社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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人との対話で扱ったことを考え
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自尊心

2008-07-27 15:19:28 | Weblog
今日、講義のかなで出てきた言葉
それが「自尊心」

gooの辞書では
自尊
(1)自分で自分を偉いと思い込むこと。
「―の念が強い」
(2)自分の人格を尊重し、誇りをもち品位を保つこと。
「―自重」「善者は必ず―自謙の心あるを以て/花柳春話(純一郎)」

自分を尊ぶ心
私は長い長い人間の累計の元で生まれてきている
多くの知恵を継承している一人である
私は多くの人に教えを受けてきている
私は多くの経験をしている
私は多くの人の信頼を得ている
私はこれまで周りの方々へ多少の貢献もしてきている
私は人との約束をできるだけ尊重し、実践してきている
私はいくつかの役割を引き受け、成果が期待されている

私はそれなりに存在価値のある人間です

自尊心がなければ元気は出ない

自尊心を育てるには
周囲からの感謝の言葉を
こぼすことなく拾い上げることではないかと
そして周囲の人に、いつもより倍のねぎらいの言葉を掛けること
言葉掛けで
微笑み掛けで
承認を得ることが
最も自尊心を大きくするから

もし、自尊心がなくなるように感じたら
泰然として
ルーティンに生きる
そうしていれば自尊心も戻ってくるから

貢献は自尊心が創るもの

昨日の講義の中で出てきて
ずっと気になっている言葉
です。

マリナーズ観戦記(3)

2008-07-23 22:28:51 | Weblog
シアトルの夏は寒いです
その中で
マリナーズのトレーナーの招待で
レッドソックスvsマリナーズ
2戦目を見せていただきました。

レッドソックスは先発松坂
7回、打ち込まれて岡島へ

一方マリナーズは
途中からキャッチャー城島

イチロー選手の鮮やかな2塁打も出て
素晴らしい1戦になりました。

4対2
マリナーズ応援の僕には
残念な結果になりましたが
7回の盛り上がりなど
見ごたえのある1戦になりました

球場運営の巧みさ
アメリカ人の軽い乗りの気質
野球スタジアムの楽しさの要素は
一杯在るのでしょうね

こんな体験をプレゼントいただいた僕らのトレーナーに
感謝!!!

マリナーズ観戦記(2)

2008-07-22 15:56:25 | Weblog
生まれて始めて
メジャーリーグの野球観戦をしました。
マリナーズVSレッドソックス

セーフコ・フィールド
最初にセーフコのツアーに行きました
8ドル、日本円で1000円前後
これだけのお金ですごい見学をしました
それはアメリカの野球ビジネスの舞台裏を見た
そんな感じです

ガイドは千葉出身のお嬢さん
フレンドリーで子どもたちは大喜び
サービス業の基本ですよね
僕もうれしい思いをしました

さてさて、対戦です。
4対0で、レッドソックス

マリナーズは効率の悪い攻撃が仇。

選手の瞬間の真面目さ
それは瞬間の集中力
すごいなあと思いました。

こうなると、勝ち負け関係ない!!
(だれかのギャグ!!!)

でも勝たなくっちゃ。
この二つの距離の近さ!!!

明日は?
レッドソックスの先発ピッチャーが
誰か?

楽しみです。

マリナーズ観戦記(1)

2008-07-21 19:46:48 | Weblog
今、シアトル、7月21日
午前3時40分です

昨夜、マリナーズのコーチと会食をし、
8時過ぎにホテルに帰りました
シアトルの午後8時はまだまだ昼間の感じ

サマータイム、こんな感覚を作り出すのですね

マリナーズは昨日も負けたみたい
イチロー選手もヒット0とか。

大記録を当地で見られるのは
ムリなようですね。

今日、レッドソックスの第1戦、見に行きます
その前に「スタジアム・ツアー」というのがあって
それに行ってきます。

今は、コーチに会いに行くという約束を
友人の尽力で実現できたことに
感謝しています。

第2報、楽しみにしてください

何のために働くのか(2)

2008-07-19 06:55:58 | Weblog
「仕事は何のためにするのか」
秋田での仕事の話です

何のために仕事をしているのか?
という質問に帰ってきたのが
「生活をするため」

「お金が無ければ暮らしてゆけない」と。
この話には論理の飛躍がある

お金が無ければ、食材が買えない
お金が無ければ、住まいが手に入らない
お金が無ければ、電車に乗れない

だから、暮らしてゆけない。

自分で野菜を作る、稲を作る
昔はそうだった

みんなで家を作る
昔はそうだった

昔は歩いてお伊勢参りをした

今は仕事が専門化して
みんなで分業している
だからお金を介在さして仕事をしあうことになった

だから暮らすためには
他人のために仕事をしなければいけない

仕事は他人に役立つためにやる
ということになる

という話が
聴かれました


元スパー店長と話すー続編

2008-07-11 18:23:51 | Weblog
周囲に貢献できていることが実感できるとき
今までにないモチベーションの高さを感じます
これが先のブログに書いたこと

その後また彼と話をしました。
目標の質を高くすることについて
「具体的に何をするのか?」
聞いてみました。
そしてなるほどと思いました。

答えは「人の指導をさせる」
他人の能力を開発することを
目標にするのですね。
同じアルバイトでも自分との能力差があるひとの
教育をする

勿論、教育の要請をするときは
「指導するときの要領」を指導するのだそうです
目標を共有する
その目標達成のコツを理解してもらう
適切な間隔で確認をする
その結果をフィードバックする

達成できたらともに喜び
達成できなかったら一緒に悔しがる

この体験をしてもらう
という答えだったのです

すごく納得しました。
教えることは学ぶこと
ですよね

みなさん、この話どう思われますか?

