社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
自分の人生について考え、
人との対話で扱ったことを考え
より多くの人に伝えるブログ

目が見えなくなる

2017-05-31 17:47:31 | Weblog
ぼくの右目
数年前手術したのです

残念ながら失敗したのです。
だから右目は見えません

だから左目しか見えないのです
左目が見えなくなったら

光がなくなるのです

カンヌ国際映画祭
河瀬直美監督の「光」という
作品が注目を集めたと聞きます。

視力が落ちて行くカメラマンが
主人公の映画だと聞きます。

視力が落ちて行く
この恐怖は現在のぼくの恐怖でもあります

視力が落ちて行く
その現実にどう付き合うのか

そういう人って
現実においでだと思うのです
そのことを想います

紫陽花に一筋光早起きす
愚策の俳句です

任命責任、採用責任そして自責

2017-05-30 10:09:23 | Weblog
昔、ある会社で採用の仕事をしていました
10年間くらいでしょうか
多分500人位になるでしょうか

入社して
すぐ活躍する人
なかなか成果に結びつかない人
いろいろな人がいました

その時、採用を決めた自分の責任はどれだけあるのか
悩んだことを思い出します。

いま、そこでふれあった人々と
フェイスブックでやり取りしていますが
皆さんご活躍の様子で
ちょっと安心したりします。

ところで、今、騒がしい前川事務次官問題
「何故当時抵抗しなかったのか」という質問に
「どう動こうと結論は変わらないと先回りして考えた」
と答えています。(京都新聞)

自責を放棄した人の発言
「私はまずいことをした」
にはなっていない

明らかに任命責任は問われるべき
かと思います
それは首相ではなく
任命案を作った人

自責の無い国を、社会を作ってはいけないと
思います


映画「ちょっと今から仕事やめてくる」観てきました

2017-05-29 09:04:38 | Weblog
映画「ちょっと今から仕事やめてくる」を
観てきました

北川恵海さんの原作を読んでいましたので
イメージを確認したくて。

福士蒼太と工藤阿須加の主演
成島出監督の作品です

工藤阿須加って俳優
ソフトバンクの工藤監督の息子さんとのこと
そういえば眼が似ている

なんとなく入社を決めた会社の
部長のパワハラがすごい
小説よりもオーバーに描かれているよう。

人と人との関係性で
幸せ感が変化する

仕事って何のためにしているか

考えさせられる物語りでした

仕事なんかしなくてもいい
という考えを言っているわけではないよ
とどこかでいっとかなければいけませんね。

「熱意ある社員」6%のみ

2017-05-28 11:26:27 | Weblog
26日の日経東京版
14ページのコラムの
見出しの言葉です。
アメリカのギャラップ社の調査結果
世界139か国で調べたと。

従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)調査

「熱意あふれる社員」の比率
日本は6%、アメリカは32%

「やる気のない社員」70%

この調査、どんなやり方だったのか
従業員に聞いたのか
マネージャーに聞いたのか
経営者に聞いたのか
不明

そのことは横においといて

なんでこんなに低いのだろうか

一般的に考えると
やる気をもって会社に入ってくるはず
それがなくなってゆく
なぜ?

自分からやる気をなくす人っているのだろうか?
多分、周囲の影響を受けて
やる気をなくす

そうだとすれば
何が一番影響しているのだろうか
物理的な働く環境
同僚との関係
上司との関係
自分のライフスタイルと仕事とのマッチング(希望と仕事の関係)

ギャラップ社のCEOは
「主な原因は上司」だと。

部下の弱みを改善する
ではなく
強みを見つけそれが発揮できる仕事を提供する
強みを伸ばせば熱意ある社員が増えると。

「喜んでやる」「主体的にやる」
これはムチをたたくことでは実現しない
これは明白、かも知れない。

働き方を変えよう

2017-05-27 08:03:24 | Weblog
昨日、一昨日と
大企業のセッションに参加していました。
今までにない参加者数でしたので
多少疲れました。

さて、
働き方改革
今、はやりの言葉ですよね
その大きな柱になっている考え方は
「長時間労働の否定」
ですよね

働き方の目指すべき方向は
何なのでしょうか。

良い働き方?
それって何で決まるのでしょうか

時間の長さで決めるのでしょうか?
短い時間でやる仕事程
尊いと?

なぜ働くのか?
ここが問題です。

私たちは一人では生きて行けません
多くの人の力を借りて生きています。

そのことが維持されるためには
そのネットワークに自分も
参加するしかないのでは?

それを時間で測るようになっている
何故か?

他国との比較から、
ということがありますよね

長時間で働く人が事故を起こしたから
ということもあるのでしょうね

他国となぜ比較する必要があるのか?
なぜ事故が起きたのか?

