の情報を収集しながら営業のステップを進めてゆく行動、それをウッチングして営業マンの行動をマネジメントすること、この2つからなる行為を営業活動という

非常に簡素化された、的確な考え方だと思いました。
ここまで研ぎ澄まされると多くの人が「わからない」というかもしれません。

お客様に会いに行って話を聴くわけですね
その話の内容に応じてこちらも情報提供する
この繰り返しがあるわけです

一方で、その話の中に
自分の会社の商品を認知してもらい
それを使うようになったらどうなるかを想像してもらい
採算を計算してもらう
資金の調達方法を考えてもらう

これが営業ですね

営業って簡単な構造をしています。
伺った会社の社長が書かれた本「幸福な営業マン」を頂きました。
帰りの新幹線の中で一気に読みきりました。
営業の仕事っていい仕事ですよね。

こんな考察もたまにはいいですよね。


ところで有料のパーソナル・コーチングを始める、という年初計画、3人目標が現在5人見通し、
これもうれしい状況ですね。
このことはまた詳しく日記に書きます。

考えることの基本

2006-02-22 06:36:12 | Weblog
今日は東京へ日帰りします。
よってこの時間の投稿です。

昨日の仕事から。
考えるということの基本は「フィードバック」

「やったこと」
「わかったこと」
「やること」
これがフィードバック。


「やったこと」
過去、例えば昨日、「○○をやったよ」
「お客様にこう言った」「提案をした」「サッカーの試合をした」

「わかったこと」
ここに注意がいる。

「○○すると上手くいかない」という発見は意味がない。
「○○の場合、○○すると良い」という発見が肝心。
成功要因を見つけることが大事。
多くの人が「できなかった」とか「忙しいときには難しい」という
状況記述になる。これでは考えたことにならない。

最後は「(これから)こうする」
行動の意思決定、である。具体的なアクション項目であることがポイント。

この3つが「考えた」ことの1定型、「フィードバック」

昨日の学習でした。

では、東京で会いましょう。


知的作業者の生産性を高める

2006-02-21 07:57:04 | Weblog
昨日は1日中、会議室。1時間半くらいの会議を続けるのです。
これが私の仕事です。

昨日話題になったこと
知的作業者、最近多くの人がそうですからね
そういう人が生産性を高めるには?

1)選択
2)事前思考(目標共有)
3)細分化と組織化
4)集中

「選択」は「大事なことからやる」「やらなくてもいいものはやらない」ということでしょうか

「事前思考」はやる前に関係者が最終目標像を共有化すること

「細分化と組織化」作業の手順を細かく確認し、作業分担をします。
最適な人が担当する、これが大事ですね。

「集中」邪魔されないように防御して、集中して取り組む。

更に考えますが、今はこんな集約でしょうか。


ネットワーク・アイデンティティという考え方

2006-02-19 18:00:21 | Weblog
東京へ水曜日に行くのですがその準備をしていたら
「ネットワーク・アイデンティティ」という言葉に出会いました。
私の友人である某企業の社長がおっしゃっている概念です。

企業は人の集まりでできている。ネットワークですね。
大量生産時代のキーワードは集合体でしょう。
集まること、集めることで大量生産を実現した。

今は個の時代
個の価値観が価値である時代。
キーワードは分散でしょう。点在する、多様化する。

そして、それはネットワークを生む時代。

企業も人のネットワークでできていて
そのネットワークでコミュニケーションするために使われるのがIT

企業が価値を持つためには
個が価値を持っている必要がある

そして個のネットワークで
個の価値が増幅することが起きなければならない

その機能の様がネットワーク・アイデンティティ

勉強しました、長尾さんありがとう。

昨日買った本

2006-02-18 09:46:59 | Weblog
昨日はP社の役員会へ出席しました。大阪と東京を結んだテレビ会議での役員会。東京サイドがメインで大阪は3人。緊張した役員会になっていました。

新会社法の話を聴き、新会社法、もう一度勉強しなおさなければ、という感じを持ちました。

場所を西梅田に移動して再びテレビ会議。大阪、京都、東京を結んでの会議です。
大阪2人、東京1人、京都3人。
2時間会議して、お開き。

京都への帰り道、本屋さんへ。
「新会社法」の本を買おうと入った本屋で気になって買っちゃった本、紹介します。

本間先生の新しい本、日経文庫「コーチング入門」
何をいまさら、という感じの本ですが、最初のコーチングの紹介部分が新しくよくまとまっている感じがします。

「畑村式わかる技術」
 わかる、ということはコンサルタントにはだいじですね。正しくわかる、ということが。30年来のテーマのひとつです。論理的に理解する、ということですね。直感も大事ですね。

「つまみ食い新会社法」
 これが本来の目的本。本命で買った本。「500円でわかるシンプル版」ですけど。

「図解頭がいい人。悪い人の話し方」
210万部突破したベストセラーの図解版です。コミュニケーションの研究かとしては手が出ますよね。

「図解バランス・スコアカード」
このメソッド、まだ頭にしっかりとは入っていないのです。コーチングに便利だと思って買いました。勉強します。

「日本人として最低限知っておきたい近現代史の必須知識」
渡部昇一先生監修の本、一般の人より詳しいと思うけどきちんとは知らないので「図解」にだまされて購入。帰りの阪急の電車の中でまずこれを読みました。

ということで6冊。図書購入費、予算オーバー。