こんな人が仕事で成功している

2008-07-07 11:20:42 | Weblog
先週の金曜日
コーン・フェリー・インターナショナルの代表取締役
橘・フクヤマ・咲江さんのお話を聴く機会を持ちました
テーマは「世界レベルから見る人材市場」

経済の変化
⇒グローバル化、フラット化、技術革新、中国・インドの台頭
それを受けた企業の変化
それを受けた社会の変化
⇒価値の多様化、人材の流動化、人生の選択肢の多様化
それを受けた個人の変化
⇒成功キャリアパスの変化、マインドセットの変化、キャリアパスの見直し
という整理がされました

「サービス化」が抜けているので
この後の考察に少し違和感を持ちました

今、求められているのは
グローバルでプロフェッショナルなチェンジ・エージェントだと。
これはそうでしょうね。

そして、日本の企業風土、人材特性は
これからの時代世界に注目されない、という結論。

ちがうという感じがします
「貢献」をシャドウワーク化する日本人の特質は
これからの時代、世界の手本になる日が来ると
ぼくは思います

「こんな人が仕事で成功している」という
経験から気づかれた概念の紹介がありました
1.自分の人生は自分で責任を持つ
2.多様な経験を通じて多様な価値観を理解することで
  自分の価値基準を持っている
3.成功の人生キャリアは自分で創る(自律したキャリア形成)
4.どんな機会も有効に活用する(やってみなければわからない)
5.できない理由を考える前にどうすればできるかを考える
6.自分の能力を自己査定し、向上の方法を意識する(充実した人生)
  人生についても戦略的思考を持つ。

みなさんどう思われますか?
参考になりますか?

何のために働くか

2008-07-06 16:08:13 | Weblog
昨日の講評の復習をします

なぜ計画を立てるのか?
なぜ計画達成が必要なのか?

それは何故生きるのかから始まる長い長い考察がある
長いつながりで生れた
だから生きる
できるだけ元気に楽しく

元気で楽しくなるもとは何か?
暖かな交流 家族 友人
その人たちも元気で楽しくなければ
その環境は私が作る

そのためには働かなければならない
働く
誰かが買って下さる価値をつくらなくちゃ

それには能力が要る

まず学校へ行って学習をする
知識がつく 言葉を知るとか
基礎的技能が着く 計算ができちゃうとか

それだけでは価値は創りだせない
仕事をしてみなくっちゃ

目標を創って
それを達成する

更に目標を高めて
それを達成する

成長する、成長を実感する

だんだん難しい仕事もできるようになる
価値が高いものもできるようになる

成長するためにも仕事する

大きくなるために仕事をしよう
貢献が大きくなるように仕事をしよう

そんな話でした

元スーパー店長と話す

2008-07-04 11:24:01 | Weblog
元スーパー店長といわれた人物と話をしました
驚きました
すごく驚きました。

モチベーションが高くなる
それには2つのレベルがあると。

自分ひとりのレベルでモチベーションが上がる
周りの人のモチベーションを考えるようになるまでモチベーションが上がる
この二つ

僕の経験では後者でないと本当のモチベーションにならない
彼は「後のほうでないと持続しない」と。

指導の段階を問うと
「不安がないようにする」
(一日の流れを細かに説明して何が起きるのかを理解させる)
(いじめがないようにする)

「目標を持って一日を送る習慣をつける」
「目標を達成する習慣をつける」
(達成しなかったとき何故かを追及しない)

「お客様からの評価を意識するようにする」
「評価ではなくお客が本当に喜んでいるかどうかに注目させる」

「目標レベルを上げるようになる」
(人を育てる目標を持つようにする)
これでモチベーションのベースができた 

この状態では
「できる人とできない人の差が出ても、
その差を埋めるような動きが生まれる」

いわゆるオーナーシップが醸成されたということになるのでしょう
それにしてもさすが元スーパー店長です
このレベルの概念がしっかりできている人は
めずらしい。

何のために店員のモチベーションをあげるのですか?
意地悪質問をしたら
「20年30年後にその人独自の個性を持った社会的な価値を
作り出せる人を育てるためです」
と即答された
「顧客満足を高めるためです」ではなかった

これって居酒屋の業界では「常識」なのだろうか?
そんなことはないですよね
本当に驚きました

世の中、捨てたものじゃないですよね

現在の日本人が持っている欲求

2008-07-03 14:50:09 | Weblog
博報堂に「生活総合研究所」というのがあって
定期的に「生活動力調査」というものをやっているらしい
その2008年版の概要の解説を聞いた。

この調査は
・生活者の環境の変化
・生活者の価値観の変化
・(この二つを踏まえた)市場の今後予測
という内容になっている

興味を持つのは「生活者の価値観の変化」
今日本人はどんな欲求を持っているか
ですかね

出された答えは
「根の欲」「手の欲」「果の欲」

根の欲は
地域社会にしっかり根を置き
周囲の人々との強い関係を感じながら
活きてゆきたいという欲求

手の欲は
自分の身体を使って
その身体にいろいろのことを実感しながら
手間隙かけて、手作り感のある生活をしたい
という欲求

果の欲求は
自律して
創造的に挑戦し
成果を確実に手にしている生活をしたい
という欲求

ここまでの話でどんなキーワードを思いつきますか
僕は「本物の生活」という言葉です。
人間が永く追求していたものを
実際の生活で実現させたい
そんな想いにも感じられますね

ひょっとすると
江戸時代にはあった生活かもしれません

でも希望が持てる価値観ですよね
将来が楽しみになってきます