本質の問題に向かいたいですよね



社是を考えます

2017-05-24 07:06:22 | Weblog
昨日紹介した
宮野利盛が考えた社是

お客様のため
土地のため
従業員のため
株主のため
創業者等のため

これを解説したいと思います

お客様のため
これは解説要りません

土地のため
地域社会のために会社はある
ということですね
雇用を生み出すこと

従業員のため
従業員が成長の機会を得て
幸福な人生を実現するために
会社はある

株主のため
これも開設は要りません。

創業者等のため
「等」これが難しい
私の質問にベテランの社員の方が教えてくださいました。

会社が存続しているのは
創業以来働いてきた人たちが
創意工夫してくれたからである
創意工夫した人達も創業者だといえる
だから会社は創意工夫する人達のためにもあると。
会社は合理化に励む人のためにもあると。

深い!と思いました。
こんな考えを持った経営者が
いたということ
誇らしく思います。

宮野利盛という人がいた

2017-05-23 10:56:01 | Weblog
昨日の話を続き
です。

私の経歴の中に
宮野利盛という人が居るのです

1965年大学を卒業して
長野県坂城町(当時の名称)にある
アルプスツールという会社に入るのです。

もともとはミヤノという会社で採用されたのですが
その子会社に配属になったのです。

これまでの人生はとても良い人生だと思うのですが
それはこの会社に入ったことが
大きく影響していると
考えています。

その会社の創業者が宮野利盛というわけです
東京の人のようですが
戦争で会社ともども疎開をして
長野県に引っ越したと聞いています。

その会社の「社是」

お客様のため
土地のため
従業員のため
株主のため
創業者等のため

すごいと思いませんか?
残念ながら今は別の経営理念を
かかげていらっしゃるようです

この社是の概念は
基本的に
日本の多くの会社が
考えていた会社の在り様
だったのではないかと思うのです

宮野利盛
このかたはすごい人で
自動旋盤を作って事業にした人です
初めはやすりを作っていたようですが
その工程を改善する過程で
自動旋盤をつくり、それを本業にしたのです。

それだけではないのです。
当時では中小企業では珍しいと思うのですが
フレデリック・テーラーを学び
二宮尊徳を研究し
「日暮硯」を著した松代藩家老恩田杢を見出し
世の中に広めた人でもあるのです。

3人に共通する言葉は
「合理化」
です

先に挙げた社是をいつも唱和していました
それが私の企業観の原点なのです

そして「合理化」が
私の一生の仕事になっています



「持続可能な資本主義」という本を読んで

2017-05-22 15:53:54 | Weblog
石井さんという友人がいる
彼は萱吹き屋根の職人であり
中小企業診断士でもある

その彼に本を1冊紹介してもらった
新井和宏著「持続可能な資本主義」
それを読み終えた

著者は「いい会社」に投資をする
鎌倉投信の人である

考えたのは
「いい会社」

10年くらい前からの
考察テーマである

その論が展開されている
結論は「8方よし」の経営

その論を横においといて考える

私の仮説的結論は
「社会の公器」として機能している会社

会社は経営者のものではない
社会のものである

よって経営者は
自分中心の経営をしてはならない
自分勝手な経営をしてはならない

社員の人生を幸福にする経営をしなければならない
顧客に選ばれる経営をしなければならない
社会に貢献できる経営をしなければならない

と考えているのです。
この考えを根底に持ち
コンサルティングもしている
つみりでいる

さて、話を展開して
本の中で
GDPの成長、これって本当に必要なのか
という問いかけがあった
いつも考えているテーマので
びっくりした。

この話はまたの機会に。


コンプリメントって?

2017-05-17 09:06:13 | Weblog
3日間、Team+ing という研修を受講してきました。
会議の活性化を通して
組織を活性化し
リーデーを育てるという取り組み
その進め方を教わってきました。

この取り組みは
コーチングのコーチの仲間での
取組でした。

コーチング、興味をお持ちですか?
相手が前向きになるような会話マネジメント
これがコーチングです。

コーチングで一番難しいこと
それは相手と信頼関係を創ること

これがないと何にも進まないのです

日常の会話を思いだしてください
信頼関係を意識していますか

これがあるのとないのでは
大きな違いが生まれます

そのための方法
それがコンプリメント
相手が今できていることを
伝えること

一般には「ほめる」といいますが
ほめることではありません。

「前回よりだいぶ早くなってるよに見えるけど」
こんな感じでしょうか

試してみましょうか




学習する人の参考書紹介します

2017-05-10 12:01:47 | Weblog
学習できる人、学習できない人
この話の続きを。

マリリーG.アダムス署「すべては前向き質問でうまくいく」ディスカバー社

50ページにユニークな絵が紹介されています
人の道
2つの道がある
一つは学習する人の道
今一つは批判する人の道

学習する人の道は
自責の道です

批判する人の道は
他責の道です

どっちを選ぶか?

無意識に選んでいる人も多い

もう一つ
紹介します。
ロジャー・コナーズ他著「主体的に動く」ディスカバー社

ラインの下にいるか上にいるか

「ライン下」
様子を見る、言い逃れる、混乱、責任の押しつけあい、
無視する、否定する、自分の仕事ではない

「ライン上」
現実を見つめる、当事者意識を持つ、解決策を見出す、行動に移す

まずライン下にいることを認識する(被害者意識) 

言動をチェックするチェックリストが紹介されています。

2つの書籍
自責の人、当事者意識を持つ人
学習できる人はそういう人だと
教えています。

ご紹介まで。